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メールマガジン
第142号 原子力委員会メールマガジン 国民の信頼醸成の仕組みを制度に

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ No.142 ━━━━━
    @mieru(あっとみえる) 原子力委員会メールマガジン
             2014年1月17日号
   ☆★☆ めざせ! 信頼のプロフェッショナル!! ☆★☆
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┏ 目次 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┣ 委員からひとこと 国民の信頼醸成の仕組みを制度に
┣ 会議情報  (12月24日)
┃       ・もんじゅ研究計画について
┃       ・第14回アジア原子力協力フォーラム(FNCA)大臣級会
┃        合の開催結果について
┃       ・原子力平和利用と核不拡散・核セキュリティに係る国際
┃        フォーラムの開催結果について
┃       (1月9日)
┃       ・「エネルギー基本計画に対する意見」について(見解)
┃       ・原子力関係経費平成26年度予算政府案について
┃       ・鈴木原子力委員会委員長代理の海外出張について
┃       ・秋庭原子力委員会委員の海外出張について
┃       (1月17日)
┃       ・原子力災害からの復興の状況について
┣ 事務局だより 家電見本市CES
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

━・・・━ 委員からひとこと ━・・・━━・・・━━・・・━━・・・

国民の信頼醸成の仕組みを制度に
                              秋庭 悦子

 新しい年を迎えましたが、東電福島事故から3回目のお正月を避難先で迎え
られた方が14万人もいらっしゃることを重く受け止めなければならないと
思っています。各地で除染やライフラインの復旧などが進んでいますが、元の
住まいに「戻る」「戻らない」の選択を含めて、少しでも早く「安心」して暮
らせるように、あらゆる方策を尽くさねばなりません。そして、私はいつもメ
ルマガで「国民の信頼醸成」についてばかり書いているので恐縮ですが、しか
し、今年もやはりこのことを書かずにはいられません。
 原子力に関する国民の意見は、東電福島事故以前からトラブルや事故情報の
隠ぺいなどにより「反対」の意見がありましたが、今回の事故で国や事業者の
信頼は大きく損なわれ、3年後の今も「反対」の意見が「推進」を上回ってい
ます。現場では懸命に汚染水対策、廃炉対策などに取り組んでいただいていま
すが、問題の大きさと困難さを見るにつけ、状況が変わるのはなかなか難しい
ような気がします。
 特に立地地域では、安全を信じて国策に協力してきたものの、東電福島事故
で避難なさった方々の姿に自分たちの姿を重ねて、背筋が凍る思いだったので
はないでしょうか。また、原子力発電所のある地域には福島から避難なさって
来た方も多く、避難するときの悲惨な話をリアルに聞くにつれ、事業者も国も
信じられないと思われた方も多いと思います。しかしながら、一方では発電所
が地域の経済の中心になっているところも多く、長引く停止期間に地域経済は
衰退し、町全体の元気がなくなっているところも少なくありません。立地地域
の多くの方々は「安全」と「安心」の狭間で揺れ動いているのが現状ではない
でしょうか。
 このような状況の中で、政府は規制委員会が安全と認めたものから再稼働さ
せる方針となり、各事業者から再稼働に向けた申請が相次いでいます。各地の
原子力関連施設では、新基準に対応すべくシビア・アクシデント対策などの工
事が急ピッチで取り組まれています。しかしながら、住民の安心を得る仕組み
については、従来と何も変わっておらず、様々な報告書などには「国民の信頼
醸成が重要」との指摘はあるものの、具体的な制度や仕組みの提案、実現のた
めの動きなどが見られません。
 一昨年12月に原子力委員会では「国民の信頼醸成についての取組について」
という見解を出していますが、その中で、住民の情報共有の場としてフランス
の地域情報委員会(CLI)を参考に挙げ、日本の地方自治の在り方を踏まえ
て検討してはどうかと提案させていただきました。CLIについてはメルマガで
何度も取り上げていますが、2006年の「原子力安全及び透明性に関する法律
(透明化法)」によって、全ての原子力施設に設置を義務付けられています。
また、そのメンバー構成については、地方議員が50%以上、労働組合、環境保
護団体、専門家がそれぞれ10%以上にすること、財源は規制当局と自治体が50%
ずつ出資するなどについてもこの法律で規定されています。わが国では、事業
者と地方自治体との間で安全協定が締結されており、各地に安全協議会のよう
な組織がつくられていますが、必ずしもCLIのように双方向コミュニケーショ
ンの場になっていないのではないでしょうか。また、独自に調査や研究などポ
ジティブに活動するような組織になっていないのではないでしょうか。
 幸い、昨年12月に公表された「エネルギー基本計画に対する意見」では、
最後の第9節国民各層とのコミュニケーションとエネルギーに関する理解の深
化において、CLIを取り上げて、「我が国においても、こうした諸外国の例も
参考にしながら、地域における情報共有の在り方の検討を進める」と明記され
ています。今後、法制度や仕組みが具体的に検討され、実現することを期待し
たいと思います。
 なお、原子力委員会では、1月9日の定例会において、「エネルギー基本計画
に対する意見」についての見解を出しましたが、この中で、「原子力発電を利
用していくにあたっては、原子力関連施設の立地地域の自治体や住民と政府及
び電気事業者の関係が極めて重要である。エネルギー基本計画に対する意見は
これらの間で丁寧な対話を行うことが重要であるとしているが、このためには
当委員会が示した「国民の信頼醸成についての取組につい(見解)」に記した
4原則、特に「透明性、公正性と決定過程への国民参加」の原則を踏まえた仕
組みによるべきである。」と記載しています。
 今年、「国民の信頼醸成のための仕組み」が具体的な制度になるように願っ
ています。

以上

●次号は近藤委員長からのひとことです!

━・・・━━ 会議情報 ━━・・・━━・・・━━・・・━━・・・━━・
●原子力委員会の会議を傍聴にいらっしゃいませんか。会議は原則として霞ヶ
関にある合同庁舎4号館で開催しており、どなたでも傍聴できます。開催案内
や配布資料は、すべて原子力委員会ウェブサイトで御覧いただけます。

●12月24日(火)の会議の概要は以下のとおりでした。詳しくはウェブサイトに
掲載される議事録を御覧ください。
【議題1】もんじゅ研究計画について
<主なやりとり等>
 事務局より、委員会が作成した「もんじゅ研究計画について(見解)
(案)」について説明があり、一部修正のうえ原子力委員会の見解としてとり
まとめを行いました。

【議題2】第14回アジア原子力協力フォーラム(FNCA)大臣級会合の開催
結果について
<主なやりとり等>
 会議に出席した中野官房審議官より、12月19日に三田共用会議所で開催
された第14回FNCA大臣級会合について説明がありました。

【議題3】原子力平和利用と核不拡散・核セキュリティに係る国際フォーラム
の開催結果について
<主なやりとり等>
 独立行政法人日本原子力研究開発機構 核物質管理科学技術推進部次長 久野
氏より、日本国際問題研究所と東京大学大学院工学系研究科の共催のもとで、
12月3日、4日に開催された、原子力平和利用と核不拡散・核セキュリティ
に係る国際フォーラムの開催結果について説明がありました。

●1月9日(木)の会議の概要は以下のとおりでした。詳しくはウェブサイトに掲
載される議事録を御覧ください。
【議題1】「エネルギー基本計画に対する意見」について(見解)
<主なやりとり等>
 事務局より、委員会が作成した「エネルギー基本計画に対する意見について
(見解)(案)」について説明があり、一部修正のうえ原子力委員会の見解と
してとりまとめを行いました。

【議題2】原子力関係経費平成26年度予算政府案について
<主なやりとり等>
 事務局より、平成26年度原子力関係経費政府予算案の総表について説明があ
りました。関係省庁の具体的な取組については、今後の定例会で関係省庁より
ヒアリングを行う予定です。

【議題3】鈴木原子力委員会委員長代理の海外出張についてについて
<主なやりとり等>
 鈴木委員長代理は、1月12日から16日にかけて、インドネシアのデンパ
サールで開催されるアメリカ芸術科学アカデミー主催の「ASEANにおける原子
力の将来」と題するワークショップに出席し、各国からの有識者と意見交換を
行う予定です。

【議題4】秋庭原子力委員会委員の海外出張について
<主なやりとり等>
 秋庭委員は、1月12日から16日にかけて、フランスを訪問し、ビュール
地下研究施設を視察するとともに、高レベル放射性廃棄物の処分地選定に向け
た公開討論会の状況等について、立地自治体や政府関係者と意見交換を行う予
定です。

●1月17日(金)の会議の概要は以下のとおりでした。詳しくはウェブサイトに
掲載される議事録を御覧ください。
【議題1】原子力災害からの復興の状況について
<主なやりとり等>
 内閣府 原子力被災者生活支援チーム、経済産業省より、原子力災害からの
福島復興の状況について説明があり、委員からは、リスクコミュニケーション
の実施状況等について質問がありました。

※資料等は以下のURLで御覧いただけます。
 http://www.aec.go.jp/jicst/NC/iinkai/teirei/index.htm

●次回は1月21日(火)に会議を開催する予定です。詳しくは、以下の開催案内
を御覧ください。
 http://www.aec.go.jp/jicst/NC/topic/kaisai.htm

+-+-+-+-+-+-+ 事務局だより +-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+

家電見本市CES

 年明け7日からアメリカラスベガスで世界最大の家電見本市「コンシュー
マー・エレクトロニクス・ショー(CES)」が開催されました。私はよく一
人でふらっと大型家電量販店に行きます。家族の賛同はなかなか得られません
が、新型家電の性能に驚かされたり、デジカメ一つをとってみても同じ価格帯
でのメーカ間の性能の違いを比較評価してみたりすると意外と楽しいものです。
 今回のCESで発表された数ある家電の中で私が注目したのは、テレビの
ニュースで見かけたノートパソコンです。このノートパソコンはキーボードの
部分にモーションセンサーが付いており、何も無い空間上にパソコンの映像が
3Dで表示され、その3D映像を直接的に手等で触って操作できる代物でした。こ
のノートパソコンは一昔前に流行ったマトリックスという映画で登場する人類
最後の都市ザイオンで描かれていたコンピューター制御システムにそっくりで、
純粋にかっこいい!と思いました。確かに現在販売されているパソコンのほと
んど全てがその性能上使用に問題となることは特にありませんが、上記で紹介
したパソコンのような、見ていてワクワクする家電が更に開発されることを個
人的には期待しています。

(豊吉)

●次号配信は、平成26年1月31日(金)午後の予定です。

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発行者:内閣府原子力政策担当室(原子力委員会事務局)
○メルマガへの御意見・御感想はこちらへ
 https://form.cao.go.jp/aec/opinion-0017.html
○配信希望、アドレス変更、配信停止などはこちらへ
 http://www.aec.go.jp/jicst/NC/melmaga/index.htm
○原子力委員会ホームページ  http://www.aec.go.jp/
○このメールアドレスは発信専用のため、御返信いただけません。
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