遠藤原子力委員長代理の海外出張報告について

平成13年12月18日

1.出張先
 フィリピン(マニラ)

2.出張期間
 平成13年12月9日(日)〜11日(火)

3.出張概要
 フィリピン原子力研究所(PNRI)が実施するフィリピン「原子力週間」に参加した。今回の出張では、10日午前の開会式で日本原子力委員会からの祝辞を述べると共に、午後のセッションで基調講演し、我が国の原子力政策のアピールと原子力利用の国際的理解を深めた。さらに、フィリピンの原子力関係者との意見交換を行った。

(1) フィリピンでは、毎年12月にPNRIにより、原子力の啓発を目的とした「原子力週間」を開催しており、今回が29回目である。毎年外国からの来賓が招かれており、基調講演を行っている。なお、フィリピンには 平成8年12月に、田畑原子力委員(当時)が招待されている。

(2) 開会式において、今回の「原子力週間」に対しての日本原子力委員会からの祝辞を述べ、展示会のテープカットを行った。また、昼食をはさんで現地の報道関係者二十数名と質疑応答の機会を持った。
 午後のセッションの冒頭には、「持続可能な開発と原子力」の題のもと約45分間の基調講演を行い、その後の約30分間は聴衆との質疑応答を行った。

(3) さらに、フィリピン科学技術省のアラバストロ大臣、及びパンラスィギ次官との個別会談を行い、原子力利用についての意見交換を行った。


− 以上 −