国際原子力機関(IAEA)の概要とその職員構成について

1.IAEAの概要
(1)発 足
 ・米国の提唱を契機に1957年7月、国際原子力機関憲章の発効により発足
 ・本部所在地:ウィーン(オーストリア)
 ・我が国は発足当初からの加盟国
(2)目 的
 ・世界の平和、健康及び繁栄のための原子力の貢献を促進し増大する。
 ・また、提供した援助がいかなる軍事目的を助長するような方法でも利用されないように確保する。

(3)加盟国 127ヶ国(1998年6月)
(4)組 織
 ・総会:全加盟国の代表者で構成され、通常年一回開催
 ・理事会:35ヶ国で構成。我が国は理事会指定理事国。
 ・事務局:総職員数 約2200名(内 邦人職員46名*1)
 ・事務局長:モハメド・エルバラダイ(エジプト出身)
(5)予 算
 ・1997年予算:約2.22億米ドル
 ・我が国基本分担率:約16%(米国に次ぐ2番目の拠出額)
(6)主な業務
 ・開発途上国に対する原子力平和利用分野での技術協力
 ・核物質等が軍事目的に転用されないための保障措置の実施
 ・原子力発電、核燃料サイクルの安全性等に関する調査検討の実施
 ・アイソトープ、放射線利用、核融合等の研究開発分野での活動の実施

2.IAEAにおける地域別職員構成
 1998年6月時点における総職員の42%を占める専門職・上級職員(928名)の構成は以下の通り。(IAEAデータより)
  極東 8.4%(うち、日本:2.9%*2)
  東南アジア及び太平洋 4.6%
  中東及び南アジア 7.2%
  アフリカ 7.8%
  東欧 13.4%
  西欧 30.0%
             (うち、英:4.6%、独:4.3%、仏:2.5%)
  南米 8.4%
  北米 20.2%

*1 1998年8月現在、正規職員26名とコストフリー職員20名が勤務
*2 この中には、コストフリー職員は含まれていない。
*3 IAEAホームページ・アドレス:http://www.iaea.or.at