第8回アジア地域原子力協力国際会議の開催について(案)

平成9年1月28日
原子力委員会

  1. 開催趣旨
    (1)我が国と地理的に密接な関係にある近隣アジア諸国は、原子力分野において放射線利用、研究炉利用、原子力発電導入等の面で多くの共通課題を有しており、その解決に当たって、近隣アジア諸国が相互に協力しあうことは重要である。

    (2)かかる認識のもと、原子力委員会では、近隣アジアにおける地域協力の具体化に向けて意見交換・情報交換を行い、地域協力テーマに関する関係各国のコンセンサスを得ることを目的として、平成2年度より近隣アジア諸国の原子力関係者が一同に会する「アジア地域原子力協力国際会議」を毎年開催している。

    (3)第8回に当たる今回の会議では、最近注目されている放射性廃棄物管理をはじめ、これまでに進められている協力分野毎の協力活動につきレビューを行うとともに、今後の可能な協力計画等について議論を行う。

  2. 開催時期
    平成9年3月4日(火)
    (5日(水)及び6日(木)に作業グループ会合)

  3. 開催場所
    日本海運倶楽部

  4. 参加国
    オーストラリア、中国、インドネシア、韓国、マレーシア、フィリピン、タイ、ベトナム、日本

  5. 実施体制
    主 催   :原子力委員会
    後援(予定):科学技術庁、外務省、通商産業省、農林水産省、厚生省
    協賛(予定):日本原子力研究所、動力炉・核燃料開発事業団、国際協力事業団、(社)日本原子力産業会議
    事務運営  :(社)日本原子力産業会議