第2回原子力試験研究検討会議事録

 


第2回 原子力試験研究検討会議事録

1. 日 時:平成13年5月15日(木)13:00〜14:30
2. 場 所:中央合同庁舎4号館110室
3. 出席者
原子力委員会:藤家洋一委員長
検討会:岩田修一座長(東大)、阿部勝憲委員(東北大)、石井 保委員(三菱マテリアル)
井上弘一委員(埼玉大)、小柳義夫委員(東大)、北村正晴委員(東北大)
澤田義博委員(名大)、嶋 昭紘委員(東大)、関本 博委員(東工大)
三宅千枝委員(大工大)、村田 紀委員((財)放射線影響協会)
内閣府:青山 伸参事官(原子力担当)
文科省:工藤敏夫量子放射線研究課長、木村直人課長補佐

4. 議 題
(1) 原子力試験研究の評価の手法・基準について
(2) 研究評価分野の対象について
(3) 原子力試験研究評価ワーキンググループの設置について
(4) 今後のスケジュールについて
(5) その他

5. 配布資料
の概要
資料2-1:原子力試験研究検討会委員名簿
資料2-2:第1回原子力試験研究検討会議事録(案)
資料2-3:原子力試験研究における研究評価の進め方について(案)
資料2-4:評価基準について(案)
資料2-5:研究課題の各WGへの振り分けについて(案)
資料2-6:原子力試験研究検討会研究評価ワーキンググループの設置について(案)
資料2-7:原子力試験研究検討会のスケジュール(案)

6. 議事内容
(1)開会挨拶および配布資料確認
岩田座長による開会の辞、事務局による配布資料の確認に引き続き、前回欠席された委員による自己紹介が行われた。

(2)前回議事録の確認
事務局より、資料第2-2号に基づき、第1回原子力試験研究検討会議事録(案)の概略説明が行われ了承された。

(3)原子力試験研究の評価の手法・基準について
事務局より、資料第2-3号に基づき、原子力試験研究における研究評価の進め方について概略説明が行われた。また、前回の検討会での提案に基づき、事前評価共通調査票に「他の研究費への重複申請の有無」を記入する欄を設けたことが報告された。引き続き、事務局より、資料第2-4号に基づき、研究評価ワーキンググループにおける評価の統一基準について説明が行われた。また、各WG間での評価の差や同一担当者による複数課題の提案についての取り扱いについて議論が求められた。質疑内容は以下の通り。
(澤田委員)「採択課題のみヒアリングする」とはどういう意味か。
(事務局)新規課題提案の多いWGでは、研究評価が過重なものとならないように事前ヒアリング前に書類審査を実施し、書類審査を通った課題のみ事前ヒアリングを行うの意味。採択が決まっている課題だけにヒアリングを行うという意味ではない。
(青山参事官)「書類審査を実施し、ヒアリング課題を絞り込むことができる」としてはどうか。
(事務局)修正する。
(嶋委員)過去に中間評価でC評価となり継続中止された例はあるか。
(事務局)C評価となり継続されずに3年で終了というケースが例年数課題あった。
(嶋委員)その場合、評価者の責任は重大だ。過去の事例で問題になったことは無いのか。
(事務局)全く成果が出ずに中止という場合もあるが、「研究を一度中止し、研究の方向性について別観点での新提案してはどうか」と指導する場合もある。
(嶋委員)初めの2年間では成果が出ない場合もある。そのような場合の評価はどうするのか。
(岩田座長)WGでは本当の意味の議論ができる。そこでの徹底した議論を通して評価を出して欲しい。また、本人から研究が終了した、あるいは方向性が変わったと申し出がある場合もある。
(嶋委員)逆に2年間の成果が優れている場合、増額もありうるのか。
(岩田座長)WGではアカデミックな観点で評価して、評価後は事務局に任せるで良いのでは。
(北村委員)継続中止が起こった場合、事前評価の見識が問われる。事前評価はしっかりやるべきではないか。
(岩田座長)積極的に事前評価はやるべき。
(北村委員)ABC評価は減点法的印象があるが。
(藤家委員長)評価委員はこれにとらわれないでやって欲しい。Negative評価で研究の芽を潰しては何にもならない。
(北村委員)positive評価でよいという了解があればいい。
(岩田座長)A評価で「ほぼ計画通り実施」はさみしい。
(小柳委員)むしろ予想外の成果をA評価とするのはどうか。
(北村委員)計画自体にチャレンジングな意味が含まれている。表現はこれで良いのでは。
(岩田座長)評価の細かな中身は各WGに任せる。
(関本委員)当初の研究計画になくても、想定していなかった成果を積極的に書く欄を設けて、計画変更をpromoteできるようにしても良いのでは。
(藤家委員長)そういうケースは少ないと思うが、そういうケースがあれば、検討会の場で積極的に話して欲しい。
(岩田座長)チェックシートにそのような項目はあるし、研究者の成果をアピールする場も用意されていると思う。評価者はWGの場でpositive checkをして欲しい。
岩田座長より、評価については、原子力委員会へ報告後、事務局を通じ各WGで進めて欲しいとの発言があった。

(4)研究評価分野の対象について
事務局より、資料第2-5号に基づき、事前評価35課題、中間評価52課題、計87課題の各WGへの振り分け案が説明され、了承された。

(5)原子力試験研究評価ワーキンググループの設置について
事務局より、資料第2-6号に基づき、WG構成員についての説明が行われた。 岩田座長より、構成員はバランスや補充を考慮して適宜見直して欲しいとの発言があった。

(8)今後のスケジュールについて
事務局より、資料第2-7号に基づき、今後のスケジュールの説明が行われた。

(9)その他
次回(第3回)検討会の日程が7月6日(金)13:00〜に決定された。

以上