



年月日 主な出来事
─────────────────────────────────────---------
1961 昭36. 2.22 原子力委員会、放射性廃棄物の処理並びに処分についての一般的
基本方針及び廃棄物処理専門部会の設置を決定
1962 昭37. 4.11 原子力委員会廃棄物処理専門部会、放射性廃棄物の処理・処分基
本方針の検討を行った「放射性廃棄物処理に関する中間報告書」
をとりまとめ
1964 昭39. 6.12 原子力委員会廃棄物処理専門部会、放射性廃棄物の処理について
の報告書をとりまとめ
1973 昭48. 6.25 環境・安全専門部会放射性固体廃棄物分科会、報告書をとりまと
め
・昭和47年6月長計に示された放射性廃棄物の処理処分に関す
る計画の実施具体案の検討
1976 昭51.10. 8 原子力委員会、放射性廃棄物対策を決定
・高レベル放射性廃液は、安定な形態に固化し、一時貯蔵した
後処分
・処分見通しを得るために必要な調査、研究開発を推進
・処分については国が責任を負うこととし、経費は発生者負担
の原則
1977 昭52. 9.30 電力10社と仏COGEMA、再処理委託契約に調印
1978 昭53. 5.24 電力10社と英BNFL、再処理委託契約に調印
1979 昭54. 1.23 原子力委員会に放射性廃棄物対策専門部会を設置
1980 昭55.12.19 原子力委員会放射性廃棄物対策専門部会、「高レベル放射性廃棄
物処理処分に関する研究開発の推進について」を報告
・処分方策としては、当面地層処分に重点
・処分の基本的概念:できるだけ地下水が少ない安定した地層
を選出し、地層という天然バリアに工学的バリアを組み合わ
せることによって処分システムを構成
・長期的な展望の下に段階的に研究開発を実施
1984 昭59. 8. 7 原子力委員会放射性廃棄物対策専門部会、「放射性廃棄物処理処
分方策について(中間報告)」をとりまとめ
・高レベル放射性廃棄物処理処分の実施具体化及び研究開発の
推進は官民の研究機関の協力の下に動燃が中核となって実施
・地層処分に至る全体の流れ
@可能性ある地層の調査
A処分予定地選定
B模擬固化体による処分技術実証
C実固化体処分
・動燃は1992年操業開始を目途に貯蔵プラントを建設
・地層処分は地下数百メートルより深い地層中に行うものとし
当面2000年頃の処分技術実証を目途として開発を推進
8.10 動燃事業団、横路北海道知事に対し、貯蔵工学センター建設の候
補地として幌延町が有力として理解を求める
1985 昭60. 6. 3 動燃事業団、横路北海道知事と道議会議長に対し貯蔵工学センタ
ー建設に係る幌延町の現地調査の実施を申し入れ
10. 7 原子力委員会放射性廃棄物対策専門部会、「放射性廃棄物処理処
分方策について」をとりまとめ
・第2段階及び第3段階の研究開発:国の重要なプロジェクト
・動燃は開発プロジェクトの中核機関として体制を整備し、電
気事業者、民間研究機関等との間の有機的連携を確保
・国の責任の下に処分の実施を担当していく主体については、
適切な時期に具体的に決定
・電気事業者は処理・貯蔵・処分の費用を負担
11.23 動燃事業団、貯蔵工学センター建設に係る幌延町の現地調査を実
施
1987 昭62. 6.22 原子力委員会、原子力開発利用長期計画をとりまとめ
・高レベル放射性廃棄物は、安定な形態に固化した後、30〜50
年間程度冷却のための貯蔵を行い、その後地下数百メートル
より深い地層中に処分することを基本方針
・地層処分の進め方
第1段階:「有効な地層の選定」
第2段階:「処分予定地の選定」
第3段階:「処分予定地における処分技術の実証」
第4段階:「処分施設の建設・操業・閉鎖」
・第2段階においては国の重要プロジェクトとして
@地層処分技術の確立を目指した研究開発(動燃が中核)
A地質環境等の適性を評価するための調査(動燃が実施)
B処分予定地の選定(処分事業の実施主体が実施)
を実施
1988 昭63. 4. 動燃事業団、貯蔵工学センター建設に係る幌延町の現地調査結果
をとりまとめ
・本計画を進めていく上で特に支障となるような点は見いださ
れなかった
1989 平 1. 3.30 日本原燃サービス鰍ェ六ヶ所村の高レベル放射性廃棄物貯蔵管理
センターの事業許可申請
12.19 原子力委員会放射性廃棄物対策専門部会、「高レベル放射性廃棄
物の地層処分研究開発の重点項目とその進め方」をとりまとめ
・地層処分による安全確保の基本的考え方(基本概念、多重バ
リアシステムの構成・機能)
・研究開発の重点項目:性能評価研究、処分技術の研究開発、
地質環境条件の調査研究
・研究開発の中核的推進機関である動燃が、成果を適切な時期
に報告書として取りまとめ、国が評価する方針
1991 平 3.10. 高レベル放射性廃棄物対策推進協議会設置
・国(科学技術庁、通産省資源エネルギー庁)、動燃、電気事
業者(電事連)により構成
10.30 日本原燃サービス轄c激xル放射性廃棄物貯蔵管理センター及び
再処理工場に係る公開ヒアリングを六ヶ所村で開催
1992 平 4. 4. 3 日本原燃サービス轄c激xル放射性廃棄物貯蔵管理センターに事
業許可、同5月に着工
8.28 原子力委員会放射性廃棄物対策専門部会、「高レベル放射性廃棄
物対策について」をとりまとめ
・官民の役割分担
国:所要の施策の策定
動燃:当面の研究開発及び地質環境調査
電気事業者:処分費用確保、研究開発段階での役割
「高レベル放射性廃棄物対策推進協議会」の場を活用
・2000年を目安に実施主体の設立を図っていくため、準備のた
めの組織の早期発足が望ましい。
・処分の手順
@地元の了承を得た上での実施主体による処分予定地の選
定、国による選定結果の確認
Aサイト特性調査及び処分技術の実証
B事業申請及び国による安全審査
・2030年代から遅くとも2040年代半ばまでの操業開始を目途
・研究開発の進め方
@動燃は第1次とりまとめを国に報告、第2次とりまとめ
(2000年まで予定)で地層処分の技術的信頼性を国の委員
会が評価
A深地層の研究開発施設の計画は、処分の計画と明確に区
別して推進(複数設置が望ましい)
B広い範囲を対象に地質環境調査を実施
1992 平 4. 9. 動燃事業団、高レベル放射性廃棄物地層処分研究開発の技術報告
書(第1次とりまとめ)をとりまとめ
・わが国における地層処分の安全確保を図っていく上での技術
的可能性を明示
・研究開発の今後の課題を提示
1993 平 5. 5.28 高レベル事業推進準備会(SHP)設立
平 5. 7.20 原子力委員会放射性廃棄物専門部会、「高レベル放射性廃棄物地
層処分研究開発の進捗状況について」をとりまとめ
・第1次とりまとめについて、わが国における地層処分の安全
確保を図っていく上での技術的可能性が明らかにされている
と評価
・その後の研究開発の進め方を示す
1994 平 6. 6.24 原子力委員会、原子力開発利用長期計画をとりまとめ
・安定な形態に固化した後、30〜50年間程度冷却のため貯蔵、
その後、地下の深い地層中に処分することを基本方針
・国は、処分が適切かつ確実に行われることに対し責任を負う
とともに処分の円滑な推進のために必要な施策を策定
・処分事業の実施主体は2000年を目安に設立、その後処分予定
地の選定、サイト特性調査と処分技術の実証、必要な法制度
などの整備と安全審査、処分場の建設を進める
・2030年代から遅くとも2040年代半ばまでの操業開始を目途
・研究開発は動燃を中核推進機関とし、関係機関が協力して推
進、2000年前までに成果をとりまとめ、公表
・国は報告を受けて技術的信頼性などを評価
・深地層の研究施設
・電気事業者が処分資金確保に関する役割
12.26 日本原燃轄c激xル放射性廃棄物貯蔵管理センターに係る県、村
及び事業者間の「安全協定」締結
1995 平 7. 1.18 日本原燃轄c激xル放射性廃棄物貯蔵管理センター竣工、保安規
定認可
2.23 第1回ガラス固化体返還輸送の輸送船、仏シェルブール港を出港
4.25 科学技術庁長官、青森県知事に「知事の了承なくして青森県を最
終処分地にできないし、しない」ことを確約
4.26 第1回ガラス固化体返還輸送の輸送船、青森むつ小川原港に入港
4.26 日本原燃轄c激xル放射性廃棄物貯蔵管理センター操業開始
1995 平 7. 8.21 動燃事業団、岐阜県、瑞浪市及び土岐市に「超深地層研究所」計
画を申し入れ
9.12 原子力委員会に
@高レベル放射性廃棄物処分に向けた国民の理解と納得が得ら
れるよう、社会的・経済的側面を含め、幅広い検討を進める
「高レベル放射性廃棄物処分懇談会」
A処分に関する研究開発計画の策定等の技術的事項について調
査審議を行う「原子力バックエンド対策専門部会」
を設置
12.28 岐阜県、瑞浪市及び土岐市並びに動燃事業団との間で、超深地層
研究所の運営に係る協定を締結
1996 平 8. 5.27 SHP、「高レベル放射性廃棄物処分事業に関する検討中間取り
まとめ」を公表
・処分事業準備のための基礎的事項(事業化計画、実施主体、
事業資金、地域との共生、国民的理解の促進、海外動向)の
調査・検討
11.28 原子力委員会原子力バックエンド対策専門部会、「高レベル放射
性廃棄物の地層処分研究開発等の今後の進め方について(案)」を
とりまとめ公表するとともに、12月まで一般の方からの意見を募
集(有効総数186件の意見)
1997 平 9. 1.13 第2回ガラス固化体返還輸送の輸送船、仏シェルブール港を出港
3.18 第2回ガラス固化体返還輸送の輸送船、青森むつ小川原港に入港
4.15 原子力委員会原子力バックエンド対策専門部会、「高レベル放射
性廃棄物の地層処分研究開発等の今後の進め方について」をとり
まとめ公表
・関係研究機関が2000年までに、
@地層処分の技術的信頼性を明示
A処分予定地の選定及び安全基準の策定に資する技術的拠
り所を提示
する(第2次取りまとめ)に当たっての研究開発等の進め方
について、基本的考え方、技術的重点課題を示したもの |