- システム崩壊対策
○年齢 :61歳〜65歳
○性別 :男性
○職業 :会社役員
○都道府県名 :愛知県
○御質問の内容:
下記の原子力施設のシステム崩壊対策を教えてください。
1.M9以上の超巨大地震とそれに伴う巨大津波対策
2.太陽フレアに伴う誘導電気対策
3.飛翔物体によるテロ対策
4.原子爆弾ミサイルの成層圏爆発による誘導電気対策
5.隕石落下による施設破壊対策○回 答:
平成24年6月に原子力規制委員会設置法が成立し、それに伴って改正された核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律では、 大規模な自然災害及びテロリズムの発生を想定すること、重大事故(炉心の著しい損傷その他の重大な事故)も考慮した安全規制への転換が含まれています。 今後のシビアアクシデント*対策規制については、原子力規制委員会において検討が進められることになります。
*シビアアクシデント:
原子炉に異常・故障の発生を想定し、そのときの原子炉の状態を解析し評価して、安全設計の妥当性を確認するための安全評価上想定している異常や 事故を大幅に超える事象のことを指します。例えば、安全設計の評価上想定された手段では適切な炉心の冷却又は出力の制御が出来ない状態で、 設備の故障やヒューマンエラーが何重にも重なるなど安全装置が全く働かないことにより、炉心が重大な損傷を受ける事象のことです。