| 資料6-5 |
1996年11月25日
科 学 技 術 庁
外 務 省
通 商 産 業 省
26.近年、核軍縮に向けて大きな進展があった。これによって、防衛目的にとり不要とされた核分裂物質の相当の在庫が生じている。上述のとうり、これらの在庫は、安全に管理され、使用済燃料又は同様に核兵器に利用不可能な他の形態に最終的に変えられ、安全かつ恒久的に処分されることが極めて重要である。
27.兵器級核分裂物質の安全な管理の主要な責任は各核兵器国が負うが、必要な場合に他国や国際機関が支援することを歓迎する。
28.我々は、解体核兵器から生じる高濃縮ウラン(HEU)を混合して平和的非爆発目的のための低濃縮ウラン(LEU)にするために米国とロシアがとってきた措置、並びに核兵器の解体によって生じる核分裂物質の安全な貯蔵、平和的利用及びその目的のための安全かつ確実な輸送のためのカナダ、フランス、ドイツ、イタリア、日本、英国、米国その他諸国とロシアとの協力プログラムを歓迎する。また、これれの方向に沿うその他の努力を奨励する。
29.我々は、防衛目的にとり不要とされた核分裂物質の管理のための適切な戦略を明らかにする決意である。選択肢には、安全かつ確実な長期貯蔵、ガラス固化又は他の方法による恒久的な処分及び原子炉で使用するための混合酸化物燃料(MOX)への転換が含まれる。我々は、これらの戦略を策定し実施するために、関連する経験と専門的知識を共有するこおに合意した。我々は、試験的なプロジェクト及びプラントを設立する可能性を含むこれらの選択肢に関係する小規模の技術デモンストレーションを行う計画を歓迎する。我々は、技術的、経済的、不拡散上、環境上その他の関連する問題を念頭に置いて、可能な選択肢を検討し、これらの国家戦略の実施のための国際協力の可能な進展を特定するために、専門家による国際会議を開催する。この会議は、1996年末までにフランスで開催される。
30.我々は、防衛目的にと不要とされた高濃縮ウラン及びにプラトニウムの管理における透明性を確保することの重要性を認識する。