「市民参加懇談会inかりわ」の概要

平成14年1月29日

1.日時:平成14年1月15日(火)19:00〜21:30
              (予定を30分程度延長)

2.場所:新潟県刈羽郡刈羽村 老人福祉センター大集会室

3.出席者:

(当方)木元原子力委員、遠藤原子力委員長代理、
竹内原子力委員、市民参加懇談会企画メンバー他
(会場)約100名(会場は定員150名)
主要な原子力発電反対派団体はボイコットしたが、プルサーマルに批判的な個人の参加は見られた。
(プレス)16社

4.概要:
 10数名が発言。
 内容的には、原子力やプルサーマルについて、また、国・事業者や住民の姿勢について、多様な意見が出された。
(発言の例)
  • 住民投票では反対が過半数を占めたが、プルサーマルをきちんと理解して投票したかは疑問だ。
  • 自分としては、もっと豊かな生活をしたいので、プルサーマル賛成の活動をした。
  • ウランに余裕のあるときに、対策をとることが大事だ。今日は、プルサーマルのことをもっと勉強したかった。
  • 住民投票は刈羽村でのプルサーマル受入れを否定しただけで、我が国のプルサーマル実施を否定したわけではない。
  • 今回の住民投票では、事業者の地元対策が問われたのだと思う。
  • 国や電力会社は都合のいいことしか言わないので、公正な情報提供を行うべき。

5.今後の予定:
 次回以降、テーマを絞って議論してほしい、等の要望・意見があったため、今後、刈羽村住民や関係者と相談しながら、次回開催について検討することとする。


市民参加懇談会構成員


   氏名
  ○木元 教子 (きもと のりこ)   主任原子力委員
   森嶌 昭夫 (もりしま あきお)  主任補佐原子力委員

  ○碧海 酉癸 (あおみ ゆき)    消費生活アドバイザー
  ○井上 チイ子(いのうえ ちいこ)  生活情報評論家(NPO法人 くらし、
                     環境、エネルギーネット理事長)
  ○小川 順子 (おがわ じゅんこ)  WIN−Japan会長
   小沢 遼子 (おざわ りょうこ)  社会評論家
  ○加藤 秀樹 (かとう ひでき)   構想日本代表
   吉川 肇子 (きっかわ としこ)  慶應義塾大学商学部助教授
   高木 美也子(たかぎ みやこ)   日本大学総合科学研究所教授
   露木 茂  (つゆき しげる)   フジテレビ特別アドバイザー
  ○中村 浩美 (なかむら ひろみ)  科学ジャーナリスト
   松田 美夜子(まつだ みやこ)   生活環境評論家(廃棄物とリサイクル)
   宮崎 緑  (みやざき みどり)  千葉商科大学政策情報学部助教授
   屋山 太郎 (ややま たろう)   政治評論家
  ○吉岡 斉  (よしおか ひとし)  九州大学大学院比較社会文化研究院教授

  ○「市民参加懇談会inかりわ」参加者


「市民参加懇談会inかりわ」関連新聞記事

別添のほか、
平成14年1月16日付 新潟日報23面
 毎日新聞(全国版)30面
 毎日新聞(新潟版)25面
28面

にも記事が掲載されておりますが、使用許諾の関係で、今回は添付しておりません。

また、

平成14年1月16日付 朝日新聞(新潟版)25面
17日付27面
 の記事については、使用許諾の関係で、ホームページには掲載いたしません。


柏崎日報 平成14年1月16日付 1面
読売新聞(新潟版) 平成14年1月17日付 26面