第12回原子力委員会臨時会議議事録(案)
1.日 時 1997年2月21日(金)10:30〜
2.場 所 委員会会議室
3.出席者 伊原委員長代理、田畑委員、藤家委員、依田委員
地域協力構想委員会
長岡PAグループ幹事(電気事業連合会広報部PA事業局部長)
石川原子力安全文化グループ幹事(北海道大学教授)
(事務局等)今村審議官、村田原子力調査室長
池本専門委員
有本廃棄物政策課長
調査国際協力課 佐伯、遠藤
廃棄物政策課 岡谷、福本、神田
社団法人日本原子力産業会議 青木
原子力調査室 松尾、杉本、新井
4.議 題
(1)動力炉・核燃料開発事業団高速増殖原型炉もんじゅナトリウム漏えい事故の
原因究明結果について
(2)アジア地域原子力協力(PAセミナー・原子力安全文化ワークショップ)の
結果について
(3)平成8年度原子力委員会による海外原子力関係者の招へいについて
(4)原子力バックエンド対策専門部会(第8回)の審議結果について
(5)その他
5.配布資料
資料1 第11回原子力委員会定例会議議事録(案)
資料2 動力炉・核燃料開発事業団高速増殖原型炉もんじゅナトリウム漏えい事故の
原因究明結果について
資料3-1 アジア地域原子力協力「PAセミナー・PAコンタクトパーソン会合」成果報告
資料3-2 アジア地域原子力協力「原子力安全文化ワークショップ」成果報告
資料4 平成8年度原子力委員会による海外原子力関係者の招へいについて(案)
資料5 第8回原子力バックエンド対策専門部会の審議結果の概要
6.審議事項
(1)議事録の確認
事務局作成の資料1「第11回原子力委員会定例会議議事録(案)」が了承された。
(2)動力炉・核燃料開発事業団高速増殖原型炉もんじゅナトリウム漏えい事故の原
因究明結果について
事務局より、標記報告書が2月20日に科学技術庁により取りまとめられ、公
表された旨、また、後日その内容を担当部局より報告することとしたい旨、報告
があった。
(3)アジア地域原子力協力(PAセミナー・原子力安全文化ワークショップ)の結
果について
標記の件について、地域協力構想委員会PAグループ幹事である長岡電気事業
連合会広報部PA事務局部長より資料3-1に基づき、1996年12月9日から
11日までの3日間、フィリピンで開催された「PAセミナー・PAコンタクトパーソン会合」
成果報告について、開催概要、PAセミナーの概要等、報告があった。
また、同委員会原子力安全文化グループ幹事である石川北海道大学教授より資
料3-2に基づき、1997年1月28日から31日までの4日間、オーストラリ
アで開催された「原子力安全文化ワークショップ」成果報告について、開催概要、
ワークショップ概要等、報告があった。
(4)平成8年度原子力委員会による海外原子力関係者の招へいについて
標記の件について、事務局より資料4に基づき説明があり、審議した結果、高
レベル放射性廃棄物処分への取組みについて、社会的・経済的側面を中心に講演
いただくとともに意見交換・情報交換を行うため、1997年3月10日から14日
までの5日間、カナダ及びスウェーデンから計2名を招へいすることが決定され
た。
(5)原子力バックエンド対策専門部会(第8回)の審議結果について
1997年2月13日(木)に開催された標記の件について、事務局より資料
5に基づき、審議の概要等について報告があった。
これに対し、委員より、
・今後の研究開発の成果について、国民の理解を得るためには、関連した学会等
との関係を十分に考慮することが必要
等の意見があった。