<資料2>

平成11年5月

原子力政策円卓会議の進め方

原子力政策円卓会議事務局

(1)円卓会議の目的

 今回の円卓会議では、平成10年度に引き続き、国民各層の間の原子力に関する議論を徹底して行い、それを広く公開し、原子力問題の状況をより明確に国民の皆様に把握してもらうとともに、原子力委員会の下部組織ではなく、独自の立場から、原子力委員会に原子力政策の方向について積極的な提言を行うことを目指しています。

(2)円卓会議の進め方

 今回の円卓会議では、平成10年度に引き続き、モデレーターが主体となって会議の運営等を進め、民間シンクタンク(株式会社三菱総合研究所)が事務局を担当します。
 尚、本年度内に計7回程度開催する予定です。

<モデレーター>
 円卓会議において、原子力に関する幅広い議論を活発に進めるための議事進行役、あるいは関連する知見の提供者、発言者として、会議の開催・運営を担います。有識者として原子力委員会によって選出されました。
 尚、各回とも、モデレーターのうち2名が主副の司会者として議事進行役を務め、他のモデレーターは一参加者として関連する知見の提供や発言を行います。

石川 迪夫(原子力発電技術機構特別顧問)
小沢 遼子(社会評論家)
茅 陽一(慶應義塾大学教授)
(座長) 木村 孟(学位授与機構長)
中島 篤之助 (元中央大学教授)
(敬称略 50音順)

<招へい者>
 円卓会議では、モデレーターに加えて、公開の場で原子力を巡る諸問題について様々な観点からご意見、ご議論をいただく方々を、毎回、各界から招へい者としてお招きしたいと考えております。

<ご意見・傍聴者の募集、議論の展開>
 円卓会議では、国民の皆さまのご意見を会議の運営に反映させるために、円卓会議全般に係わるご意見を募集します。
 また、円卓会議におけるご意見、ご議論を幅広く国民の皆様にお知らせするため、傍聴される方を募集するとともに、会議の内容について議事録等で公開していきます。