「市民との懇談の場」開催計画
(事務局案)


1.開催趣旨
 原子力に対する国民との信頼関係を確立するには、原子力関係者が安全確保を大前提に、着実に安全運転の実績を積み重ねていくことが不可欠である。そのような中で、なぜ、東京電力(株)の自主点検作業記録に係る不正記載に関する問題が起こったのか。どこに問題があるのか。徹底的な情報公開とは。また、東京電力などの問題を契機に、原子力発電運営上の安全とは何か、また安心とは何か、という観点からご意見をうかがう。

2.開催日平成14年11月
3.会 場東京都内(仙台、名古屋、大阪でも開催?)
4.時 間 4時間(2部構成)
 第1部 パネルディスカッション        2時間
 第2部 コアメンバーによるディスカッション  2時間
5.規 模300〜500名
6.テーマ ○原子力の安全・安心について
○原子力と情報公開について
 −東京電力(株)の自主点検作業記録に係る不正記載に関する問題を契機として−
7.パネリスト 3名程度
(原子力技術の専門家、情報学・コミュニケーションの研究者、法律家、評論家など)
8.報告者 東京電力(株)や経済産業省原子力安全・保安院からの取材に基づき第三者が行う。
(東京電力(株)や経済産業省原子力安全・保安院は求められたときに説明が行えるよう会場に待機する)
9.参加者 新聞広告、原子力委員会ホームページにより一般公募。
10.司会・進行コアメンバーから1〜2名
11.進め方
第1部 報告者からの今回の事実経過の説明後、パネリストから意見発表、会場参加市民の意見発表とパネリストと参加者が意見交換を行う。(参加者との意見交換を主体にする)

報告               10分
パネリスト意見発表        50分
会場参加市民の意見発表と      60分
パネリストとの意見交換

第2部  第1部の意見などを受けて、市民参加懇談会コアメンバーが討議

コアメンバー討議後(中)、必要に応じて会場参加市民から意見をうかがう。   120分