第19回原子力委員会臨時会議議事録(案)




1.日 時   1997年3月21日(金)10:30〜

2.場 所   委員会会議室

3.出席者   田畑委員、藤家委員、依田委員
        放射線医学総合研究所 辻井治療・診断部長
  (事務局等)池本専門委員
        國谷研究技術課長
        研究技術課 佐藤、大橋
        放射線医学総合研究所 柴田、佐藤
        原子力調査室 松尾、杉本、新井

4.議題
 (1)重粒子線がん治療臨床試行の状況について
 (2)その他

5.配布資料
 資料1 第18回原子力委員会定例会議議事録(案)
 資料2 重粒子線がん治療臨床試行の状況について

6.審議事項
 (1)議事録の確認
    事務局作成の資料1第18回原子力委員会定例会議議事録(案)が承認された。
 (2)重粒子線がん治療臨床試行の状況について
    標記の件について、放射線医学総合研究所 辻井治療・診断部長より資料2に
   基づき、平成6年6月から開始した重粒子線がん治療臨床試行230症例に関す
   る全般的な状況、これまでに治療を終了し治療後6ヶ月を経過した150症例に
   関する重粒子線がん治療に対する評価及び今後の方針等について報告があった。
    これに対し、委員より
   ・放医研における重粒子線がん治療研究は、治療部門と施設管理部門が密接な意
    志疎通を保ちつつ行われており、極めて効率的かつ効果的な研究体制である
   ・直接人命に係関わることでもあり、技師などの人材養成も含めて、関係省庁及び
    関係機関が連携してバックアップすることが重要
   等の意見があった。