資料第2-3号
① 各委員から示された検討の視点に基づき、また他の論調を参考に「ITERに関する主な論点について」をとりまとめ、以降各論点に関し調査審議を進める。
② まずは、核融合開発の現状、ITER計画の状況等に関する把握をすることから始め、その後委員間での議論を行う。
③ 極力多角的観点からの議論を進めるためにも、外部有識者あるいは現在のITER工学設計活動参加極からの意見も聴取し、論点の明確化を図る。
④ 調査審議スケジュールに関しては、調査審議の進捗状況、国際的話し合いの状況等を踏まえるとともに、各段階における政策立案に的確に懇談会の提言等が反映されるよう図る。
⑤ なお、審議の結果については、報告書として取りまとめることとするが、まずは当面の検討課題に関する対応方針に関する取りまとめを行い、その後、ITERの取り扱いに関する提言を取りまとめることとする。
① 当面の調査審議スケジュールは別紙の通りとするが、今後の議論の展開等を踏まえ柔軟に対応することとする。
② 今後新たに優先的議論の必要性が生じた課題に関しては、これに対応する。
③ 専ら核融合専門家による議論を経ることが適当と考えられる事項に関しては、核融合会議に検討を委ねる。
別紙
第2回(4月 9日) ○ITER計画に関する主な論点
○今後の検討の進め方
○個別事項について調査審議
・核融合開発の意義
・ITERの技術的見通し
[ 4月22~24日第3回建設等準備協議 ]
第3回(5月 9日) ○建設等準備協議の状況等について
○個別事項に関する調査審議
・将来のエネルギー源選択肢と核融合開発
・ITER計画と科学技術
・ITER計画と産業界の取り組み
第4回(5月26日) ○外部有識者からの意見聴取(予定)
案 海外ITER計画責任者
ITER/EDA所長
ITER計画に慎重な意見をもつ研究者・科学者・マスコミ関係者
第5回(6月上・中旬)○個別事項に関する調査審議
・核融合開発とITER計画
・国際関係から見たITER計画
・ITER計画と必要な資源
[ 7月20~24日 第4回建設等準備協議、第12回ITER理事会 ]
第6回(7月下旬) ○ITER計画と国際情勢
あるいは8月上旬)○ITER計画の進め方について
9月以降 ○「我が国としてのITER計画の進め方に関する基本的考え方」について(中間報告)
・草案公開・意見募集(一ヶ月間)
・取りまとめ