放射線漏れ事故時のヨウド剤、備蓄、使用について。

○職 業   :その他

○年 齢   :61歳〜65歳

○性 別   :男性

○御質問の内容:

原子力発電所設置県には事故に備えてヨウド剤を備蓄していると聞いておりますが、青森県内のどこにどれぐらい保管され、もし六ヶ所村の施設が稼働したとき不幸にも放射能漏れにより必要になった場合どこで、どのようにして投与してもらえますか?


○回答:
 事故発生時の体制については、国が策定した防災基本計画に基づき、地方公共団体等が、あらかじめ地域防災計画を定め、医療対策に係る計画についても、この中で規定されることになっています。
 ヨウ素剤(ヨウド剤)の服用に関しましても、「青森県地域防災計画」におきまして、県が指示するとともに、緊急の場合には、医師の指導により服用を指示するとされています。
 保管場所に関しましては、六ヶ所村の青森県環境保健センター六ヶ所放射線監視局(上北郡六ヶ所村大字倉内字笹崎521−2)に23万錠配備されています。
 配布場所に関しましては、青森県地域防災計画に基づき定められる避難所において、県の職員などにより配布されることとなっています。なお、避難所につきましては、県において予め定めているとのことですが、実際には、事故発生時の気象条件等によりその中から指定されることとなりますので、地方自治体等からの情報に御注意下さい。
 緊急時の退避、避難所等詳細につきましては、青森県健康医療課(電話 017−734−9290)にお問い合わせ下さい。