第17回IAEA主催核融合エネルギー会議について


平成10年1月22日
科学技術庁核融合開発室


1.経緯
核融合エネルギー会議は、核融合研究に関する成果報告及び情報交換を行うことを目的として、IAEAの主催により、1961年から原則として2年毎に開催されている。 今次(第17回)会議については、我が国がホスト国*(日本原子力研究所がホスト実施機関として会議運営を支援)として下記の要領で開催することが決まっている。

   開催期間  本年10月19日(月)〜24日(土)
   開催場所  横浜国際平和会議場「パシフィコ横浜」
   規  模  参加者数600〜800人
   ※過去、我が国においては、1974年に東京、1986年に京都で開催している。

2.国内論文選考委員会の設置について
  (1) 設置の趣旨
標記会議における成果報告の対象論文について、IAEAからの募集通知を受け、我が国として応募論文を取りまとめる必要があるが、毎回比較的多数の国内応募があることから、今回もIAEAに送付する論文を事前に適切なものとするため、国内において論文選考を行う。 また、あわせてIAEAで行う論文選考のための審査委員を、我が国から最大5名の範囲で専門家を推薦する予定。

  (2) 国内論文選考委員
核融合分野の専門家15名(別紙参考)

3.その他
  (1) IAEAからの論文募集要項等(別添資料参考)
  (2) 今後のスケジュールとしては、4月下旬までに国内論文選考委員会において、IAEAへ応募する論文を選考する予定。



   
(別紙)

「第17回IAEA核融合エネルギー会議」国内論文選考委員



伊藤 智之

井上 信幸

岸本 泰明

菊池 満

佐藤 哲也

嶋田 道也

関  昌弘

関口 忠

玉野 輝男

藤原 正巳

三間 圀興

宮  健三

本島 修

森  茂

渡利 徹夫
  九州大学応用力学研究所炉心工学研究センター長

  京都大学エネルギー理工学研究所教授

  日本原子力研究所炉心プラズマ研究部炉心プラズマ解析室主任研究員

  日本原子力研究所炉心プラズマ研究部炉心プラズマ解析室長

  核融合科学研究所教授

  日本原子力研究所炉心プラズマ研究部主任研究員

  日本原子力研究所ITER開発室研究主幹

  東京大学名誉教授

  筑波大学プラズマ研究センター教授

  核融合科学研究所教授

  大阪大学レーザー核融合研究センター長

  東京大学工学部教授

  核融合科学研究所教授

  (社)日本原子力産業会議常任相談役

  核融合科学研究所教授
以 上