(1)漏えいの防止(図1参照)
「もんじゅ」における2次ナトリウム漏えいは、温度計さやの設計・製作段階において、流力振動に対する考慮が不十分であったこと、さや段付部の丸み指定がないこと等が原因であった。このため、再発防止対策として、流力振動に対する健全性、ナトリウム内包壁の健全性の点検を行い、その結果を基に、破損した温度計と同型のものすべてについて改良型のものに交換または撤去する等の対策を行うこととした。
(2)漏えい影響の抑制
空気雰囲気中に設置された2次主冷却系などからナトリウム漏えいが発生した場合、漏えいナトリウムとコンクリートとの直接接触を防止するという床ライナの機能を維持し、事故が発生した系統から他の健全な系統へ影響を及ぼさないようにすることが重要である。このため、ナトリウム漏えいを早期に検出し、かつ、事故の拡大防止及び影響の緩和を確実なものとして安全性に万全を期す観点から、以下に示すような改善方策を講じることとした。



