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第75号 原子力委員会メールマガジン 避難生活をなさっている方々へのお見舞い

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ No.75━━━━
    @mieru(あっとみえる) 原子力委員会メールマガジン
           2011年4月22日号
   ☆★☆ めざせ! 信頼のプロフェッショナル!! ☆★☆
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┏ 目次 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┣ 秋庭委員からひとこと 避難生活をなさっている方々へのお見舞い
┣ 定例会議情報 福島第一・第二原子力発電所事故を踏まえた他の発電所の
┃                緊急安全対策の実施について
┃         平成23年度原子力研究、開発及び利用に関する経費につ
┃                いて
┃        東日本大震災に伴う対応状況について 等
┣ 部会情報等  
┣ 事務局だより 被災地の皆さまへ、全国の皆さまへ、そして世界の皆さま
┃        へ
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●メールマガジンや、原子力委員会の活動に関するご意見・ご感想等を、
https://form.cao.go.jp/aec-melmaga/opinion-0002.htmlまで、ぜひお寄せく
ださい。

━・・・━ 委員からひとこと ━・・・━━・・・━━・・・━━・・・━
避難生活をなさっている方々へのお見舞い
                               秋庭悦子
 3月11日の地震発生から1か月以上が過ぎましたが、福島第一原子力発電所 の事故は未だ収束せず、長期化が予想されています。国内外のありとあらゆる 技術や知恵を結集して、一刻でも早い収束を願っています。また、この事故に 伴い、避難や屋内退避を余儀なくされている方々に心よりお見舞い申し上げま す。  特に避難なさっている皆様には、安全と言われていたのに、なぜ、このよう な事故が起きて、避難しなければならなくなったのかと憤りを感じていらっし ゃることと思います。しかも、その電気は首都圏に送るための電気です。長期 化する避難生活で、さらに健康や生活環境のこと、お子様の教育のこと、そし てお仕事のことなど様々な問題を抱え、怒りと嘆きでいっぱいだと思います。 その怒りや苦しみに対して、安全確保を前提に原子力を推進してきた原子力委 員の一人として、大変申し訳なく思っています。  私は原子力委員に就任する前に、エネルギー問題について理解促進を目的と するNPO法人を設立し、生活者の視点でエネルギー問題について学び、語り合 う活動を行っていました。設立間もない2002年6月に、富岡町のリフレ富岡に て「エネルギートークサロン」を開催いたしました。参加者は地元の皆様のほ かに、福島市内、そして首都圏の消費者たちでした。故久保寺昭子先生に「暮 らしの中の放射線」をテーマに講演いただき、健康への影響や身近な利用につ いて学びました。その後、活発に意見交換を行いましたが、地元の方から「東 京のネオンの明るさを見るとギャップを感じる。もっと電気がどこでつくられ ているのか関心を持ってほしい」と言われたことが印象に残っています。この エネルギートークサロンの引き受け元になり、地元の方々に呼びかけて下さっ たのは農家の女性たちでした。「この辺はお米や野菜はもちろん、魚も美味し いし、人情は厚く、本当に良いところでしょう。」と笑顔で自慢なさっていま した。それなのに、遠くの見知らぬ土地に避難をしなければならなくなったな んて、何とお詫びしてよいか言葉もありません。  東北新幹線の福島までの開通を待って、すぐに富岡町と川内村の方々が約 2000人避難なさっている「福島ビッグパレット」(郡山市)に個人的にお見舞 いに行ってきました。大きなイベント会場のあらゆるところがダンボールで仕 切られ、足を延ばして寝るのがやっとというスペースです。テラスや通路など 、寒くても暖房も入らない場所もあったそうですが、高齢者や子供たちがいる 家庭は、真ん中のスペースに優先されていました。しかし、通路は常に多くの 人が歩いており、埃も相当なものだと思われますし、またプライバシーも保た れていません。食事はおにぎりや菓子パンが主で、タンパク源が不足している ようでした。時々、ボランティアの人が豚汁など暖かいものをつくってくださ るそうですが、1時間以上も並んで待たなくてはならないとのこと。私がいる 時も、男性用の下着の配布がありましたが、最後尾が見えないぐらいの長蛇の 列でした。子供たちは避難所から市内の学校に通っていますが、中学校3年の 女生徒は、「ここでは落ち着いて勉強するところがない。受験勉強をしなけれ ばならないのに不安だ」と話していました。知人は「私たちには立派な家も仕 事もあるのに、どうしてこんなみじめな毎日を送らねばならないのか許せない 」と唇をかみしめていましたが、私は頭を挙げることができませんでした。  とにかく、避難なさっている方たちは誰もが「いつ、帰れるのか」を知りた がっていらっしゃいました。ほんの何日かのつもりで、とりあえず大急ぎで避 難なさってきたのに、すでに1か月以上。先の見えない避難生活は一層辛い日 々です。そして、支援物資は全国からかなり送られてきていますが、今必要な のは生活資金です。東京電力が1世帯当たり100万円をお支払することになり ましたが、一刻でも早く、避難している方たちの手元に渡るように願っていま す。また、その後、福島第一原子力発電所・事故の収束に向けたロードマップ の発表がありましたが、放射能が大幅に減少するのは6〜9か月とのこと、こ れから長期にわたる避難生活は、仮住まいできる住宅の確保などしっかりした 生活環境を整えることに重点を移す必要があります。  国では、経済産業大臣の下に、原子力被災者生活支援チームをつくり、避難 生活の支援をしていますが、各自治体と連携して、さらに一層きめ細やかな対 応をお願いしたいと思います。いずれにしろ、まずは避難なさっている自治体 や住民の方たちの要望をしっかり聴くことが重要だと思いました。
 富岡町の夜の森公園付近は、東北一の桜のトンネルで有名です。2.5kmにわ たって樹齢100年以上ものソメイヨシノが約500本、さらに付近には、1500本 もの桜が咲き誇ります。例年、桜祭りは多くの人たちで賑わいますが、今年は ひっそりと誰もいないところで桜だけが静かに咲いていることでしょう。来年 はまた、いつものように多くの人たちが桜を楽しむことができるように心から 祈っています。 ●次号は大庭委員からのひとことの予定です! ━・・・━━ 定例会議情報 ━━・・・━━・・・━━・・・━━・・・━ ●4月12日(火)第11回定例会議の概要は以下のとおりでした。詳しくはホー ムページに掲載される議事録をご覧下さい。 ・福島第一・第二原子力発電所事故を踏まえた他の発電所の緊急安全対策の実 施について(原子力安全・保安院) <主なやりとり等>  原子力安全・保安院より、福島第一・第二原子力発電所事故を踏まえた他の 発電所の緊急安全対策の実施内容等について説明がありました。  委員より、緊急安全対策の津波に対する効果や実施目途を地元の方に説明す るべきなどの意見や、事故に関して得られている知見や、その知見を踏まえて どのような対応を行っているのか、などの質問がありました。  
・「福島第一・第二原子力発電所事故を踏まえた他の発電所の緊急安全対策の 実施について」について(見解) <主なやりとり等>  原子力安全・保安院より説明のあった「福島第一・第二原子力発電所事故を 踏まえた他の発電所の緊急安全対策の実施について」に対する見解をまとめま した。  その際、委員より、今後、幅広い、長期的な視野から抜本的な対策が必要で あることから、事故の検証の過程で、場合によっては見解を補足していくべき ではないか、とのコメントがありました。 ・新大綱策定会議の構成員について <主なやりとり等>  新大綱策定会議の構成員であった谷本委員(原子力発電関係団体協議会前会 長(石川県知事))が退任されたことから、新たに三村委員(原子力発電関係 団体協議会会長(青森県知事))が構成員に加わることとなりました。 ・平成23年度原子力研究、開発及び利用に関する経費について <主なやりとり等>  「平成23年度原子力研究、開発及び利用に関する経費について」が決定され ました。  決定では、関係府省に対し、東日本大震災に対処するため、これまでにとり まとめてきた本年度の原子力関係経費について、機動的で柔軟に対応すること 等を期待するとしています。 ●4月19日(火)第12回定例会議の概要は以下のとおりでした。詳しくはホー ムページに掲載される議事録をご覧下さい。 ・東日本大震災に伴う対応状況について(日本原子力研究開発機構) <主なやりとり等>  日本原子力研究開発機構(以下、「原子力機構」という。)より、福島第一・ 第二原子力発電所事故に関する原子力機構の支援活動及び東北地方太平洋沖 地震による原子力機構の各拠点の被害状況並びに東北地方太平洋沖地震を踏ま えた「もんじゅ」等の安全性向上施策の検討・実施状況について説明がありま した。  委員より、原子力機構として東日本大震災への対応について今後のロードマ ップは検討しているのか、福島第一原子力発電所の事故対応について規制機関 に対し技術的な助言は行っているのか、などの質問がありました。 ※資料等は以下のURLでご覧いただけます。  http://www.aec.go.jp/jicst/NC/iinkai/teirei/index.htm ●次回定例会議は4月26日(火)に開催します。議題は以下のとおりです。 ・原子力協定について(外務省) ・鈴木原子力委員会委員長代理の海外出張について ・その他 ●定例会議を傍聴にいらっしゃいませんか。定例会議は通常毎週火曜午前、霞 ヶ関の合同庁舎4号館で開催しており、どなたでも傍聴できます。開催案内や 配布資料はすべて原子力委員会ホームページでご覧いただけます。 ━・・・━━ 部会情報等 ━━・・・━━・・・━━・・・━━・・・━━ ●原子力委員会には調査審議組織として専門部会や懇談会等が設置されていま す。これらの部会や懇談会等は原則として公開しており、どなたでも傍聴でき ます。開催案内や配布資料はすべて原子力委員会ホームページでご覧いただけ ます。 ※現在、開催が予定されている部会はありません。 +-+-+-+-+-+-+ 事務局だより +-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+ 被災地の皆さまへ、全国の皆さまへ、そして世界の皆さまへ
 今回の東日本大震災で被災された皆さま、そして福島第一・第二原子力発電 所の事故により避難されている皆さまに心よりお見舞いを申し上げます。  私もふるさとは東北です。家族、多くの親戚、友人が被災しました。  故郷はあってあたりまえ、家族はいてあたりまえ、欲しいモノは買えてあた りまえ。「帰省?しないよ、忙しいし」、こんな言葉を何気なく言えることが、 思いつきでかけた電話を受けてくれる友人を持てることがなんて幸せだったの か。そして、被災地の家族のために電池一つ届けることができない自分はなん て無力だったのか。  今回の未曾有の災害から約一ヶ月、この間自分は何をしてきたんだろう、そ して今、自分にできることは何だろう。自問自答の日々です。  そして今、皆さまに心から感謝です。そして、ありがとうです。  これまで日常で「不自由」という言葉を忘れさせてくれていた、そして地震 後には全力で復旧を進めてくださっている電気、ガス、水道、電話などのサー ビスを提供してくださっている皆さま、被災地、ふるさとの復興のために働い てくださっている警察、消防、自衛隊、ボランティア他すべての皆さま、ふる さとに全国から、世界中から送られるメッセージ、節電や買い占め自粛にご協 力くださっている皆さま、そして家族が生きていてくれたこと。「全国の皆さ んのご支援とご協力で、物資も手に入るようになってきた、ありがたい。」と 被災地の親戚が言っておりました。私も感謝の気持ちでいっぱいです。ただ、 地震の影響から立ち直るには時間がかかります。全国の皆さま、被災地のこと を忘れないでください。今しばらくご協力と応援をお願いします。  被災地の皆さま、あえて「がんばってください」とは申しません。今でも十> 分がんばっておられます、耐えておられます。お疲れのことと思います。お身 体大事になさってください。私にできることは小さなことですが、少しでもお 役に立ちたいと思っています。一緒に前を向いて一歩ずつ歩んでいきましょう。 (藤原) ●次号配信は、平成23年5月13日(金)午後の予定です。 ====================================================================== 発行者:内閣府原子力政策担当室(原子力委員会事務局) ○ご意見、ご感想、ご質問などはこちらへ   https://form.cao.go.jp/aec-melmaga/opinion-0002.html ○配信希望、アドレス変更、配信停止などはこちらへ  http://www.aec.go.jp/jicst/NC/melmaga/index.htm ○原子力委員会ホームページ  http://www.aec.go.jp/ ○このメールアドレスは発信専用のため、ご返信いただけません。 ======================================================================


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