第69回原子力委員会臨時会議議事録(案)
1.日 時 1999年11月19日(金)10:30〜11:05
2.場 所 委員会会議室
3.出席者 遠藤委員、依田委員、木元委員
(事務局等)科学技術庁
原子力局
原子力調査室 伊藤室長、板倉、池亀、鯉渕
研究技術課 川原田課長、木村、斉藤
核燃料課 村田課長
文部省
学術国際局研究機関課 上月
日本原子力研究所
企画室 野田、高田
吉舗専門委員
- 4.議題
- (1)大強度陽子加速器施設計画(仮称)評価専門部会の設置について
(2)日本原燃(株)の六ヶ所再処理工場の工事進捗状況について
(3)その他
- 5.配布資料
資料1 | 大強度陽子加速器施設計画(仮称)評価専門部会の設置について(案) |
資料2 | 日本原燃(株)の六ヶ所再処理工場の工事進捗状況について |
資料3 | 第68回原子力委員会定例会議議事録(案) |
- 6.審議事項
(1)大強度陽子加速器施設計画(仮称)評価専門部会の設置について
- 標記の件について、研究技術課より資料1に基づき説明があった。これに対し、
- 第1回の評価部会で予定している議題の「今後の進め方」は、白紙の状態から審議を始めることを意識して、「部会の進め方」とすべきと思う。
(研究技術課)指摘の通りに変更する。
- この評価部会は、5月中旬に原子力委員会に報告書を提出して解散するのか。
(研究技術課)その通りである。
- 部会では、部会の構成員以外の人も必要に応じて招へいするのか。
(研究技術課)必要に応じて、構成員以外の先生方もお呼びすることを考えている。
- 本部会は合同の評価機関として初めて設置するものであり、良い先例を作って欲しい。
- このような時期に立ち上がる部会であり、世の中から批判的に見られがちであるが、夢を持てるような審議を期待している。
- 資料には、「原子力委員、学術審議会委員は評価部会に出席できる」と書いてあるが、あえて明記する必要はないのではないか。
(文部省)部会の審議に参加して意見を述べることができるという意味でこのような記述をしたが、検討して整理したい。
- 等の委員の意見及び質疑応答があり、審議の結果、本件は案を一部修正した上、決定した。
- (2)日本原燃(株)の六ヶ所再処理工場の進捗状況について
- 標記の件について、原子力調査室より資料2に基づき説明があった。これに対し、
- 計画に対する達成率はどのようになっているか。
(核燃料課)平成11年度末に30%の想定進捗率に対して、10月末の時点で28%の進捗率である。
- 進捗率にずれが生じても、それだけにとらわれてはいけない。安全性を考えて、形式だけにとらわれずに進めて欲しい。
- 雇用者の中に青森県の方がどのくらい含まれているか。
(核燃料課)工程によって異なる。
- 工程によって増減はあるだろうが、次回報告される時に、大まかな数字を教えて欲しい。
(核燃料課)了解した。
- 等の委員の意見及び質疑応答があった。
- (3)議事録の確認
- 事務局作成の資料3第68回原子力委員会定例会議議事録(案)が了承された。
なお、事務局より、次回は平成11年11月26日(金)に臨時会議を10:30より開催する方向で調整したい旨、発言があった。