原子力政策円卓会議モデレーターからの提言を受けて

                    平成8年10月3日
                    原子力委員会委員長談話
 当委員会は、国民各界各層からの多くの方々の議論の成果を的確に政策に反映することが、原子力政策に関する国民の信頼を確保することにつながるとの考えから、平成8年3月「原子力政策円卓会議」を設置した。

 本原子力政策円卓会議は、原子力委員会として初めての試みであったが、4月の第1回目開催以来、これまでに11回の会議が行われ、この間、一般国民の方々や多彩な分野で活躍されている方々などのべ127名の方々の参加を得て、多角的な観点から議論を行うことができた。

 会議の取りまとめの労をおとりいただいたモデレーターの方々、議論に参加していただいた招へい者の方々、また、会場に足を運んでいただき真剣に議論を傍聴して頂いたのべ2千3百余名の方々のご協力に心より感謝の意を表したい。

本日、モデレーターからこれまでの会議における議論を踏まえた提言をいただいたところであり、当委員会は本提言の趣旨を十分に受け止め、今後の原子力政策に的確に反映させることとし、早急に委員会としての取るべき措置を取りまとめる。


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