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成長に向けての原子力戦略



 原子力委員会は、平成17年に原子力政策大綱を策定し、「原子力発電は長期にわたってエネルギー安定供給と地球温暖化対策に貢献する有効な手段として期待できる」と位置づけて、取組の基本的考え方を示しました。これを受け、現在、安全の確保を大前提に、原子力発電の役割を増大させる様々な取組が行われています。また、放射線利用についても「その特長を伸ばし、課題を克服する努力を継続的に推進」するとしています。
 政府は、すべての主要国による公平かつ実効性ある国際枠組みの構築や意欲的な目標の合意を前提として、2020年の我が国の温室効果ガスの排出量を1990年比で25%削減するとの目標を掲げました。併せて政府は、「グリーン・イノベーション」、「ライフ・イノベーション」などを戦略課題とする方針を含む新成長戦略の骨子を公表し、6月までにその内容を固めるとしています。
 我が国の原子力発電は、地球温暖化対策として重要な役割を果たしています。さらに、これを担ってきた原子力産業は、この観点から引き続き国内において設備投資等を行っていくことはもとより、原子力ルネッサンスと呼ばれる国際的な原子力発電への関心の高まりに対応して貢献していくことも期待されます。また、放射線利用は医療や農業分野を中心に国民生活の水準向上に寄与しています。したがって、政府のこうした目標や戦略に対して原子力が様々な役割を担いうることは明らかです。
 そこで、原子力委員会は、原子力政策大綱に示す基本的考え方に則って原子力開発利用を着実に進める中で、こうした政府の目指すところに効果的に貢献することが重要と考え、重点的に推進すべき施策を明確化することとしました。(検討内容、検討方法についてはこちら

<定例会議・臨時会議>
平成22年  05.25 第29回 資料 / 議事録
 05.13 第27回 資料 / 議事録
 05.11 第26回 資料 / 議事録
 04.27 第25回 資料 / 議事録
 04.23 第24回 資料 / 議事録
 04.20 第23回 資料 / 議事録
 04.06 第21回 資料 / 議事録
 04.01 第20回 資料 / 議事録
 03.30 第19回 資料 / 議事録
 03.30 第18回 資料 / 議事録
 03.23 第17回 資料 / 議事録
 03.16 第15回 資料 / 議事録
 02.23 第08回 資料 / 議事録
 02.18 第07回 資料 / 議事録
 02.16 第06回 資料 / 議事録

<委員会決定>
平成22年5月25日 成長に向けての原子力戦略英語版
平成22年2月16日 成長に向けての原子力戦略の策定について


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