平成11年12月10日
科学技術庁原子力安全局
核物質防護対策室
核物質防護に関するIAEAガイドライン
(INFCIRC/225/Rev.3)の見直し状況について
- (1)IAEAガイドラインの概要
- 「核物質防護に関するIAEAガイドライン」(INFCIRC/225)は、国内か、国外か又は平和的利用か、軍事利用かの別を問わず、核物質の使用、輸送、貯蔵等全般にわたる防護措置に関する国際的な共通指針が示されている。
本ガイドラインは1975年に公表されて以来実情にあわせ、1977年、1989年、1993年にそれぞれ改訂が行われた。
1997年11月、近年の核物質防護に係る技術の進展、各国の核物質防護へのアプローチの変化などに対応し、INFCIRC/225/Rev.3の見直し作業が開始された。主要国による見直し会合に引き続き、1998年6月に「第1回核物質防護に関するIAEA勧告INFCIRC/225/Rev.3見直し会合」が開催され、同年10月には第2回会合が開催された。これらの検討結果を踏まえIAEAは、1999年6月、INFCIRC/225/Rev.4を公表した。
- (2)INFCIRC/225/Rev.4の概要
- INFCIRC/225/Rev.4の主な内容及びRev.3との比較を別表に示す。
- (3)今後の対応
- 現在、電源特別会計委託費による「核物質防護体系確立に関する調査」が計上されており、平成11年度〜12年度に亘り原子力施設の設計基礎脅威の想定について調査を進めることとしている。なお、本調査の報告書は原子力委員会核物質防護専門部会での議論の基礎資料として活用することを考えている。
