第34回原子力委員会臨時会議議事録(案)
1.日 時 1998年6月19日(金)10:30〜11:35
2.場 所 委員会会議室
3.出席者 藤家委員長代理、依田委員、木元委員
(事務局等)伊藤原子力調査室長
吉舗専門委員
有本廃棄物政策課長
政策課 山野、上田
資源エネルギー庁企画調査課 丸山、新田
原子力調査室 村上、仲、池亀
- 4.議 題
(1)総合エネルギー調査会需給部会報告について
(2)平成11年度原子力関係予算の処理について
(3)木元委員の海外出張報告について
(4)原子力委員会専門委員の変更について
(5)その他
- 5.配布資料
- 資料1-1 2010年度のエネルギー需給見通しについて
資料1-2 総合エネルギー調査会需給部会中間報告
資料1ー3 総合エネルギー調査会需給部会中間報告参考資料
資料2-1 平成11年度原子力関係予算の処理について(案)
資料2-2 原子力関係経費の見積りに関するヒアリングについて
資料3 原子力委員会専門委員の変更について(案)
資料4-1 第32回原子力委員会臨時会議議事録(案)
資料4-2 第33回原子力委員会定例会議議事録(案)
席上配布 欧州エネルギー事情視察の報告
- 6.審議事項
- (1)総合エネルギー調査会需給部会報告について
- 標記の件について、通産省より資料1-1、資料1-2及び資料1-3に基づき説明があった。これに対し、
- 一般に予測は困難を伴うが、計画を示すことが大切。予測からのぶれの意味を判断し、軌道修正の施策が直ちに示されることが重要であり、裏付けとなる政策手段の準備が必要。
(通産省より)「見通し」は努力目標としての位置付け。部会の中でもフォローアップの重要性について指摘あり。政府としても常に状況をウォッチするつもり。
- 今回の「見通し」は原子力の部分は現行目標を堅持。委員会としては今後とも全体を見通しつつ考えていきたい。
等の質疑応答及び委員の意見があった。
- (2)平成11年度原子力関係予算の処理について
- 標記の件について、事務局より資料2-1及び資料2-2に基づき説明があった。
これに対し、
- 研究者の中には委員会で直接話を聞いてもらいたい人もいるので、その点は柔軟に対応する。見積りで大学における研究費は除くとあるが、今後の行政改革を見通せば大学の現状を知っておくことは必要ではないか。見積りとは別に、大学の予算の現状を聴けるよう、事務局で対応を検討してほしい。
(事務局より)文部省より説明を受けるのは可能であり、その方向で検討したい。
- 事務局で各機関より事前ヒアリングを行うはずなので、そのポイントを委員会でのヒアリングの前に事前に聞かせてほしい。
(事務局より)マクロな整理をまず行ってみたい。
等の質疑応答及び委員の意見があり、審議の結果、原案通り決定された。
- (3)木元委員の海外出張報告について
- 標記の件について、木元委員より席上配布資料に基づき、1998年5月31日(日)から6月8日(月)までの9日間、ドイツのエネルギー・環境意識についての講義、デュッセルドルフ市リサイクリング場視察、一般家庭訪問、ソーラーエネルギーフォーラム視察、エコトープ・ヘエルト組合視察、スイス・ベツナウ原子力発電所視察、ビューレンリンゲン中間貯蔵施設視察、グリムゼル地下岩盤研究所視察等を行った旨の報告があった。
- (4)議事録の確認
- 事務局作成の資料4-1第32回原子力委員会臨時会議議事録(案)について、前回指摘の箇所に対する修正を確認し、了承された。また、資料4-2第33回原子力委員会定例会議議事録(案)が確認され了承された。
- (5)原子力委員会専門委員の変更について
- 標記の件については、人事案件であることから非公開とした上で、事務局より資料3に基づき説明があり、審議の結果、了承された。