資料第32−3号

原子力委員会基盤技術推進専門部会研究評価ワーキンググループの設置に ついて(報告)

1.概要
「原子力基盤技術開発に係る研究評価実施要領」(平成10年3月30日基盤技術推進専門部会)に基づき、基盤技術推進専門部会における原子力基盤技術開発に係る研究課題の評価を効率的に行うために必要な材料を提供するため、平成4年3月(平成5年1月に一部改正)に本専門部会の下に設置した研究評価ワーキンググループを改組して平成10年5月に下記の5つの技術領域の研究評価ワーキンググループを設置した。

(1)放射線生物影響研究評価ワーキンググループ
(2)ビーム利用研究評価ワーキンググループ
(3)原子力用材料技術研究評価ワーキンググループ
(4)ソフト系科学技術研究評価ワーキンググループ
(5)計算科学技術研究評価ワーキンググループ

2.耐震安全・防災研究評価ワーキンググループの設置
 平成13年度国立機関原子力試験研究費の新規課題は多岐にわたっており、新たに原子力施設における耐震安全研究・防災関連研究課題を適切に評価するためのワーキンググループの設置が必要となった。このため、上記5ワーキンググループに加え「耐震安全・防災研究評価ワーキンググループ」を設置した。なお、核融合分野の研究課題については核融合会議計画推進小委員会で、原子力バックエンド対策に関する研究課題については原子力バックエンド対策専門部会研究評価分科会において評価を実施した。

3.委員構成
 耐震安全・防災研究評価ワーキンググループの開催にあたり耐震安全研究関連の専門家5名および防災研究関連の専門家1名を評価委員とした。本ワーキンググループ評価委員は以下のとおり。

主査澤田 義博 名古屋大学工学部社会環境工学科教授

副主査西川 孝夫 東京都立大学大学院工学研究科教授

 釜江 克宏 京都大学原子炉実験所助教授

 須川 修身 東京理科大学火災科学研究所助教授

 瀧口 克己 東京工業大学大学院情報理工学研究科
 情報環境学専攻教授

 藤田 隆史 東京大学生産技術研究所教授