資料(専)11-7


高レベル放射性廃棄物処分への今後の取組みに関する
地域での意見交換会の開催について



平成9年7月




1.趣 旨

 高レベル放射性廃棄物の処分は、原子力開発利用の観点から避けて通れない問題。
 平成7年9月に、原子力委員会は処分に向けた取組みを強化していくことを決定し、高レベル放射性廃棄物処分懇談会及び原子力バックエンド対策専門部会を設置した。その後、両会は鋭意審議を進め、専門部会は本年4月に報告書「高レベル放射性廃棄物の地層処分研究開発等の今後の進め方について」をとりまとめた。それに則り、現在関係機関において研究開発が進められている。また、処分懇談会は、この度報告書案「高レベル放射性廃棄物処分に向けての基本的考え方(案)」をとりまとめ、国民から意見を求めることとした。
 このような状況の中で、高レベル放射性廃棄物処分への今後の取組みに関して、地域の方々、原子力委員、両会の構成員等の参加を得て、地域において各方面から意見を聴取・交換する場を設けることとしたい。


2.開催要領

 (1)開催日
     平成9年9月〜平成10年1月の間

 (2)開催予定場所
     札幌、仙台、名古屋、大阪、福岡

 (3)参加予定者
     地域参加者10人程度、原子力委員、
     高レベル放射性廃棄物処分懇談会及び
     原子力バックエンド対策専門部会構成員 など

 (4)議事進行等
     概況説明、
     地域参加者による意見陳述、参加者による意見交換
     全体を3時間程度とし、公開の下で開催

 (5)開催事務局
     原子力委員会事務局(科学技術庁原子力局廃棄物政策課)