参考資料


動燃事業団の職員等の内訳について

動力炉・核燃料開発事業団



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動燃事業団の職員等の内訳は以下の通りです(平成8年度)
 職員(うち出向者)職員外従事者
全社総数
2,809(372) 3,104
施設毎の内訳の例常陽  101( 18)    85
もんじゅ建設所  227( 88)   229
ふげん発電所   129(65)   148
アスファルト固化処理施設     4( 0)    45


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動燃事業団は、政府、学界、産業界等各界の総力を結集し、高速増殖炉等の核燃料サイクル技術の確立を図るための中核機関として設立され、各界から動燃への出向者という形で優秀な人材を集めて研究開発を進めています。職員の内、プロパーと出向者については責任、仕事内容等、全く同じ扱いとしています。なお、出向者の出向元の内訳は、行政機関約20名、研究機関約20名、電力約170名、メーカー等約160名です。

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職員と職員外従事者の仕事の仕分けについての考え方は以下の通りです。
  職員外従事者の携わる業務は、
 (1)事業団として既に運転技術を確立しており、かつ定常・定型的業務
 (2)民間で基盤技術が確立している領域の業務
 (3)職員が行う業務の補助的業務
です。

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各施設の管理、監督業務等、現場の指揮をとる責任者には全て動燃事業団の職員が充てられており、職員外従事者のみを配置するようなことはありません。また、原子炉等の枢要な施設の運転には原則として職員を配置しています。

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職員外従事者の教育・訓練についての考え方は以下の通りです。
 職員外従業者については、基本的にはその者が携わる業務に必要な知識、技術を持った者を受け入れています。また、事業団では、従事する施設において、職員に対するのと同様の必要な教育(安全教育、従事者教育等)を職員外従事者に対しても実施しています。

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放射性物質を取り扱う業務に際しては、法令に基づき、職員外従事者に関しても、職員と同様の厳格な被ばく管理を実施しています。