追加項目(1)にCとして、「加速器科学の競争的資金の創設」としていれる。
最近での考え方として、「施設の建設は概算要求で、研究資金は競争的に」という方向になっている。ライフサイエンスにはいくつもの競争的資金があるが、加速器科学にはない。これを創設することにより加速器利用の敷居が低くなり、有効利用法がさらに拡大する。そのため競争的資金制度を導入することは今後の加速器科学の発展に大きく寄与すると考えられる。
これまで、大きな加速器における研究は、ほとんどが共同利用形式であり、研究の予算は施設を持つ研究所を通じて出されることが多かった。そして、そのために、何となく限られた利用者のグループが形成される傾向にあった。しかしながら、ほとんどの研究分野で、今後は競争的資金による研究が増加する方向にあり、加速器科学でもそのように進んでいくものと考えられる。競争的資金の導入により、研究所の思惑による研究だけでなく、個々の研究者のアイデアに基づいた研究が奨励されることになる。
各項目への意見・<当面の検討事項>のなかに「競争的資金を導入する。」を入れる。
2.検討の進め方のなかで
(1)@
・評価、評価と言うが、どこが評価制度の基準を作っているのか?評価と言うときに、どこが、何を持って、評価されたと言うのか明白なのか?それとも、原子力委員会の元に評価制度を作るのか?
・例えば、「第三者評価」が最も重要と言われていたのに、ある時点で「総合科学技術会議のほうが重要」と変化するのは何故なのか?(1)A
・進捗状況の把握は、誰が、どう反映させるために、どういう形で、するのか?(1)B
・所管官庁における十分な議論が必要とは、何を指すのか?科学者の、正しい議論、が反映される、方式は何なのか?
(1)C
・加速器分野では国際性はもう当たり前のことなので、ことさらに言う必要はないと思う。それとも評価を「国際評価」にしますか?
(3)は非常に重要と考える。ただし、予算枠との整合性をちゃんと考えた上で仕組みを作る。
-> 原子力委員会の元に、所管官庁の協力の下に、チェク&レビューのシステムを作る。
-> 第3者的なレビューだけではなく、きっちりとした専門家によるレビューを行う。ただしこの結果は政策に必ず反映させるようにする。国際レビューも普通のこととする。
-> 加速器先端研究戦略資金を予算化する。