第13回原子力委員会定例会議議事録(案)


1.日 時    1997年2月25日(火)10:30〜

2.場 所    委員会会議室

3.出席者    伊原委員長代理、田畑委員、藤家委員、依田委員
   (事務局等) 今村審議官、村田原子力調査室長
          池本専門委員
          中村調査国際協力課長
          調査国際協力課 佐伯、白井、斉藤
          原子力調査室  松尾、杉本、新井

4.議 題
 (1)平成8年度原子力委員会による海外原子力関係者の招へいについて
 (2)原子力国際協力専門部会(第7回)の審議結果について
 (3)その他

5.配布資料
 資料1  第12回原子力委員会臨時会議議事録(案)
 資料2  平成8年度原子力委員会による海外原子力関係者の招へいについて(案)
 資料3  原子力委員会原子力国際協力専門部会(第7回)の結果について

6.審議事項
 (1)議事録の確認
    事務局作成の資料1「第12回原子力委員会臨時会議議事録(案)」が了承された。
 (2)平成8年度原子力委員会による海外原子力関係者の招へいについて
    標記の件について、事務局より資料2に基づき説明があり、審議した結果、本
   年3月4日より開催する第8回アジア地域原子力協力会議に近隣諸国の原子力担
   当大臣等、計12名を招へいすることが決定された。
 (3)原子力国際協力専門部会(第7回)の審議結果について
    1997年2月4日(火)に開催された標記の件について、事務局より資料3
   に基づき、議事の概要等について報告があった。
    これに対し、委員より、
   ・アジアとの協力関係を長期にわたって築き上げるような政策についての議論が
    重要
   ・アジアとの協力に当たっては、大学への留学生を含め、メンタルな接触を保つ
    など長期的な人的交流が重要
   ・アジア地域で原子力を進める際、核燃料サイクルをどのように捉え、我が国と
    してどのような協力形態をとるべきかという点についても考える必要がある
   ・派遣国との連携を維持・発展させるため、留学生や研修生の系統的なポストケ
    アーが重要
   ・議論の内容に制限をつけずに、いろいろなことを議論することが大切
   ・国際協力はアジア中心であり、中でも原子力発電が焦点という感じが強いが、
    発電をしていない国との、放射線利用など非発電利用における協力についても
    議論する必要がある
   ・発電分野の協力については、相手国の電力事情を踏まえた協力が重要
   等の意見があった。