これからの方向性について

○年齢    :51歳〜55歳

○性別    :男性

○職業    :会社員

○都道府県名 :東京都


○御質問の内容:

原子力発電のこれからについて、民意の7割が脱原発を訴えているのに対し、政治、産業界では、

1.代替エネルギーがない。

2.CO2の排出削減に貢献できない。

3.廃炉にするにもコストがかかる。

4.産業の空洞化を招きかねない。

5.発電所の輸出開発競争に乗り遅れる。

といった意見が多いが、

1.スマートグリッドや地熱、水力、太陽光、風力といった技術的にも日本が優位のシステムを官民総動員で取り組み、節電や省エネルギーの施策で省電力社会をめざす。

2.放射能流出という未曾有の環境汚染を考えれば、優先順位は脱原発の方が高く、震災の復興と共にCO2排出削減目標は計画を見直す。

3.当然、原子力発電に係るコストとして計上されていなければならないもので、低コスト、環境にやさしいといった論理は破綻している。

4.電力の自由化や企業への施策を充実させることで価格競争に歯止めを掛ける。特に電力の寡占状態はただちに是正する。

5.いま日本が脱原子力エネルギーの技術開発とそれに替わる代替エネルギーでの技術革新を進めなければと考えているが政府としての見解をお聞きしたい。