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第160号 原子力委員会メールマガジン 水とエネルギー

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ No.160 ━━━━━
    @mieru(あっとみえる) 原子力委員会メールマガジン
             2014年10月10日号
   ☆★☆ めざせ! 信頼のプロフェッショナル!! ☆★☆
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┏ 目次 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┣ 委員からひとこと 水とエネルギー
┣ 会議情報 
┃  (9月30日)
┃   ・岡原子力委員会委員長の海外出張報告
┃   ・独立行政法人日本原子力研究開発機構が達成すべき業務運営に関す
┃    る目標(中期目標)の変更について(答申)
┃  (10月7日)
┃   ・IAEA第58回総会の結果概要(外務省)
┃   ・岡原子力委員会委員長の海外出張について
┣ 事務局だより 秋になって
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

━・・・━ 委員からひとこと ━・・・━━・・・━━・・・━━・・・

水とエネルギー

                               岡 芳明

 なぜ原子力を志したかと質問されることがある。よく覚えてはいないが、進
路を決めた1960年代は、日本は高度経済成長期だった。エネルギー源の主
役は、国内の石炭から輸入の石油や石炭に交代した。経済成長を支えるエネル
ギー供給の問題とともに準国産エネルギーとしての原子力の研究開発の必要性
がメディアで取り上げられていたはずである。それで、原子力に興味を持った
のではなかろうか。原子力は、原子核など新しい科学技術が関係するので、学
問としても面白そうだとも考えた。

 日本にエネルギー資源がないのなら、原子力エネルギーを使って、植物工場
のようなもので作物を作れば、飢餓が防げると単純に考えた記憶がある。実際
は、太陽と土地と水があれば植物は育つので、この夢は当時あまり現実的では
なかった。

 食料供給の問題より、エネルギー供給の問題の方が日本にとってより困難で
重要だと気が付いたのは、原子力分野を進路として選択した後である。

 水は、人間が生命活動を維持していくのに必須である。水さえあれば、のど
をうるおし、作物を作り、食料を得て、生きていくことができる。日本の食料
自給率は約40%なので、仮に輸入が断たれても、狭い国土ではあるが、そこ
に作物を植えれば大多数の国民は何とか生き延びることは可能かもしれない。
しかし、水だけだと、原始的生活しか送れない。

 エネルギーは、人間が文化的に健康に現代を生きるのに、必須である。産業
革命以来、化石燃料を利用して産業が発展し、近代国家が生まれた。現在、先
進国では、人々は現代文明や文化の恩恵を享受している。

 しかし、先進国の人口は世界人口のわずか2割で、多くの人々はなお発展途
上国に属している。今後これらの国々が先進国へ発展するためには、膨大なエ
ネルギーが必要になる。

 残念ながら、化石燃料資源は世界で極めて偏在している。先進国も途上国も、
ほとんどの国は、自国の発展に必要なエネルギー資源を有していない。

 エネルギー資源の争奪は、世界の紛争、戦争の大きい原因である。太平洋戦
争の原因の1つも、米国の石油封鎖にともなう南方の石油獲得だった。中東は
石油がなければ、平和な地域だったはずといわれている。現在も中東のみなら
ず、東・南シナ海、北アフリカ、カスピ海沿岸など、緊張や紛争の原因として
エネルギー資源の存在を挙げることができる。

 エネルギーは、人間が現代生活を送るのに必須であるが故に、紛争、戦争の
原因になっている。エネルギー資源の存在は、国家の経済的繁栄ももたらす。
ロシアは、旧ソ連崩壊に伴う経済的混乱を、天然ガスや石油の輸出による経済
の回復によって脱している。

 エネルギーは、産業用のみならず、輸送や民生用として様々に利用されてい
る。うち、電力の形で利用されているのは、日本では約4割、米国や西欧では
輸送用や暖房用の比率が大きいため約2割である。

 日本のエネルギー供給の課題は自分が原子力を始めた頃とあまり変わってい
ない。むしろ地球温暖化問題や日本のエネルギー自給率の低さが世界の安定に
影響する恐れがあるなど、現在のほうがより複雑な問題になっている。エネル
ギー問題は広い視野で多面的に考えなくてはいけないのではないか。

●次号は阿部委員長代理からのひとことです!

━・・・━━ 会議情報 ━━・・・━━・・・━━・・・━━・・・━━・
●原子力委員会の会議を傍聴にいらっしゃいませんか。会議は原則として霞ヶ
関にある合同庁舎8号館で開催しており、どなたでも傍聴できます。開催案内
や配布資料は、すべて原子力委員会ウェブサイトで御覧いただけます。

●9月30日(火)の会議の概要は以下のとおりでした。詳しくはウェブサイトに
掲載される議事録を御覧ください。
【議題1】岡原子力委員会委員長の海外出張報告
<主なやりとり等>
 岡原子力委員会委員長より、9月21日から26日にかけてのオーストリア共
和国ウィーンへの出張について、IAEA総会での各国演説の概要及び、関係国・
機関との意見交換の概要の報告がありました。

【議題2】独立行政法人日本原子力研究開発機構が達成すべき業務運営に関す
る目標(中期目標)の変更について(答申)
<主なやりとり等>
 9月16日に開催された原子力委員会で文部科学省より説明のあった、独立行
政法人日本原子力研究開発機構が達成すべき業務運営に関する目標(中期目標)
の変更についての意見照会について、事務局より妥当と認める旨の答申案の説
明を行い、原子力委員会として、案のとおり答申することとしました。

●10月7日(火)の会議の概要は以下のとおりでした。詳しくはウェブサイトに
掲載される議事録を御覧ください。
【議題1】IAEA第58回総会の結果概要(外務省)
<主なやりとり等>
 外務省より、9月22日から26日までの日程で、オーストリア・ウィーンで
開催されたIAEA第58回総会の結果概要について説明がありました。

【議題2】岡原子力委員会委員長の海外出張について
<主なやりとり等>
 岡原子力委員会委員長は、10月15日から18日にかけて、韓国・ソウルを訪
問し、国際原子力エネルギー協力フレームワーク(IFNEC)第8回運営グループ
会合及び第5回執行委員会会合(閣僚級会合)に出席し、各国の原子力関係者
との意見交換を行う予定です。

※資料等は以下のURLで御覧いただけます。
 http://www.aec.go.jp/jicst/NC/iinkai/teirei/index.htm

●次回は10月28日(火)に会議を開催する予定です。詳しくは、以下の開催案内
を御覧ください。
 http://www.aec.go.jp/jicst/NC/topic/kaisai.htm

+-+-+-+-+-+-+ 事務局だより +-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+

秋になって

 今年の東京は、残暑もそれ程厳しくもなく、あっさりと秋めいた気候になり
ました。
 9月半ば、萩などを見ようと鎌倉に出かけたのですが、例年より早めに散り
かけていて、この時期見ごろになる彼岸花もやや萎びかけているという状態で、
少々残念なことでした。
 残暑が厳しくないのは助かりますが、ここのところ例年の季節感とでも言い
ますか、“去年のこの時期はこういうものが見られたなあ”といった感覚が当
てにならないようになってきている気もします。
 こうした季節のずれが恒常化しなければ良いのですが、あまり期待はできな
いかもしれませんね。
 季節が否応なく過ぎていくとともに、業務の方でも臨時国会が始まりました。
 秋から冬は食べ物も段々美味しくなっていく時期ですので、こうしたものを
楽しみにしつつ、業務の方も適切にこなしていければ良いなあと考えています。

(池田)

●次号配信は、平成26年10月31日(金)午後の予定です。

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発行者:内閣府原子力政策担当室(原子力委員会事務局)
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○原子力委員会ホームページ  http://www.aec.go.jp/
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