ストレステストについて質問

○年齢    :51歳〜55歳

○性別    :男性

○職業    :その他

○都道府県名 :愛知県


○御質問の内容:

ストレステストについて質問

泊原発では、ストレステスト無しに原発営業運転再開しましたが、玄海原発ではストレステストが必要で現在でも営業運転再開されていません。

また福井県知事は福島第一原発事故を踏まえた新安全基準が示されなければ運転再開を認めないと言っています。

どういう時にストレステストが必要で、どういう時に泊原発のようにストレステストが不要なのですか?

○回 答:

 当時、政府は、定期検査のため停止している原子力発電所の運転再開に当たっては、ストレステストの一次評価を行うこととし、さらに、一次評価の対象となった原子力発電所も含め、全ての原子力発電所を対象としたストレステストの二次評価を行うこととしました。詳しくは、官邸のウェブサイトにある以下の資料「我が国原子力発電所の安全性の確認について」を御参照下さい。
http://www.kantei.go.jp/saigai/pdf/20110711anzensei_kakunin.pdf

 泊原子力発電所3号機は、定期検査中ではありましたが、既に運転を伴う検査を行っている段階まで来ていたため、ストレステストの一次評価の対象とはなりませんでした。

 一方、平成24年9月に発足した原子力規制委員会は、定期検査終了後の運転再開を判断するに当たっては、ストレステストの評価結果の妥当性を確認するのではなく、新たな安全基準を策定し、その基準に基づいた審査により安全性を確認するとしています。

 新たな安全基準については、原子力規制委員会の以下のウェブサイト「原子力規制委員会 検討チーム等」を御参照下さい。
http://www.nsr.go.jp/committee/yuushikisya/