放射線利用推進専門部会(第7回)議事要旨(案)
1.日時 平成9年12月12日(金)14:30〜16:30
2.場所 科学技術庁第1、2会議室
3.出席者
(原子力委員)田畑委員
(専門委員)石榑部会長、碧海委員、氏平委員、大森委員、長見委員、
坂本委員、佐々木委員、飛岡委員、内藤委員、中村委員、
難波委員、宮本委員、山口委員
(科学技術庁)中村原子力局研究技術課長
4.傍聴者等
(一般傍聴者) 1名
(報道関係者) 2名
5.議題
(1)放射線利用を巡る最近の動向について
(2)研究評価の進め方について
(3)その他
6.配布資料
資料第7−1号 「放射線利用推進専門部会専門委員名簿」
資料第7−2号 「放射線利用推進専門部会(第6回)議事要旨(案)」
資料第7−3−1号 「研究評価の大綱的指針の概要と放射線利用推進専門部会等で評価を行う際の基本的考え方」
資料第7−3−2号 「国立機関原子力試験研究費等について」
資料第7−4−1号 「RI・研究所等廃棄物処理処分の基本的考え方について」
資料第7−4−2号 「RI・研究所等廃棄物事業推進準備会の設置について」
資料第7−4−3号 「SPring−8の最近の状況」
資料第7−4−4号 「重粒子線がん治療臨床試行の状況について」
7.議事概要
(1)議事に先立ち事務局より新委員の紹介が行われた。
(2)事務局より前回議事要旨(案)の説明があり、原案どおり承認された。
(3)放射線利用を巡る最近の動向について
- RI・研究所等廃棄物について
科学技術庁廃棄物政策課より原子力委員会原子力バックエンド対策専門部会RI・研究所等廃棄物分科会報告書案について説明があった。続いてRI・研究所等廃棄物事業推進準備会より準備会の設置について説明があった。
これに対して以下のような発言があった。
- 廃棄物の状況を一般に強くアピールすることが必要である。
- 廃棄物の中身の確認方法を確立することが必要である。
- SPring−8について
科学技術庁大型放射光施設利用推進室及び放射光利用研究促進機構・財団法人高輝度光科学研究センターよりSPring−8の現在の状況に関して説明があった。
これに対して以下のような発言があった。
- 国民にこのような施設があることを広く知ってもらうことが重要である。
- 海外、特にアジアへこの施設が貢献していかねばならない。
- HIMACについて
放射線医学総合研究所よりHIMACの治療の現状について説明があった。
これに対して以下のような発言があった。
- 全国展開の前に、重粒子線治療の効果を良く確認することが必要である。
- (4)研究評価の進め方について
- 事務局より放射線利用推進専門部会における国立機関原子力試験研究費の研究評価の考え方について説明があった。
これに対して以下のような発言があった。
- 県への加速器の補助金にも評価が必要ではないかとの意見に対し、地域への科学技術庁の補助金全体の制度の中で検討しているとの回答があった。
- (5)その他
- 次回会合は2月9日、次々回会合は3月16日に開催することとされた。
(注)その後の調整により、次回会合は3月16日に開催することとなった。