原子力政策円卓会議の開催について


                      平成8年4月16日

                      科学技術庁原子力局

  1. 目的
  2. 昨年12月の高速増殖原型炉「もんじゅ」の2次系ナトリウム漏えい事故を契機に高まった原子力政策に対する国民の不安感等に応え、国民的合意の形成に資するために、原子力委員会に「原子力政策円卓会議」を設置し、国民各界各層から幅広く参加を求め、原子力に係る諸課題について意見交換し、今後の原子力政策に反映。

  3. 開催形式
  4. モデレーター(別紙)による進行の下に、原子力委員会委員に加え、国民各界各層からの参加者を招へいし、様々な観点から原子力開発利用について対話を実施。

  5. 開催日程、場所
  6. 当面の開催予定は以下のとおり

    第1回 13時30分〜17時30分 4月25日(木)
     日本海運倶楽部(東京都千代田区)
    第2回 13時30分〜17時30分 5月17日(金)
     富国生命ビル(東京都千代田区)
    第3回 13時30分〜17時30分 5月31日(金)
     京都国際会議場(京都市左京区)
    第4回 13時30分〜17時30分 6月10日(月)
     KKR HOTEL TOKYO(東京都千代田区)

    以降の開催については、別途発表。

  7. 一般傍聴
  8. 本会議の議事傍聴を希望する方のために、会場内にモニタールームを設けます。なお、来場者多数の場合には傍聴を制限することがあります。また、会場の都合が許す範囲で直接議事を傍聴できるよう取り計らいます。直接議事を傍聴したい方は、抽選を行いますので、開催当日に開催時刻の1時間前から30分前までに会場で受付を済ませて下さい。

    なお、傍聴のために必要な交通費等の経費については各人の負担となります。

  9. 会議の結果
  10. 会議の結果についてはとりまとめ次第、科学技術庁内公開資料室、未来科学技術情報館(東京都新宿区西新宿2−1−1 新宿三井ビルディング1階)において、また、インターネット(科学技術庁ホームページ(http://www.sta.go.jp/)「原子力委員会からのお知らせ」)を通じて公開します。

  11. その他
  12. 科学技術庁が委嘱する原子力モニターを会議に招へいする等により原子力モニターの意見を会議における議論に反映していただくよう配慮いたします。

                      (別紙)

原子力政策円卓会議モデレーター

岩男 壽美子 慶応義塾大学 新聞研究所教授
茅  陽一  東京大学名誉教授
五代 利矢子 評論家
佐和 隆光  京都大学経済研究所長
鳥井 弘之  日本経済新聞社論説委員
西野 文雄  埼玉大学大学院政策科学研究科長
                  (敬称略50音順)

                      (参考1)

原子力政策円卓会議運営規程


                      平成8年4月16日

                      原子力委員会決定

(参加者)
第一条 原子力政策円卓会議(以下「円卓会議」という。)には、以下の者が参加する。
一 原子力委員会委員
二 原子力委員会が委嘱するモデレーター
三 原子力委員会が円卓会議に招へいする者
2 原子力委員会委員長は、随時出席するものとする。
(モデレーター)
第二条 モデレーターは、次に掲げる事項を行う。
一 円卓会議の議事進行に関すること
二 次条に規定する招へい者の選考に関すること
三 第六条に規定する意見等のとりまとめに関すること
2 モデレーターに委嘱する者は、別途定める。
(招へい者)
第三条 招へい者は、原子力委員会委員がモデレーターと協議して定める。
2 招へい者の選考に当たっては、円卓会議において原子力政策に関する各界各層の意見が表明されるよう、招へい者の構成に配慮するものとする。
(召集)
第四条 円卓会議は、原子力委員会委員長が召集する。
(議事進行)
第五条 円卓会議の議事進行を中心となって進める者については、円卓会議の開催各回毎に、モデレーターの互選により定める。
(意見等のとりまとめ)
第六条 原子力委員会委員及びモデレーターは、円卓会議で表明された意見等のとりまとめを行う。
(資料等)
第七条 円卓会議の資料及び議事録は、科学技術庁公開資料室及び未来科学技術情報館において公開する。
(その他)
第八条 科学技術庁が委嘱する原子力モニターを円卓会議に招へいする等により原子力モニターの意見を円卓会議の審議に反映させるものとする。
2 この規程に定めるもののほか、円卓会議に関し必要な事項は、原子力委員会委員がモデレーターと協議して定める。
附 則
原子力委員会専門部会等運営規程(昭和三十二年七月四日付け原子力委員会決定)の一部を次のように改正する。
第十条に次の一項を加える。
2 専門部会及び懇談会を除く原子力委員会及び原子力安全委員会設置法第一条の目的を達成するため必要な機関については、この規程にかかわらず、当該機関の目的、審議事項等に応じ、必要な事項を原子力委員会が別に定めることができる。

                      (参考2)

原子力政策円卓会議のモデレーターについて


                      平成8年4月16日

                      原子力委員会決定

平成8年4月16日付け原子力委員会決定「原子力政策円卓会議運営規程」に基づき、原子力政策円卓会議のモデレーターを別紙のとおり定める。


                      (別紙)

原子力政策円卓会議モデレーター

岩男 壽美子 慶応義塾大学 新聞研究所教授
茅  陽一  東京大学名誉教授
五代 利矢子 評論家
佐和 隆光  京都大学経済研究所長
鳥井 弘之  日本経済新聞社論説委員
西野 文雄  埼玉大学大学院政策科学研究科長
                  (敬称略50音順)

                      (参考3)

原子力政策円卓会議の当面の開催日程について


                      平成8年4月16日

                      原子力委員会

原子力政策円卓会議は、当面以下の日程で開催するものとする。

 回      日 時                     開 催 地

第1回 4月25日13時30分〜 東京(日本海運倶楽部内)

第2回 5月17日13時30分〜 東京(富国生命ビル内)

第3回 5月31日13時30分〜 京都(国立京都国際会館内)

第4回 6月10日13時30分〜 東京(KKR HOTEL TOKYO内)

その後の日程は、別途定める。
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