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「原子力技術研究に関する日インドネシア共同シンポジウム」について

令和2年12月15日(火)
原子力政策担当室


内閣府原子力委員会は、インドネシア原子力庁(以下、BATAN)との共催により、下記のとおり、「原子力技術研究に関する日インドネシア共同シンポジウム」を開催しました。本イベントは両国の原子力技術及び放射線利用分野における研究・高等教育機関間の交流の促進を図るとともに、当該分野の研究開発の進展及び国際的な人材育成・確保に貢献することを目的として、開催しました。

概要
1.日時: 令和2年11月11日(水)11:00~18:00
令和2年11月12日(木)15:00~18:10
2.実施方法: オンライン(Cisco Webex)での配信
3.言語: 英語
4.主催: 内閣府原子力委員会
5.共催: インドネシア原子力庁(BATAN)
プログラム

1.基調講演

岡 芳明 原子力委員会委員長
アンバリヤント ディポネゴロ大学 副学長
アンハル・リザ・アンタリクサワン インドネシア原子力庁(BATAN)長官

司会進行: 北郷 太郎
内閣府原子力政策担当室参事官
経済協力開発機構原子力機関(OECD/NEA)原子力法委員会(NLC)副議長
国際原子力機関(IAEA)国際原子力損害賠償専門家グループ(INLEX)委員

2.分野別プレゼンテーション

各大学の専門家から、自身の研究内容と所属大学の紹介を実施しました。(※プレゼンタイトルについては、仮訳)

<原子力工学分野>
①日本側発表者
  • 北海道大学工学研究院量子物理工学専攻 教授 三輪 修一郎
    「北海道大学の紹介」
  • 東京大学大学院工学系研究科原子力専攻 准教授 酒井 幹夫
    「原子力工学における高度マルチフィジックスシュミレーション」
  • 東京工業大学科学技術創成研究院先導原子力研究所 教授 小原 徹
    「革新的原子力システムにおける、東京工業大学での原子力工学教育」
  • 電気通信大学機会知能システム専攻 教授 大川 富雄
    「電気通信大学における、溶融塩の熱水力研究」
  • 早稲田大学共同原子力専攻 准教授 山路 哲史
    「早稲田大学の原子炉設計と原子炉安全性のための原子炉物理学と熱水力学」
  • 長岡科学技術大学原子力システム安全工学専攻 教授 村上 健太
    「原子力安全のための材料システムのモデリング:極限環境における複雑現象を予測するための知識基盤構築の方法」
  • 福井大学附属国際原子力工学研究所 副所長兼教授 宇埜正美
    「福井大学原子力工学研究所での原子力工学教育及び研究の紹介」
  • 京都大学原子力基礎工学研究部門 教授 中島 健
    「京都大学における、統合放射線・原子力科学研究所での研究活動」
  • 大阪大学大学院工学研究科環境・エネルギー工学専攻原子力社会工学専攻 教授 北田 孝則
    「大阪大学の原子力工学の教育と研究の概要と原子力物理学と確率論的安全性評価の研究トピック」
  • 九州大学工学府量子物理工学専攻 教授 藤本 望
    「九州大学での一般的な概要及び応用量子物理学・原子力工学科の研究と教育の概要」
  • JAEA安全研究・防災支援部門規制・国際情報分析室グレーデッドアプローチ検討グループ グループリーダー 中塚 徹
    「~原子力安全の継続的な向上のために~自身の研究歴及びJAEAの原子力安全研究センターの概要」
②インドネシア側発表者
  • インドネシア原子力庁(BATAN)原子炉技術・安全センター モハマド・ダンダン・プルワディ
    「研究炉の運転寿命円強のための経年管理適用の戦略」
  • インドネシア原子力庁(BATAN)原子力評価センター センター長 スーパーマン
    「インドネシアの原子力プログラムの現況」
  • ガジャマダ大学工学部基礎工学科原子力工学研究プログラム アンダン・ウィディ・ハルト
    「ガジャマダ大学原子力工学科での研究開発」
  • バンドン工科大学核生物物理学研究部門 教授 ザキ
    「高度モジュラー長寿命高速炉の設計と分析」
  • ディポネゴロ大学プラズマ研究センター 教授 ムハンマド・ヌル
    「インドネシアにおけるコールドプラズマの応用に関する研究と核融合のための理論的研究」
  • ディポネゴロ大学科学数学部物理学科 教授 ワヒュ・セティア・ブディ
    「医療物理学利用及び放射線防護のためのシリコンゴムベース材料の開発」
<放射線利用分野>
①日本側発表者
  • 群馬大学腫瘍放射線学重粒子線医学研究センター センター長兼教授 大野 達也
    「群馬大学における炭素イオン線を用いた先端がん治療」
  • 東京大学総合研究博物館 教授 松崎 浩之
    「アントロポセンの加速器質量分析と地球科学」
  • 長岡科学技術大学原子力システム安全工学専攻 教授 末松 久幸
    「パルス電子ビームによって誘発されたK-Na-Clの点欠陥」
  • 福井大学附属国際原子力工学研究所 教授 泉 佳伸
    「生細胞とDNAに対する照射の影響」
  • 大阪大学放射線科学基盤機構 教授 能町 正治
    「放射線計測におけるインターナショナルスクール」
  • 大阪大学放射線科学基盤機構放射線科学部門 特任教授 豊島厚史
    「大阪大学での標的アルファ治療の開発」
  • 大阪大学大学院工学研究科・環境エネルギー工学専攻 教授 村田 勲
    「大阪大学の放射線教育及び研究とBNCT及び関連研究の概要」
  • QST量子医学・医療部門 研究企画部 研究企画グループ グループリーダー 松藤 成弘
    「QSTの一般的な概要及びイオン線を用いたがん治療の概況」
②インドネシア側発表者
  • インドネシア原子力庁(BATAN)原子力技術工科大学 エディ・ギリ
    「原子力教育残量ポリテクニック:インドネシアの原子力技術における高等職業教育プログラムの新概念」
  • インドネシア原子力庁(BATAN)アイソトープ・放射線利用センター トッティ・チプトスミラット
    「原子力技術の利益、開発、機会」
  • ディポネゴロ大学医学部放射線科 クリスティーナ・ハリ・ナワンシュ・プリハサンティ
    「放射線医学:診断から治療まで」
  • ディポネゴロ大学科学数学部生物学科大学院研究科 教授 トリ・レトナニングシュ・スエポロボワティ
    「湖沼管理の基礎としての年代層序学への原子力応用」
  • ディポネゴロ大学水産・海洋学部海洋科学部門 教授 ムスリム
    「海洋における人為的放射性核種の活性と分布」
  • ディポネゴロ大学大学院研究大学 ハディヤント
    「汚染された土壌からの放射性物質の植物修復モデリング」
  • セベラスマレット州立大学分子生物学研究室 スタルノ
    「農業における放射線応用」
  • サティヤワカナクリスチャン大学 スリヤサトリヤ・トリハンダル
    「2015年~2020年のBNCT開発におけるインドネシアの経験」







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