資料第2-3号

ITER計画懇談会の今後の検討の進め方(案)

  1. 基本方針

    ① 各委員から示された検討の視点に基づき、また他の論調を参考に「ITERに関する主な論点について」をとりまとめ、以降各論点に関し調査審議を進める。

    ② まずは、核融合開発の現状、ITER計画の状況等に関する把握をすることから始め、その後委員間での議論を行う。

    ③ 極力多角的観点からの議論を進めるためにも、外部有識者あるいは現在のITER工学設計活動参加極からの意見も聴取し、論点の明確化を図る。

    ④ 調査審議スケジュールに関しては、調査審議の進捗状況、国際的話し合いの状況等を踏まえるとともに、各段階における政策立案に的確に懇談会の提言等が反映されるよう図る。

    ⑤ なお、審議の結果については、報告書として取りまとめることとするが、まずは当面の検討課題に関する対応方針に関する取りまとめを行い、その後、ITERの取り扱いに関する提言を取りまとめることとする。

  2. 運営の方法

    ① 当面の調査審議スケジュールは別紙の通りとするが、今後の議論の展開等を踏まえ柔軟に対応することとする。

    ② 今後新たに優先的議論の必要性が生じた課題に関しては、これに対応する。

    ③ 専ら核融合専門家による議論を経ることが適当と考えられる事項に関しては、核融合会議に検討を委ねる。

別紙

検討スケジュールの案