新大綱策定会議について

○年齢    :51歳〜55歳

○性別    :男性

○職業    :会社員

○都道府県名 :東京都


○御質問の内容:

新大綱策定会議の議案「(原子力と)地域社会との共生」が隠蔽されたと
の報道がありましたが事実でしょうか。
事実であれば、原発推進に有利になるよう恣意的に行ったものと考えざ
るを得ません。近藤委員長の責任のみならず、新大綱策定会議の姿勢
も問われる大問題です。(削除)氏、(削除)氏とともに即時解任されるべき
ものです。
また、もし事実でないとするなら、その旨を広報するとともにマスコミに抗
議するべきものです。少なくとも公式の意思表明がないのでしたら報道
を追認したと考えざるを得ません。
近藤駿介氏、(削除)氏、(削除)氏の責任および進退についてご回答願い
ます。


※〈個人情報の保護その他について〉の考え方に基づき
 一部を伏せさせていただきました。

○回 答:

 原子力政策の基本方針を示す「原子力政策大綱」の見直しを行うた
め、平成22年11月に新大綱策定会議を設置して議論を進めていまし
た。この審議の過程において、「国民・地域社会との共生に向けて」の
議題を恣意的に取り扱わなかった旨の報道がありましたが、議論する
ための会議資料が作成できる段階ではなかったことから、その時点で
の会議では議題としないことにしたものであり、地域との共生について
議論しないと決めたことはありません。

 本件については、第18回新大綱策定会議において説明しています。
詳しくは、以下の議事録を御参照下さい。
http://www.aec.go.jp/jicst/NC/tyoki/sakutei/siryo/sakutei18/siryo4.pdf