第4回原子力委員会定例会議議事録(案)

1.日 時2001年1月30日(火)10:30〜11:15
2.場 所委員会会議室
3.出席者
  (事務局等)
藤家委員長、遠藤委員、木元委員、竹内委員、森嶌委員
内閣府
 浦嶋官房審議官
 青山参事官(原子力担当)、嶋野企画官
 参事官付 千原補佐、小室、河合、佐藤

4.議 題
(1)平成13年度原子力関係予算案について
(2)原子力委員会の活動のあり方について
(3)人事案件(非公開)
(4)その他

5.配布資料
資料1 平成13年度原子力関係予算総表
資料2−1 第2回原子力委員会定例会議議事録(案)
資料2−2 第3回原子力委員会定例会議議事録(案)

6.審議事項
(1)平成13年度原子力関係予算案について
 標記の件について、青山参事官より資料1に基づき説明があり、これに対し、 等の委員の意見及び質疑応答があった。

(2)原子力委員会の活動のあり方について
 標記の件について、遠藤委員より説明があり、その後、全委員で意見交換が行われた。

(遠藤委員)前回の原子力委員会で、新しい原子力委員会の活動方針を決めた訳だが、それでは、どうやって実行に移していくかと言うことが本日の議題である。年頭の委員会で、核融合関係だけは3月31日まで継続し、他の専門部会についてはすべて廃止することとなった。そこで、長計を念頭におけば、
 1.国民社会と原子力
 2.軽水炉関係
 3.高速増殖炉関係
 4.先端的な研究開発
 5.放射線利用
 6.国際問題
の6分野であるが、それに加え、
 7.評価
の合計7分野が対象として考えられている。しかし、委員の数も少ないことから、軽水炉関係と高速増殖炉関係を1つにして6分野とし、原子力委員会としてどのように進めていったらよいか、どういったテーマで、どういったしくみでやるべきか、専門部会は必要か、懇談会は必要かといった、テーマとしくみを念頭に、具体的にどのように進めていったらよいかということを各委員で次のように分担し検討したい。担当でないから他は関係ないと言うことではなく、あくまでここでの分担は、取りまとめ役であり主担当ということである。そういう方向で検討を始めていただきたい。
 1.国民社会と原子力:木元委員
 2.軽水炉関係・高速増殖炉関係:竹内委員
 3.先端的な研究開発(革新炉、核融合、加速器等):藤家委員長
 4.放射線利用:藤家委員長
 5.国際問題:遠藤委員
 6.評価:藤家委員長
 3月のできるだけ早い時期に、これらをまとめたものを委員会で議論し、専門部会が必要なものについては手続きを開始したいと考えている。理想だけに終わらずに、原子力委員会として何ができるか、テーマとしくみについて検討をお願いしたい。

(3)議事録の確認
 事務局作成の資料2−1の第2回原子力委員会定例会議議事録(案)及び2−2の第3回原子力委員会定例会議議事録(案)が了承された。

(4)人事案件 
 人事案件を審議することから非公開とした上で、文部科学大臣より日本原子力研究所法第12条第3項に基づき原子力委員会へ意見を求められた件については、異存がない旨回答することとした。

 事務局より、次回は2月6日(火)に定例会議を10:30より開催する方向で調整したい旨、発言があった。

以 上