福島原発事故による被害者救済に関する質問

○年齢    :71歳〜75歳

○性別    :男性

○職業    :無職

○都道府県名 :神奈川県


○御質問の内容:

福島原発事故に関し、放射線被ばくが100mSv以下であれば「安全であるから何ら心配することはない」旨の安全宣言を直ちに発信してほしい。なぜ安全宣言を行わないのか理由を質問する。

なお、去るH20.12.15に貴委員会に対して”原子力安全規制に「コスト対便益」の考え方を導入すること等について”を提出したが、今まで何ら改善が見られない。今後改善するつもりなのかも質問したい。

○回 答:

 「計画的避難区域」等の設定については、内閣総理大臣が原子力災害対策特別措置法に基づき、国際放射線防護委員会(ICRP)や国際原子力機関(IAEA)の緊急時被ばく状況における放射線防護の基準値を考慮して指示しました。詳しくは、以下の官邸ウェブサイト及び「健康への影響とこれからの取組み」のパンフレットを御参照ください。

※避難区域等の設定(内閣官房)
http://www.kantei.go.jp/saigai/anzen.html

※「低線量被ばくのリスク管理に関するワーキンググループ」報告書に基づいた健康への影響とこれからの取組み(パンフレット)
http://www.cas.go.jp/jp/genpatsujiko/info/twg/120228.pdf

 今後の安全規制につきましては、平成24年9月に発足した原子力規制委員会において検討されていくことになります。