策定会議の運営に付いての要望、その他。

○氏名: 中村 融

○ご意見の内容:

前略。第14回新計画策定会議資料が掲載されまして「中間取り纏め」に関しての議事録をトレースする事が出来ました。そこで気の付いた事に付いてニ・三要望・要求して置きたいと思います。
①策定会議への要望に付いては、そのタイトルを資料としてリストアップして委員各位に資料としてお渡しし、ITWeb資料として掲載され、必要なら内容も読めるようにして貰っています。
しかし、委員各位には、そのタイトルだけではなくて内容も印刷して資料としてお渡し願いたいと要請します。委員各位に、タイトルだけではなくて内容も読んで貰い、会議の席で適切にこれらの要望を取上げて審議に掛けて貰いたいからです。
今のままでは、殆ど要望は無駄になっています。是非とも宜しくお願いします。 これから先の事ではなくて、これまでの要望など総てを是非このようにして委員各位に配付して下さい。この要望に付いては是非直接回答願います。
②「中間取り纏め」の位置づけ・性格が判りました。
あくまでも中間取り纏めであって、最終的に、これから先『基本的な見直し』も有り得るものと理解しました。もし、この理解が間違っているのでしたらメールで私宛にその誤解の意味する所を説明して下さい。
③要望などへの回答が掲載されました。
内容に即して分類して掲載されています。しかし、個々の要望への回答としてのものが必要だと考えます。是非、そうして下さい。
④私の要望に付いて言えば『策定会議』の企画として「夢の有る原子力システムに付いて」と言うようなテーマで『策定会議を開いて貰いたい』と言う要請なのですが、これに対する回答がありません。
やはり、個々の要請に対して応える形での回答が必要です。
⑤『溶融塩炉』に関して「GIFで六つの炉型の一つとして採用されている」が「推進する幹事国が溶融塩炉だけ決まっていない」と記述としてのニュアンスでは「否定的な」ものになっています。 GIFで採用されたと言う当然の大きな評価と幹事国が決まっていない経緯とは自ずから、その意味する所は違う訳です。
わが国の研究者である古川和男氏が提唱されてGIFで採用された訳ですから、わが国が幹事国になるのが当然なのに『それをしないからこうなっている』と言える訳でも有ります。もっと、わが国の研究&開発の自主性を大切にして貰いたいと念願せずにはいられません。
原子力委員会として是非とも、積極的に『溶融塩炉の幹事国になって、推進するように要望したい』ものです。私への直接の回答をお願いします。