第23回策定会議への要望書

○氏名   :中村 融

○ご意見の内容:

要望書 策定会議委員各位並びに近藤議長&事務局の皆様、第23回策定会議の『研究開発・放射線に付いて』の議題に即して以下の要望をお送り致しますので、ご審議の上で予算処置を伴う開発課題としてご決定して戴けます様要望致します。
①現在稼動中の原発を40年を限度として廃炉とし、これに替わってIAEAのGIFⅣにリスト・アップされている固有安全で都市部にオン・サイトで展開出来、コ・ゼネで追随運転可能なメンテも燃料交換も必要なく燃料補充・追加により連続運転可能な液体燃料のトリウムーウランサイクルを利用する溶融塩炉開発を開発課題としてプログラムして貰いたい。
②余剰プルトニウムと核兵器解体から出てくるプルトニウム及び使用済燃料を『フリーゲート法』で処理すべきで、これは『ビュレックス法』と比較して、速やかに、安全に、1/10のコストで乾式再処理が出来、プルトニウムをMOXに加工することなく、そのまま溶融塩炉に溶かして燃料として利用し尽くすことができる、そして高レベル放射性廃棄物もガラス固化するまでも無く、地層処分も必要なく、そのままで溶融塩炉の液体燃料に溶かして循環させる事で消滅させる事が出来る。その為、これに必要な研究開発プログラムを決定して戴きたい。
③開発課題としてNa冷却増殖炉に替えて古川和男氏提唱の『大電流陽子加速器増殖炉』で増殖が倍増年約10年と言う商用可能な増殖炉の開発を研究&開発の課題として決定して戴きたい。
以上宜しくお願い致します。敬具。