原子力関連の研究開発に付いてお尋ねします

○職 業   :自営業

○年 齢   :71歳〜75歳

○性 別   :男性

○御質問の内容:

師走も半ばを過ぎジングルベルの音と共に慌しい雰囲気が高まってきました。原委の皆様にはお元気でご活躍の事ご同慶の至りです。
さて、お尋ねしたい事は原子力関連の研究開発の組織とその活動に付いてです。
HPの「専門部会・懇談会」を開けますと該当の組織が並んでいます。
革新炉検討会は、02'11月の第7回以来開かれず、加速器検討会は03'12月の第9回以来開かれず、原子力試験研究検討会は03'10月設置以来、その開催の記録が見当たりません。
(1)Web資料としては載せていないが、それぞれ組織として活動しているのか?
(2)活動しているとしたら、その活動の状況を知らせて欲しい。
(3)活動していないとしたら、その理由と今後の予定を知らせて欲しい。
又、開発&研究の課題を提起する手続きに付いて詳しく教えて欲しい。
以上メールで出来るだけ早く返事をお願い致します。敬具。


○回 答: 

 革新炉検討会及び加速器検討会におきましては、現行長計に基づきそれぞれの分野における研究開発の着実な推進を行うため調査審議を行ってきたところですが、平成14年11月(革新炉)平成 16年4月(加速器)に報告書を取りまとめ、原子力委員会に報告しています。また、原子力委員会は、平成16年7月に加速器検討会報告書にある提言への対応等についてメッセージを示しています。
 試験研究検討会につきましては、定期的に会議を開催し、原子力試験研究費により実施される研究課題の評価などを行っています。(試験研究検討会は、これまで11回開催しています。資料等はホームページを御確認ください。)
 「試験研究検討会は03'10月設置以来・・・」とあるのは、上記3検討会の上位部会である『研究開発専門部会』のことであると思いますが、本専門部会は3検討会の調査審議事項を総括している部会です。検討の進め方については、同専門部会第1回会合において「革新炉、加速器、原子力試験研究の各分野について検討会を設置し議論を進める」と了承されており、実質的な審議は各検討会において行っています。
 なお、課題の提起については、新計画策定会議に関する御要望等として受け付けており、これらの御要望等については、原子力委員会のホームページにも掲載しています。また、現在、原子力施策の基本的考え方を示す「原子力政策大綱(案)」について、広く国民から意見募集(平成17年7月28日〜平成17年8月28日)を行っているところです。