基盤技術推進専門部会(第26回)議事要旨(案)
1.日 時 : 平成10年3月30日(月) 15:00〜17:00
2.場 所 : 第1、2会議室(科学技術庁2階)
3.出席者 :
(原子力委員) 遠藤委員、木元委員
(専門委員) 澤岡部会長、岩田委員、岡田委員、吉良委員、近藤委員、齋藤委員、
佐々木委員、鷲見委員、武部委員、田辺委員、堤委員、永井委員、
藤田委員、前田委員
(事務局) 中村原子力局研究技術課長
- 4.議 題 :
- (1) 第3期原子力基盤クロスオーバー研究の推進について
(2) 基盤技術推進専門部会における原子力基盤技術開発に関する研究評価について
(3) その他
- 5.配付資料:
- 資料第26-1号 欠番
資料第26-2号 「原子力基盤クロスオーバー研究の展開について」(案)に寄せられた国民からの御意見
資料第26-3号 基盤技術推進専門部会報告書案に対する御意見と回答(案)
資料第26-4号 原子力基盤クロスオーバー研究の展開について(案)
資料第26-5号 基盤技術推進専門部会における原子力基盤技術開発に関する研究評価の進め方について
資料第26-6号 基盤技術推進専門部会における原子力基盤技術開発に関する研究評価の進め方について(案)
資料第26-7号 原子力基盤技術の評価システム(概念図)
参考資料1 第9回原子力委員会議事要旨
参考資料2 「原子力基盤クロスオーバー研究の展開について(案)」の配布状況
参考資料3 「原子力基盤クロスオーバー研究の展開について(案)」に寄せられたご意見に添付された参考資料
参考資料4 原子力基盤クロスオーバー研究の評価について
- 6.議事概要:
- (1)
- 前回(第25回)基盤技術推進専門部会議事要旨については、事務局の都合により次回説明し、了承を得ることとなった。
- (2)原子力基盤クロスオーバー研究の推進について
- 基盤技術推進専門部会報告書「原子力基盤クロスオーバー研究の展開について(案)」を国民に対し開示した結果として国民から寄せられた意見及びこれに対する回答について事務局より説明が行われ、以下のような意見が出された。
- こういった報告書をわかりやすく、あるいは多くの国民に理解してもらうために努力することは大切であるが、技術開発・研究開発といった側面のため内容が難しくなるのは否めない。しかし、サイエンスライター等の専門家のアドバイスを受ける等の努力が今後必要である。
- 寄せられた意見に対する回答は、文面上杓子定規に行うのではなく、誠意に満ちたような表現にするべき。
この結果、以下のことが了承された。
- 資料第26-4号を専門部会報告書として決定する。
- 資料第26-3号は部会長及び岩田専門委員(第3期原子力基盤クロスオーバー研究検討ワーキンググループ主査)の間で案文の表現について本日の議論を踏まえ協議し、修正したものを専門部会の結論として決定したものとする。
- さらに、事務局において、意見を寄せられた方に対し資料第26-3号の内容を丁寧に、かつ、意見を寄せて戴いたことへの感謝の意をもって書面で回答する。
- (3) 基盤技術推進専門部会における研究評価について
- 平成10年度から行う研究評価について資料第26-5号に基づき武部委員及び事務局から説明が行われ、以下のような意見が出された。
- 評価チェックシートの評価項目については、更に検討が必要である。
- 各研究機関も評価を行うため、差別化が必要である。また、研究者に過度な負担を与えないような配慮が必要である。
この結果以下のことが確認又は了承された。
- 本専門部会では原子力基盤技術開発の推進の立場から評価を行うため、研究機関が実施する評価と視点が異なる。
- 資料第26-6号の評価フォーマット等の詳細については同資料に沿って設置される評価ワーキンググループの裁量に委ねる。
- 資料第26-6号は部会長及び武部専門委員(原子力基盤技術開発研究評価推進ワーキンググループ主査)の間で本日の議論を踏まえ協議し、修正したものを専門部会の内規とする。
- (4) その他
- 次回については5月頃開催したい旨部会長より説明があり、日程は後ほど調整するということで了承された。