| 3.出席者: | (日本側) 藤家原子力委員会委員長代理 (サイクル機構) 相澤理事、鈴木主席研究員、増田特任参事、岡本ワシントン事務所長 (原研) 前田理事、水本加速器グループリーダー、衛藤ワシントン事務所長 (理研) 片山主任研究員、谷畑主任研究員 (放医研) 巽生物影響研究部長 (在米日本大使館) 森本参事官、岡谷一等書記官 (科学技術庁) 原子力局核燃料課植村補佐(報告者)(計14名) (米国(DOE)側) モニッツDOEエネルギー・科学・環境担当次官、マグウッド原子力科学局長、マーカス原子力科学局次長、ドレッセルハウス科学局長、トーマス基本エネルギー科学部長、トマセン生物環境科学部長、スペクター軍備管理・不拡散担当副次官代理、カラベリ国際核物質防護・緊急時協力担当副次官代理、ターナー国際核安全・国際協力課長、ホルゲート核不拡散局副次官代理、イトキン民生放射性廃棄物管理局長、バレット民生放射性廃棄物管理局次長他4名(計16名) |
(午後の部)
午後の部では、(1)原子力科学、(2)原子力エネルギー、(3)核不拡散、(4)原子力防災、(5)BN350関係、研究協力の枠組み等、(6)解体核、(7)放射性廃棄物処分の順番で、日本側の各研究所の説明者より日米間の具体的研究協力事案について説明及び質疑を実施。
(1)原子力科学
@始めに米側より、以下を紹介。
A引き続いて、谷畑主任研究員(理研)より、以下を説明。
Bまた、片山主任研究員(理研)より、以下を説明。
C次に、前田理事(原研)より以下を説明。
Dこれに対し米側からは、以下の説明。
E最後に巽生物影響研究部長(放医研)より以下を紹介。
(2)原子力エネルギー @相澤理事(サイクル機構)より、以下を説明。
Aこれに対し、マグウッド原子力科学局長より、以下の発言。
B最後に、マグウッド局長より、以下の説明。
(3)核不拡散
スペクター軍備管理・不拡散担当補佐官補より、以下の発言。
(4)原子力防災
カラベリ国際物質防護&緊急時協力担当補佐官補より、以下の発言。
(5)BN350関係、研究協力の枠組み等
@ターナー国際核安全・国際協力課長より、以下の発言。
Aこれらの発言に対し、藤家原子力委員長代理より以下のとおり回答。
Bまた、相澤JNC理事より、以下の発言。
C最後に、藤家委員長代理より今後の日米原子力研究協力の枠組みについて以下の発言。
(6)解体核
@ホルゲート核不拡散局次長より、以下の発言。
Aこれに対し、藤家委員長代理より、以下を説明。
(7)放射性廃棄物処分
@イトキン民生放射性廃棄物管理局局長より、国際地層処分システム協力センター(ICGRS)を米国(ラスベガス)に設立する構想を中心に、地層処分の科学技術に係る国際協力について説明。
A岡谷書記官より、ICGRSへの参加国に関して、中国、台湾の参加がある場合日本の外交当局はセンシティブな対応となる旨発言したところ、DOEがセンターを国の機関とせず、純粋に技術の問題を扱うという前提で中国の当局に同構想を説明したところ、特段問題はないとのことだったと回答。
B最後に、増田JNC特任参事より、高レベル放射性廃棄物の埋設処分に関する一層の理解を図るための、より科学的なデモンストレーション施設の紹介、インターネットを利用した地層処分に係る情報公開システム等について説明。
[セッションII:競争力のある原子力の将来に向けた戦略]
(環境への貢献)
BミラグリアNRC原子炉部副部長より、米国における原子力安全規制の目的、規制方法について紹介。
C鷲見禎彦日本原子力発電(株)社長からは、日本の原子力安全を巡る現況等について紹介。
(原子力施設の安全)
D兒島伊佐美電事連副会長からは、安定供給、環境、経済成長というトリレンマの解決という観点からの日本と電力業界の取り組みについての紹介。
Eジャネトス世界資源研究所副社長からは、地球環境温暖化の進展状況について説明。
(使用済燃料と放射性廃棄物の管理)
F増田純男JNC特任参事からは、日本における高レベル放射性廃棄物の地層処分を巡る動向の紹介。
GボーゲルSAIC社社長からは、米国における使用済燃料の地層処分を巡る動向が紹介。
(パブリックアクセプタンス)
H中島光夫原燃輸送(株)顧問からは、98年10月の使用済燃料輸送容器のデータ改竄問題を例にとり、問題の早期解決のための風通しのよい社内体制の構築の重要性について説明。
IホワードNEI副会長からは、PAの基本的姿勢、あり方等について説明。
(新型原子炉)
G川村隆日立製作所(株)副社長より、ABWRの開発を巡る状況について説明。
HマーカスDOE原子力エネルギー科学技術局次長より、原子力エネルギー科学技術局が推進している原子力プラント最適化(NPO)やNERI、I−NERI、第4世代炉研究等の状況について説明。
[セッションIV:規制緩和時代の原子力の挑戦]
(電力自由化環境での原子力)
I青木中部電力副社長より、電力市場の部分自由化とその影響、NSネット等について紹介。
JファーテルNEI上級副社長より、米国で1992年に電力自由化法が制定されてからの原子力発電を巡る状況についての分析結果を紹介。
(原子炉の寿命延長)
K尾本東京電力原子力技術部長より、原子炉の安全な寿命延長のための方法論、規制当局の役割等について詳細に説明。
LドロシュックCNS社社長より、米国における寿命延長の方法論、寿命延長選択の経済的合理性の評価等について説明。
[セッションV:特別プログラム]
(JCO事故への対応状況)
M能澤情報科学技術研究所課長より、JCO臨界事故への対応状況について紹介。
(閉会の挨拶)
藤家原子力委員会委員長代理及びマーチンワシントン政策研究社会長より、閉会の辞が述べられた。
2.出張者
藤家 洋一 原子力委員会委員長代理
(随行:千原科学技術庁原子力調査室長補佐、高津原研ITER業務推進室次長)
3.出張スケジュール
| 10月8日(日) | 米国発ベルギー着 |
| 10月9日(月) | ベルギー:国際会議「プルトニウム2000」出席 |
| 10日(火)〜11日(水) | ドイツ:カールスルーエ研究所での講演、視察 |
| 12日(木)〜13日(金) | フランス:OECD/NEA運営委員会での講演、 ペラ原子力庁最高顧問との会談 |
| 14日(土) | 仏国発 |
| 15日(日) | 帰国 |
(2)カールスルーエ研究所(FZK)での講演、視察
@カールスルーエ研究所は、核融合、原子炉安全、放射性廃棄物処理処分等に関する研究を実施しており、これらの施設を視察するとともに、当研究所の研究員約100名程度の参加の下、藤家委員長代理より、現在策定中の長期計画案について講演を行った。
Aこれに対し、
(3)OECD/NEA運営委員会での講演
@藤家委員長代理より、OECD/NEA運営委員会出席者に対して、現在策定中の長期計画案について説明を行った。
Aこれに関し、
(4)ペラ原子力庁(CEA)最高顧問との会談
@CEA本部にてペラCEA最高顧問と会談し、ITERに関して意見交換を行った。
A藤家委員長代理より、ITERについてどう考えるか質問したところ、ペラ顧問より、先週のイタリアでの非公式政府間協議第3回会合で良い進展を見、来年の7月頃までにITERのサイト提案が行われる予定であるし、サイト提案に伴う技術作業を行うグループや、それらを指導監督するプロジェクト・ボード等の枠組みが明らかになったこと等が紹介された。
Bまた、藤家委員長代理より、日本の状況として、政治家や地方自治体も含めてITERには高い関心が示されており、今年の夏には原子力委員会の下でITER計画懇談会も再開され、今年中には取りまとめを行いたいこと、核融合の実用化には、世紀のレンジでの時間的視野が必要であるが、一方、そのような長期の計画を認めてもらうのは大変でもあること、今回の長期計画案では、核融合は先端的な原子力科学技術のひとつとして位置付けられていること等を説明した。更に、カダラッシュ研究所がITERのサイト候補と考えられている点について質問したところ、ペラ顧問より、CEAとしては提案したが、まだ仏政府の提案ではなく、欧州の第6次フレームワーク・プログラム(6FP)の予算が確定するのは2002年末であり、それまでに2年ある、サイト提案は6FPの策定とタイミングを合わせる必要がある、但し、国際的な提案を行うのはそれよりもっと早いと考えている、11月の研究相理事会で本件が議論になる予定であるが、どのような議論になるかは分からない、欧州委員会も分析を行っていると思うが、現時点では独は好意的なので良いが、独が反対すると本提案も(EUとしての提案になることは)難しいだろう、との見解が示された。
C藤家委員長代理より、EUからサイト提案がなされる件については、日本は歓迎したいし、より柔軟な対応が取れると思っている、ITER計画への信頼性が増すことは確かである旨発言したところ、ペラ顧問より、カナダは年末までに連邦政府としてのサイト提案を行うだろう、カナダがサイト提案を行えば、フレームも変わってくる、以前は日本のみがサイト提案を行うという状況であったが、欧州内には、ITERを外国にやりたくないという声がある一方、自極内でサイト提案ができないという矛盾した状態であった、米国は、日本やカナダがサイト提案をすれば再参加するだろう、との見解が示された。
(講演者)
藤家洋一 (原子力委員長代理)
神田啓治 (京都大学教授)
能澤正雄 (高度情報科学技術研究機構顧問、
原子力安全委員会・原子力発電所等周辺防災対策専門部会長)
兒島伊佐美(電気事業連合会副会長)
前田 肇 (原子力開発対策委員会委員長、関西電力副社長)
青木輝行 (原子力開発対策委員会副委員長、中部電力副社長)
鷲見禎彦 (日本原子力発電社長)
中島光夫 (原燃輸送相談役)
川村 隆 (日立製作所副社長)
尾本 彰 (東京電力原子力技術部長)
相澤清人 (核燃料サイクル開発機構理事)
増田純男 (核燃料サイクル開発機構特任参事)
鈴木聖夫 (核燃料サイクル開発機構主席研究員)
前田 充 (日本原子力研究所理事、東海研究所長)
水本元治 (日本原子力研究所中性子科学研究センター、加速器グループリーダー)
(随行者・傍聴者等)
植村忠之 (科学技術庁原子力局 核燃料課長補佐)
池亀 亮 (東電技術最高顧問)
巽 紘一 (放射線医学総合研究所生物影響研究部長)
森 一麻 (原子燃料工業取締役)
貴志泰忠 (原子力エンジニアリング副社長)
山下淳一 (日立製作所原子力事業部主管技師長)
針山日出夫(三菱重工原子力業務部長)
小島 章 (東芝原子力プラント計画部長)
一二三雅子(神田教授秘書)
稲垣宜昭 (電気事業連合会総務部秘書課長)
新延誠司 (電気事業連合会原子力部副長)
高田 香 (電気事業連合会広報部副主任)
計27名