第27回原子力委員会臨時会議議事録(案)


1.日 時   1997年4月18日(金)10:30〜11:15

2.場 所   委員会会議室

3.出席者   伊原委員長代理、田畑委員、藤家委員、依田委員
  (事務局等)村田原子力調査室長
        池本専門委員
        田中核融合開発室長
        核融合開発室  渡辺
        原子力調査室  杉本、新井

4.議 題
(1)第2回ITER計画懇談会の結果について
(2)海外原子力関係者の招へいについて
(3)その他
5.配布資料
 資料1 第26回原子力委員会定例会議議事録(案)
 資料2 第2回原子力委員会ITER計画懇談会の結果について
 資料3 平成9年度原子力委員会による海外原子力関係者の招へいについて(案)

6.審議事項
 (1)議事録の確認
 事務局作成の資料1第26回原子力委員会定例会議議事録(案)が了承された。
 (2)第2回ITER計画懇談会の結果について
 標記の件について、事務局より資料2に基づき、今後のITER計画についての検討の論点、核融合の魅力とITERの技術的見通し等に関し、本懇談会の概要について報告があった。
 これに対し、委員より
・核融合研究開発は長期にわたる計画であり、国家予算においても長期的に確保する必要性、研究開発に携わる人材の十分な養成、新しい学問分野を開拓する役割を担うという観点の三点が非常に重要と認識しており、特に二、三点目については大学との協力が大切
・ITER計画が万一実現しなかった場合の核融合研究開発の進め方についても併せて議論をしておくことが必要ではないか。また、日本への誘致を考える際、日本に対する国際環境を考慮することも重要
・誘致については、誘致国にとってのメリット、デメリットを議論することも重要だが、ITER計画にとってのメリット、デメリットといった観点からITER立地の問題を考えることも大切
・日本への誘致について、時勢に流されることなく十分議論することが大切。これまでの欧米中心で行われてきた科学技術について、今回初めて日本が行うということに対し、実現には相当の覚悟を持って取り組まなければならず、科学技術の観点と社会的な観点の両面から十分に議論することが重要
・我が国にはITERを実現するための十分な技術はあるが、このような新しい研究開発を成し遂げるだけの社会的な風土があるかどうかについて、海外から不安に思われないようにすることも大切
等の意見があった。
 (3)海外原子力関係者の招へいについて
 標記の件について、事務局より資料3に基づき説明があり、審議した結果、高速増殖炉開発先進国である英、仏、独各国における高速増殖炉開発のこれまでの位置づけ・経験、現状、今後の見通し等について講演いただくとともに、意見交換・情報交換を行うため、英、仏、独から計3名を招へいすることが決定された。

なお、最後に、本委員会と同時期に開催された第1回動燃改革検討委員会について、次回の原子力委員会においてその結果につき報告を受けることとした。