平成12年1月24日
九州電力(株)
福永 節夫

「検討に当たっての視点(素案)」に対するコメント

  @具体的な研究開発項目に限られた議論ではなく、原子力先端技術開発の理念及び仕組み(意義・方向性、研究開発体制・役割分担の考え方等)と具体的な研究開発項目を区別した長計が望ましいと考える。
特に、個別の研究開発項目に関する今後の加速/減速方針或いは優先度・資金投下に関する検討については、主に各項目の研究開発の当事者で構成される本分科会にて実施するのはいかがなものか。むしろ、研究計画及び成果を定期的にチェックアンドレビューする恒常的な仕組みについて本分科会で検討すべきではないかと考える。

  A検討の視点として、以下についても議論し長計で言及することを希望する。
  • 研究開発計画及びその成果についての評価の仕組み
  • 研究開発の状況・成果に関わる情報発信及び技術移転方策の仕組み
  • 研究開発に関わる人材育成方策

以上

検討に当たっての視点(素案)

平成11年11月

1 検討範囲(前提条件)
(1)未踏分野への挑戦
  • 加速器の研究開発
  • レーザーの研究開発
  • 放射光の研究開発
(2)持続可能な発展
  • 核融合の研究開発
  • 研究炉、中小型安全炉

2 検討の視点
(1)それぞれの分野の研究開発の現状を聴取し、これをさらに進める必要があるのかどうかを検討。(研究開発の必要性)
(2)必要性があるとした場合、その研究開発にどのような意義があるのか検討。(研究開発の意義)

  • 我が国経済の発展(技術革新等)に寄与する可能性が高い
  • 人類の知的共有財産の創成に資する
(3)その研究開発を加速すべきか、減速すべきかを検討。(研究開発の重要性)
(4)どのような研究開発項目に、どのような優先度で、どの程度の資金を投下するのが適切かを検討。
検討に際して考慮する期間は、今後30年程度を見通して、ここ5年程度の研究開発戦略を明らかにするよう努める。(研究開発の緊急性、その戦略)
(5)どのような研究開発体制で進めることが適切かを検討。(大学、研究所等の役割、連携)
(6)国際社会への発信

3留意事項
各研究開発分野に共通又は派生する問題(横断的事項)、例えば、国際協力、人材養成(若者の参加意欲増進等)等については、各研究開発分野の検討が一段落したの後に適宜検討する。