資料(専)31-1 |
2.場所:科学技術庁第1・2会議室(科学技術庁2階)
3.出席者:
(原子力委員) | 藤家委員長代理、依田委員、遠藤委員、木元委員 |
(専門委員) | 熊谷部会長、阿部委員、石榑委員、大桃委員、岡委員、小島委員、 小玉委員、佐々木委員、田中(靖)委員、鳥井委員、中神委員、永倉委員、藤岡委員、森山委員 |
(科学技術庁) | 青木 廃棄物政策企画官 |
資料(専)30-1 | 第29回原子力バックエンド対策専門部会議事要旨(案) |
資料(専)30-2 | 「地層処分研究開発第2次取りまとめ」評価の国際ワーク ショップについて(案) |
資料(専)30-3 | 原子力バックエンド対策専門部会における国立機関原子力試験研究費の研究評価について(案) |
資料(専)30-4 | 国立機関原子力試験研究費の研究評価の進め方について(案) |
資料(専)30-5 | 研究評価分科会の設置について(案) |
資料(専)30-6 | 第二分科会報告書(案)エネルギーとしての原子力利用(平成12年5月16日、長計策定会議第二分科会(第9回)資料) |
参考(専)30-1 | 国の研究開発全般に共通する評価の実施方法の在り方についての大綱的指針(平成9年8月7日、内閣総理大臣) |
参考(専)30-2 | 原子力バックエンド対策専門部会の設置について |
(1)地層処分研究開発第2次取りまとめ評価の国際ワークショップについて
○ | プログラムの最後にあるまとめの時間をもう少し長くしてはどうか。ワークショップでの議論の方向をまとめてもらい、その部分をビデオで記録するなどして、後から説明に使えるようにしてはどうか。 |
○ | 海外招聘者については、国際ワークショップの開催時期にブラジルで開催されている万国地質学会議の出席者にお願いするなどの方法もあるのではないか。 |
○ | ワークショップには専門家でない方も参加することとなるが、本ワークショップは技術的な議論を目的としているので、総論のセッションが地層処分の必要性といった議論にならないよう、議論の方向付けを行っていく必要がある。 |
○ | スウェーデンやスイスなど、事業化の段階に進んでいる国での経験を話していただき、我が国の今後の課題について議論してはどうか。 |
○ | 原子力関係者の中だけでの議論にならないために、構成メンバーとして慎重派、批判派の参加や広い専門的視点、文明論的視点で議論できる方に参加いただくことが重要ではないか。 |
○ | 住民の方を含めた意思決定のプロセスについて、例えばどうしてスウェーデンでうまくいっているのかということを、専門家がよく理解することも重要。非技術的な部分もあって良いのではないか。 |
○ | ワークショップの目的が第2次取りまとめの評価だけではなく次のステップとしてどうアプローチしていくかという話も含むのであれば、米国やフランスでうまくいっていない理由を明らかにして議論ができると良いのではないか。 |
○ | 参加者により議論が左右されるので、議論を有意義な方向に進めていただくことを期待する。 |
※ | 具体の人選、詳細スケジュールは部会長及び分科会主査に一任された。 |
○ | 国立機関が各自で行う第三者評価と原子力委員会で行う評価との違いは何か。 |
○ | 7つの課題について評価を行うということだが、こんなに短期間でできるのか。 (事務局より説明) 基盤技術推進専門部会や放射線利用推進専門部会でも同様のスケジュールで実施されており、評価は可能であると考えている。 |
○ | 競争的資金の導入の場合、どの課題を採択するかを決める場合には、並べて評価することは大変意味がある。 |
○ | 放射線利用推進専門部会での経験では、このスケジュールで評価することは不可能ではないが、できることならばもう少し時間をかけてほしい。 |
○ | 評価のフォーマットは、基盤技術推進専門部会と放射線利用推進専門部会とで実績があるので、これらの専門部会の評価手法も考慮いただきたい。 |
○ | 科学技術基本計画に基づく評価や独立行政法人化に伴う評価などもあるので、評価される側にもする側にも過度の負担とならないよう、原子力委員会としても評価の在り方について検討いただいてはどうか。 |
○ | 各機関の中で行うレビュー、専門家を入れて行うレビュー、大きな計画について本格的に行われるエバリュエーションの3つが同じ評価という言葉で扱われているので整理してほしい。 |
○ | 個別の課題に対する評価は大変なので、可能であれば、予算の枠に対してまとめて評価するのも良いのではないか。 |
○ | 機関に対する評価と個別の課題に対する評価とは違うスキームで評価されるものである。独立行政法人では、個別の課題について、いろいろなオープンな予算枠に対して要求を行っていきたいと考えている。 |
○ | 各研究実施機関による組織が持っている機能に応じての評価と、原子力委員会のミッションに基づく評価には自ずと違いがあると考える。原子力委員会としての評価の考え方については、これまで、基盤技術推進専門部会と放射線利用推進専門部会で評価を実施してきたところであり、今後、各分野の特性を踏まえて検討を進めていく必要があると考えている。 |
○ | 研究評価の着目点の中の、「国民の理解と支持」という部分について、分科会の委員の中に、国民の理解を得られるような、より広い視野で発言していただける立場の女性の方がいると良いのではないか。 |
※ | 国立機関原子力試験研究費の研究評価については、研究評価分科会を設置し、評価を行うこととなった。また、研究評価分科会の委員として、専門部会より松田美夜子委員に参加いただいてはどうかということとなった。 |
次回(第31回)専門部会は、平成12年6月26日に開催することとして閉会した。