策定会議配布資料や委員の偏り

○氏名   :本田 佳世

○ご意見の内容:

原子力委員会は原子力を推進するといいますが、ただやみ雲に推進するわけでは無く、国民の利益のために推進するのであれば、原子力発電が持つ短所を全て挙げてもなお、他電源と比べて優位性があると客観的に評価する作業が必要だと思います。
しかし実際は、原子力に反対の意見をもつ委員の割合が少ない上に、第21回目の資料第一号、資源エネルギー庁がまとめた「エネルギー政策における原子力発電」のように原子力に不利益な情報をあまり出さない中途半端で偏りのある資料をもとに議論をしているので、原子力政策に対する国民的理解を求める誠意が感じられません。
また、原子力発電固有の問題を軽視している状況から、その内容が現実的な意味をなすのかどうか疑問です。こういうところを改善して、原子力委員会への信頼と日本の将来に安心が持てる、技術立国・環境先進国として世界に誇れる方針を作っていただきたいです。