第六分科会報告書に盛り込むべきと考えられる意見として次のことを提案します。[放射線の健康影響]にたいする調査研究は、原爆被爆国ということもあり、我が国が世界で最も広く深い知識を持つ分野であり、科学的知識と社会の要求の関連についても真剣な経験をもっています。放射線の健康影響については、議事録をみていただければ明らかなように、毎回努力して発言していますが、健康影響を研究している委員の数が少ないため報告書とりまとめに盛り込まれるかどうか心配しております。
国際協力として、原爆被爆国の我が国が如何に国際的に重視され信用されているかをご勘案のうえ、とりまとめで正当に評価下さるようお願い申し上げます。
なお14日に第五分科会の報告がありますが、私は日米合同のワークショップのため出席できません。しかし国際協力のうえで、我が国の健康影響の調査結果が世界のGolden Standardになっていることを改めて強調しておきたいと思います。このことを申し上げるために私は第六分科会を希望いたしました。
2000年3月10日
放射線影響研究所 理事長
長瀧重信