何者? 

 

○職 業    : 自営業

○年 齢    : 36歳〜40歳

○性 別    : 男性

○御質問の内容 :

木本(※事務局注:原文のまま記載)さんて何してる人?
なんで原子力委員会にいるの?
専門家なの?
給料は税金から出てるの?
新潟までの旅費も?
もっとはっきり
「都会の快適な生活のために、田舎は犠牲になれ!」
って言えばいいのに。

 

○回答

□木元さんて何してる人?

○木元教子原子力委員は、北海道に生まれ、立教大学卒業後、東京放送に入社しました。その後フリーとなり、ニュースキャスター・司会などを経て、現在は、評論家・ジャーナリストとして、エネルギー・環境、政治、女性、高齢社会、農業問題など広い分野での放送活動、講演活動、文筆活動などを行っています。また、「『ちょっと待って!』暮らしとエネルギーを考える」などの著書も多数あります。

○また、経済産業大臣の諮問機関である総合資源エネルギー調査会委員として、総合、需給、新エネルギー、原子力の各部会の審議に参加しているほか、省エネルギー部会では部会長を務めています。このほか、厚生科学審議会委員なども務めております。

                   

□なんで原子力委員会にいるの?専門家なの?

○原子力委員会は、「原子力基本法」や「原子力委員会及び原子力安全委員会設置法」という法律に基づいて設置されており、原子力行政の計画的遂行と民主的運営を図ることがその任務です。したがって、原子力の専門家に加え、国民の視点で原子力行政に取り組むことのできる委員が必要であり、そうした役割を期待され、平成10年1月1日に初の女性委員として就任しました(現在、2期目です。)。

○モットーは、「見える原子力」、「逃げない原子力」、「行動する原子力」です。

 

□給料は税金から出ているの?新潟までの旅費も?

○木元原子力委員は非常勤委員ですので、「特別職の職員の給与に関する法律」に基づき、勤務を行った日数に応じて、一日当たり32,700円(税込み)が国から支払われておりますが、それ以外の給与や賞与は一切支払われておりません。(なお、退職金もありません。)

○原子力委員は、上で述べたように、原子力行政の民主的運営が重要な職務ですので、国民の方々の御意見を直接うかがうことは、当然、公務となります。そういう場合には、「国家公務員等の旅費に関する法律」に基づき、国から旅費が支給されます。

 

□もっとはっきり「都会の快適な生活のために、田舎は犠牲になれ!」って言えばいいのに。

○木元原子力委員本人がこの御質問を拝見し、「私の言動にそういう感じを抱かせるものがあるから、こういう御質問をなさったのかどうか、是非うかがいたいと思います。電力の生産地と消費地は、お互い、被害者・加害者という関係で存在するものではないと考えます。だからこそ、生産地の皆さんと、心を開き、本音で話し合いたいということで、先日は、刈羽村にも伺いましたし、引き続きそのような機会を持ちたいと考えておりますので、是非そういう場にお越しいただき、ストレートに御質問や御意見をぶつけてください。」と申しております。もちろん、このホームページに御質問や御意見をいただいても結構です。