原子力政策円卓会議における議論の論点

                   平成8年10月
                原子力政策円卓会議

  1. 情報公開、政策決定過程への国民参加
  2.   (1)情報公開〜情報公開、広報、報道機関の役割
      (2)政策決定過程への国民参加

  3. エネルギーと原子力
  4.   (1)世界のエネルギー需給見通し
      (2)省エネルギー〜ライフスタイル、社会・経済構造とエネルギー需給
      (3)新エネルギー
      (4)エネルギー源選択の考え方
      1.エネルギー源選択の考え方
      2.原子力エネルギー
      (5)その他

  5. 核燃料サイクル
  6.  (1)核燃料サイクルと再処理
     (2)使用済燃料管理
     (3)プルトニウムの軽水炉利用
     (4)高速増殖炉
     (5)高レベル放射性廃棄物〜バックエンド対策

  7. 原子力の安全確保と防災
  8.  (1)原子力の安全確保
     (2)防災問題
     (3)その他

  9. 原子力の立地地域との交流・連携
  10. 円卓会議の意義及び運営
  11. その他

(注)

  1. 本資料は、これまでの原子力政策円卓会議における議論を主な論点毎に分類したものです。

  2. 各項目における発言内容は、毎回公表してる議事概要(議事を簡潔にとりまとめたもの)を基にしております。

     なお、議事概要については、毎回、出席者の方にご確認いただいた上で公表しておりますが、第5回出席者の吉村清氏より議事録のみでよいとの意見が表明され、また、同じく第5回出席者のアイリーン・美緒子・スミス氏からは、<自由討議>のとりまとめ方については認められないとの意見が表明されました。

  3. 会議の正確な発言内容等については、別途公表されている議事録をご参照ください。

1.情報公開、政策決定過程への国民参加

(1) 情報公開〜情報公開、広報、報道機関の役割

<第1回・招へい者の意見発表>

<第1回・原子力委員の総括的見解>

<第1回・自由討論>

<第2回・招へい者の意見発表>

<第2回・原子力委員の総括的見解>

<第2回・自由討論>

<第3回・招へい者の意見発表>

<第3回・自由討論>

<第4回・招へい者の意見発表>

<第4回・自由討論>

<第5回・基調発言>

<第5回・他の招へい者の所感>

<第5回・自由討論>

<第6回・基調発言>

<第6回・自由討論>

┌─────────────────────────────────────┐
│原子力のトラブルについてもっと情報提供をするべきであるという指摘に対し、原│
│子力委員より、原子力の安全に関する情報や海外の高速増殖炉の状況について情報│
│を提供はしているが、今後更に努力していきたいとの見解が示された。     │
└─────────────────────────────────────┘
(議事の概要)

<第7回・基調発言>

<第7回・他の招へい者の所感>

<第8回・一般公募・原子力モニター参加者からの意見>

<第8回・基調発言>

<第8回・他の招へい者の所感>

<第8回・自由討論>

┌─────────────────────────────────────┐
│・方法、種類を含めどのような情報公開を希望しているかについて、情報を直接出│
│ されても理解できないため、できるだけ公開し、それをマスコミ等がわかりやす│
│ く説明することを期待しているとの意見が出された。            │
└─────────────────────────────────────┘
(議事の概要)
┌─────────────────────────────────────┐
│情報公開に関連して、                           │
│・政府が種々の報告書をまとめてはいるが、一般の市民の目には触れにくく、それ│
│ だけで情報を公開したということについては疑問。             │
│・さらに、生データに接することが出来るということが大切。         │
│との意見が出された。                           │
└─────────────────────────────────────┘
(議事の概要)
┌─────────────────────────────────────┐
│・事故・トラブル時の通報や情報提供については、複数の箇所に連絡するために、│
│ 通報時間に差異がでたり、通報に時間がかかると、マスコミからは「事故隠し」│
│ 「情報の遅れ」等が指摘されるとの意見が出された。            │
│・これに対し、                              │
│ ・段階的に早期に出すことが重要、                    │
│ ・情報を出すのに時間がかかる場合は、それを主張し、マスコミを教育してもら│
│  いたい                                │
│ との意見が出た。                            │
└─────────────────────────────────────┘
(議事の概要)
┌─────────────────────────────────────┐
│原子力は莫大なコストがかかるとの報道もあるのに、一方で低コストとPRしてい│
│るのは疑問という意見に対し、通産省、OECD等の試算で原子力は相対的に安価│
│という評価がされていることが説明された。                 │
└─────────────────────────────────────┘
(議事の概要)
┌─────────────────────────────────────┐
│原子力の理解を得るために、                        │
│・国民が心配している、原発の地震の影響についてよく知らせるべき。     │
│・原子力発電所を実際に見てもらい、放射線はほとんど出てないということを理解│
│ してもらうことが重要。                         │
│・技術が分かりそれをわかりやすく説明できる人が必要。           │
│との意見が出された。                           │
└─────────────────────────────────────┘
(議事の概要)

<第10回・一般公募・原子力モニター参加者からの意見>

<第10回・自由討論>

┌─────────────────────────────────────┐
│原子力をとらえる上で、マスコミの影響は大きく、センセーショナルな報道、世論│
│操作まがいの報道は改めてもらいたいという意見に対して、センセーショナルな報│
│道、世論の誘導などは考えたことはないが、色々な意見を謙虚に受け止め、努力し│
│ていくべきであるとの意見が出された。                   │
└─────────────────────────────────────┘
(議事の概要)
┌─────────────────────────────────────┐
│情報公開について一般参加者からの意見が出されたことに関連して、原子力委員長│
│より、円卓会議から提言を受けており、原子力委員会、原子力安全委員会、行政当│
│局で鋭意検討しているとの見解が示された。                 │
└─────────────────────────────────────┘
(議事の概要)
┌─────────────────────────────────────┐
│情報公開について、                            │
│・原子力の情報公開で公開に制約があるのはわかるが、どの部分が非公開かに  │
│ ついては、一方的に決めるのではなく、きちんと議論して基準を決めるべき。 │
│・8月のはじめに科学技術庁に資料の公開を要求したがどうなっているのか。  │
│との意見が出された。                           │
│これに対して、                              │
│・原子力委員長より、情報公開のあり方について、円卓会議からの申し入れも踏ま│
│ え、原子力委員会としての考え方を9月中には示したい。          │
│・事務局から、要求のあった資料については、現在、作業中であるが、量も膨大な│
│ こともあり時間がかかっている                      │
│旨の説明があった。                            │
└─────────────────────────────────────┘
(議事の概要)

<第11回・自由討論>

┌─────────────────────────────────────┐
│・原子力政策について、情報が公開されたり、政策決定のプロセスがより分かりや│
│ すくなることが大切であるとの意見が出された。              │
│・これに対して、これまで非公開にしてきたものを公開するだけでなく、考え方ま│
│ で含めてトータルでオープンすること、また、説明会なども平日の昼だけでなく│
│ 、土、日、平日の夜などにも行い、一般の方が参加できるようにしてもらいたい│
│ との意見が出された。                          │
└─────────────────────────────────────┘
(議事の概要)
┌─────────────────────────────────────┐
│情報公開について、商業機密についても基本的に公開とし、ただしこれを使って不│
│当な利益を得た者は厳罰に処すというようにするべきとの意見が出された。   │
└─────────────────────────────────────┘
(議事の概要)
┌─────────────────────────────────────┐
│原子力発電の単価について、プラントごとに実績値を公開することが重要との意見│
│に対して、原子力発電所の建設費、運転費は公表資料に掲載されており、基本的に│
│公開しているとの認識が示された。                     │
└─────────────────────────────────────┘
(議事の概要)

(2) 政策決定過程への国民参加

<第1回・招へい者の意見発表>

<第1回・原子力委員の総括的見解>

<第1回・自由討論>

<第2回・招へい者の意見発表>

<第2回・自由討論>

<第3回・招へい者の意見発表>

<第3回・自由討論>

<第4回・招へい者の意見発表>

<第7回・基調発言>

<第7回・自由討論>

┌─────────────────────────────────────┐
│今後の原子力政策の決定に当たっては、                   │
│・国民特に若い人が認めるかどうかという観点が重要             │
│・政策に関しアセスメントを提示し、対抗意見を出して、最終的に国民の意見がど│
│ うかというプロセスが必要                        │
│との意見が出された。                           │
└─────────────────────────────────────┘
(議事の概要)

<第8回・一般公募・原子力モニター参加者からの意見>

<第8回・自由討論>

┌─────────────────────────────────────┐
│日本の原子力にもっと社会科学系統の人が入って本当の意味の政策立案をしてほし│
│いとの指摘がなされた。                          │
└─────────────────────────────────────┘
(議事の概要)
┌─────────────────────────────────────┐
│反対意見、問題点を指摘されても強引に押し通しているという意見について、原子│
│力委員から、                               │
│・原子力に携わって努力している人の存在を理解していただくことも重要    │
│・国民のご理解とご支援を得るため、開かれた場での議論を反映していきたい。  │
│との見解が示された。                           │
└─────────────────────────────────────┘
(議事の概要)

<第9回・自由討論>

┌─────────────────────────────────────┐
│国民の意見を国政に反映させる方法に関する議論が不十分であるとの意見が出され│
│たのに対して、モデレーターより、既に原子力委員会に見解を求めており、その答│
│を受けて考えるべきとの見解が表明された。                 │
└─────────────────────────────────────┘
(議事の概要)


2.エネルギーと原子力

(1) 世界のエネルギー需給見通し

<第1回・招へい者の意見発表>

<第2回・招へい者の意見発表>

<第3回・招へい者の意見発表>

<第3回・自由討論>

<第4回・招へい者の意見発表>

<第6回・基調発言>

<第6回・自由討論>

┌─────────────────────────────────────┐
│途上国の経済発展、人口増加に伴うエネルギー需要の増加に関して、日本の効率化│
│の技術を活用すれば、当面の見通しは立つという意見が出されたが、中国の現状を│
│見れば、現実的に需要の増加を抑えるのは難しいとの意見が出た。       │
└─────────────────────────────────────┘
(議事の概要)

<第7回・基調発言>

<第8回・自由討論>

<第11回・自由討論>

┌─────────────────────────────────────┐
│現在の先進国の一人当たりのエネルギー消費を半減できたとしても、途上国の一人│
│当たりのエネルギー消費が2倍になっただけで世界のエネルギー消費は増加すると│
│いうことを認識することが重要との意見に関連して、ヨーロッパがEU域内でエネ│
│ルギー需給を考えているのと同様、日本も地球的視点で考えるべきとの意見が出さ│
│れた。                                  │
└─────────────────────────────────────┘
(議事の概要)

(2) 省エネルギー〜ライフスタイル、社会・経済構造とエネルギー需給

<第1回・招へい者の意見発表>

<第1回・自由討論>

<第2回・招へい者の意見発表>

<第3回・招へい者の意見発表>

<第3回・自由討論>

<第4回・招へい者の意見発表>

<第6回・基調発言>

<第6回・他の招へい者の所感>

<第6回・自由討論>

┌─────────────────────────────────────┐
│省エネルギーが進むように、社会構造、ライフスタイルの改善等に取り組むべきで│
│あるとの意見が出された。                         │
└─────────────────────────────────────┘
(議事の概要)
┌─────────────────────────────────────┐
│今後は、供給サイドだけでなく需要サイドでも省エネルギーを図るべきであり、機 │
│器をベースとしたもので10%は可能であるとの意見や、省エネルギーに関して今│
│後冷暖房関係がポイントになるとの意見が出された。             │
└─────────────────────────────────────┘
(議事の概要)
┌─────────────────────────────────────┐
│・民生用エネルギーについては、社会の変化を考えれば、一般的な家庭がすべて贅│
│ 沢な使い方をしているとは言えず、使用量を減らすことは難しい。      │
│・産業用エネルギーについては、経済発展と大きく関わっており、理念だけで簡単│
│ に省エネルギーができるとは思えない。                  │
│と、簡単には省エネルギーが進まないのではないかとの意見が出された。    │
└─────────────────────────────────────┘
(議事の概要)
┌─────────────────────────────────────┐
│省エネルギーについて、生活者にその情報が十分伝わっていないという問題点が提│
│起された。                                │
└─────────────────────────────────────┘
(議事の概要)
┌─────────────────────────────────────┐
│・「夜間電力を貯蔵して昼使うなど、安くするためには、どうするか」、「ピーク│
│ を減らすことが重要」といった声も認識しているが、川越市の1%省エネ運動で│
│ は、省エネルギーの様々な取り組みの内、とりあえず使うことを節約することか│
│ ら取り組んでいる。この取り組みで、節電に関する一石を投じ、波紋を起こすこ│
│ とができたという手応えは感じているとの意見が出された。         │
└─────────────────────────────────────┘

┌─────────────────────────────────────┐
│・男性が家庭のエネルギー消費の実態をもっと把握するべきとの意見が出された。│
│・エネルギー問題は、建設、土地行政とも一体の問題として捉えることが必要との│
│ 意見が出された。                            │
└─────────────────────────────────────┘
(議事の概要)

<第8回・一般公募・原子力モニター参加者からの意見>

<第8回・他の招へい者の所感>

<第8回・自由討論>

┌─────────────────────────────────────┐
│現代は技術で作られた人工環境で成り立っており、その環境を維持するためにはエ│
│ネルギーが必要なので、省エネルギー、省資源といっても構造的にしていかなけれ│
│ばならない。そのためには教育が必要との意見が出された。          │
└─────────────────────────────────────┘
(議事の概要)

<第9回・自由討論>

(3) 新エネルギー

<第1回・招へい者の意見発表>

<第2回・招へい者の意見発表>

<第3回・招へい者の意見発表>

<第3回・自由討論>

<第4回・招へい者の意見発表>

<第6回・基調発言>

<第6回・他の招へい者の所感>

<第6回・自由討論>

┌─────────────────────────────────────┐
│自然エネルギーは、密度が薄い、自然条件に左右されるといわれるが、使いこなす│
│ための技術開発や、知恵を出してうまく使っていくことが重要との意見が    │
│出された。                                │
└─────────────────────────────────────┘
(議事の概要)
┌─────────────────────────────────────┐
│・新エネルギーへの取り組みは重要であるが、供給力、信頼性、コストの問題があ│
│ り、将来を支えるエネルギー源としては不確実という意見が出された。    │
│・「新エネルギー導入大綱」の新エネルギーの目標については、生産能力材料不足│
│ 等の問題から、実現が非常に大変な数字であるとの意見が出された。     │
│・新エネルギー開発に関する上記の意見に関し、長期的な視点から客観的な議論を│
│ 行うことの必要性や、小さい取り組みの積み重ねを行うことの重要性が指摘され│
│ た。                                  │
└─────────────────────────────────────┘
(議事の概要)
┌─────────────────────────────────────┐
│自然エネルギーの取り組みに関して、                    │
│・予算を新エネルギーに向けるべきとの意見が出された。           │
│・自然エネルギーの開発は電力会社というよりも、地域レベルで実施するべきであ│
│ るとの意見が出された。                         │
│・太陽光発電を普通の家に取り付けるとメンテナンスが大変であるとの意見が出さ│
│ れたのに対し、12年間省エネルギー実験用住宅の電力をすべて太陽電池で賄っ│
│ ているとの意見も出された。                       │
└─────────────────────────────────────┘
(議事の概要)
┌─────────────────────────────────────┐
│・新エネルギーの1つとしてバイオマスについて議論があり、将来的に期待されて│
│ いるものであるが、不明確な点も多く、なお、研究、調査が必要であるとの考え│
│ 方が示された。                             │
│・日本は森林資源が多く潜在的能力があり、コストも減少する可能性があるとの意│
│ 見が出されたとともに、広大な土地が必要であり、またエネルギー密度も低いと│
│ の問題点も指摘された。                         │
└─────────────────────────────────────┘
(議事の概要)
┌─────────────────────────────────────┐
│国際的な機関の報告書では、日本でのバイオマスの利用ポテンシャルはゼロと評価│
│されていることに関連し、バイオマスについて、地球公共財という観点から開発に│
│取り組んでもいいのではないかとの意見が出された。             │
└─────────────────────────────────────┘
(議事の概要)

<第7回・自由討論>

┌─────────────────────────────────────┐
│エネルギー源のリスクに関して、どのエネルギーを使用してもリスクは伴うが、省│
│エネに努力した上で、太陽エネルギーの方向にすべきである。しかし、それにして│
│もアセスメントをきちんと議論するプロセスが必要であるとの意見が出された。一│
│方、太陽発電だけで、石油、石炭を使わないで済むことにはならないとの指摘がな│
│された。                                 │
└─────────────────────────────────────┘
(議事の概要)

<第9回・自由討論>

<第11回・自由討論>

  • 太陽への投資が原子力に比べて少ないのは、技術開発課題が前者は変換効率の高い素子の開発であり、後者はシステムインテグレーションであるためである。

    (4) エネルギー源の選択の考え方

    1.エネルギー源の選択の考え方

    <第1回・招へい者の意見発表>

    <第2回・招へい者の意見発表>

    <第3回・招へい者の意見発表>

    <第3回・自由討論>

    <第4回・招へい者の意見発表>

    <第4回・自由討論>

    <第5回・基調発言>

    <第6回・基調発言>

    <第6回・他の招へい者の所感>

    <第6回・自由討論>

    ┌─────────────────────────────────────┐
    │将来のエネルギーに関し、                         │
    │・新しい技術については、時間的要素と、量的なものを評価し、社会システムに経│
    │ 済的に入っていけるかを把握する事が重要。                │
    │・日本では、資源状況が欧米諸国と異なることから、原子力も考慮するべきである│
    │ し、在来型電源も見直しつつ、長期的に新エネルギーも評価し選択するべき。 │
    │・自然エネルギーの普及にも大型エネルギー源の支援が必要であり、様々なエネル│
    │ ギー源を多角的に使用することが重要。                  │
    │との意見が出された。                           │
    └─────────────────────────────────────┘
    
    (議事の概要)
    ┌─────────────────────────────────────┐
    │・エネルギーの議論に関しては、リサイクル社会を形成できるかの観点が重要であ│
    │ り、原子力にはその可能性が十分あるとの意見が出された。         │
    │・リサイクルはコストが問題であり、それにより見通しが大きく変わってしまうと│
    │ の意見が出された。                           │
    │(なお、モデレーターより、リサイクルの議論は別の機会にすると発言があった)│
    └─────────────────────────────────────┘
    
    (議事の概要)

    <第7回・自由討論>

    ┌─────────────────────────────────────┐
    │エネルギーについては、経済性、環境保全等も含め総合的に考える必要があるとの│
    │意見が出された。                             │
    └─────────────────────────────────────┘
    
    (議事の概要)

    <第8回・一般公募・原子力モニター参加者からの意見>

    <第8回・他の招へい者の所感>

    <第8回・自由討論>

    ┌─────────────────────────────────────┐
    │資源の枯渇、世界人口の増加、新エネルギーの状況、化石燃料使用による公害等を│
    │踏まえ、人類は将来のエネルギーをどうするかを国民全体で考えるべきという問題│
    │提起に関して、                              │
    │・化石資源がなくなれば、地球上に50億、60億も住めない。そうすると   │
    │(一旦100億以上に増えた後)地球の人口は減って行くが、スムーズに減るよう│
    │なプロセスを探すべき。                          │
    │・今までの延長上ではなくて、地球が限られた資源、空間ということに基づいて、│
    │新しい価値観、生活様式、経済社会システムを構築しなければならない。    │
    │との意見が出された。                           │
    │ また、モデレーターより多様な社会の中で、生き方に関して個人のポリシーが許│
    │されるというのも、エネルギー、資源利用に関する一つの論点ではないかとの問題│
    │提起がなされた。                             │
    └─────────────────────────────────────┘
    
    (議事の概要)
    ┌─────────────────────────────────────┐
    │自然エネルギーについては、加工過程で資源を大量に使うため高コストになり、将│
    │来的に、ある程度までコストは下がっても、やはり、原子力を一つの核として多様│
    │性を持たすことが重要との意見が出された。                 │
    └─────────────────────────────────────┘
    
    (議事の概要)

    <第9回・自由討論>

    <第10回・一般公募・原子力モニター参加者からの意見>

    <第11回・自由討論>

    ┌─────────────────────────────────────┐
    │発展途上国を中心とした人口増加、生活レベルの向上を考えると、今後の世界のエ│
    │ネルギー需要の増加は避けられず、それには新エネルギー、省エネルギーだけで対│
    │応することは難しい。また、地球環境問題への対応を考えると、原子力エネルギー│
    │は不可欠であるとの意見が出された。                    │
    │これに関連して、                             │
    │・現在をベースにトレンドベースで将来を予測するのではなく、2050年の社会│
    │ を真剣にイメージして、社会に必要なエネルギー体系を考え直すべきであり、原│
    │ 子力発電所は現状に凍結することが必要                  │
    │・アジアで原子力発電所が増加すると日本のリスクが増加することも考えるべき。│
    │との意見が出された。                           │
    └─────────────────────────────────────┘
    
    (議事の概要)
    ┌─────────────────────────────────────┐
    │・将来にわたってエネルギーの供給を拡大していくことは、経済活動による廃棄物│
    │ の問題から不可能であり、エネルギー供給、経済活動の限界に達しないためには│
    │ どうしたらいいかについて議論するべきとの意見が出された。        │
    │・これに関連して、将来、サステイナブル(持続可能)な状況に入っていくプロセ│
    │ スをなだらかにするには、ある程度のエネルギー源が必要との意見が出された。│
    └─────────────────────────────────────┘
    
    (議事の概要)

    2.原子力エネルギー

    <第1回・招へい者の意見発表>

    <第1回・原子力委員の総括的見解>

    <第2回・招へい者の意見発表>

    <第2回・原子力委員の総括的見解>

    <第2回・自由討論>

    <第3回・招へい者の意見発表>

    <第3回・自由討論>

    (原子力委員意見)

    <第4回・招へい者の意見発表>

    <第4回・自由討論>

    <第5回・基調発言>

    <第5回・自由討論>

    ┌─────────────────────────────────────┐
    │・原子力は環境に優しいといわれているが、管理目標以下といっても運転に伴って│
    │ 放射能が放出されるので問題であるという意見に対して、原子力委員から、放射│
    │ 線は宇宙に満ちているものであるが、原子力発電所を起源とするものは0.0数│
    │ %と極めて低いという見解が示された。                  │
    └─────────────────────────────────────┘
    
    (議事の概要)

    <第6回・基調発言>

    <第6回・他の招へい者の所感>

    <第6回・自由討論>

    ┌─────────────────────────────────────┐
    │・エネルギー問題は、他の生物も含めた自然界という観点からの議論が必要であり│
    │ 、原子力は自然界から飛び出したものという意見に対し、原子力委員から、放射│
    │ 線は宇宙、地球創世の時から存在し、我々は自然放射線に囲まれて暮らしており│
    │ 、また、核分裂は、過去地球上で自然に発生しており、自然で行われていること│
    │ を行っているだけであるという見解が示された。              │
    │・また、太陽、バイオマスの自然エネルギーを大量に使うことは、太陽の恵みを人│
    │ 間が独占する事になるのではないかという疑問が提示された。        │
    └─────────────────────────────────────┘
    
    (議事の概要)

    <第7回・基調発言>

    <第7回・他の招へい者の所感>

    <第7回・自由討論>

    ┌─────────────────────────────────────┐
    │核エネルギーの利用は、原子核の安定を破壊するので社会との間に基本的な困難を│
    │もたらすと基調発言において指摘があった。                 │
    │一方、これに関連して、                          │
    │・人類文明の発達の中で核エネルギの利用は自然なこと            │
    │・CO2抑制の観点から原子力は有意義                   │
    │・原子力は利用効率といった点で最も理想的なエネルギー源          │
    │との意見があった。                            │
    └─────────────────────────────────────┘
    
    (議事の概要)
    ┌─────────────────────────────────────┐
    │現状の原子力政策について、                        │
    │・安全については、ある程度の実績があり評価している            │
    │・現在の政策は、基本としてエネルギーだけでなく原子力を総体として捉えている│
    │ こと、リサイクル社会の形成の展望を持っていることから、認められる。   │
    │との意見が出された。                           │
    └─────────────────────────────────────┘
    
    (議事の概要)
    ┌─────────────────────────────────────┐
    │原子力利用について、                           │
    │1.原子力利用はこれからが正念場である                  │
    │2.原子力はお金をかけすぎである                     │
    │との指摘がなされた。                           │
    │なお、2については、モデレータより事実関係が紹介された。         │
    └─────────────────────────────────────┘
    
    (議事の概要)
    ┌─────────────────────────────────────┐
    │原子力発電所の廃炉について、地域経済、長期的な電力確保なども踏まえ、どのよ│
    │うな計画があるのかという疑問点が提示された。               │
    │これに関連して、原子力委員より、                     │
    │・長期計画では、地域社会との協調をとりつつ、原子力発電所用地として引き続き│
    │ 有効に活用するとしている。                       │
    │・個別サイドの話は電力会社、通産省が検討しているが、原子力委員会としては、│
    │ 長期的に整合がとれるようにする責任がある。               │
    │との見解が示された。                           │
    └─────────────────────────────────────┘
    
    (議事の概要)
    ┌─────────────────────────────────────┐
    │欧米の原子力発電が停滞している理由について、               │
    │・原子力、火力などの大規模な基盤エネルギーシステムを当面追加的に必要として│
    │ いない経済状況だからである                       │
    │・かつて無いほどの反対運動があったことが背景にある            │
    │・米国で原子力が停滞しているのは、石油の価格が下がり原子力より火力が安くな│
    │ ったからである                             │
    │との指摘がなされた。                           │
    └─────────────────────────────────────┘
    
    (議事の概要)

    <第8回・一般公募・原子力モニター参加者からの意見>

    <第8回・他の招へい者の所感>

    <第8回・自由討論>

    ┌─────────────────────────────────────┐
    │原子力は、エネルギー利用だけでなく、実際は、医療分野をはじめとする広い分野│
    │で利用されているという事実が指摘された。                 │
    └─────────────────────────────────────┘
    
    (議事の概要)

    <第9回・自由討論>

    ┌─────────────────────────────────────┐
    │原子力に関して、                             │
    │・21世紀のエネルギーセキュリティーを考えるとエネルギー源の多様化を図るこ│
    │ とが重要であり、原子力は基幹エネルギーの大きな選択肢の一つ       │
    │・我が国において、新エネルギーや省エネルギーに期待することは困難な状況であ│
    │ り、原子力、プルトニウム利用に関する安全性を高めつつ、技術を信頼しながら│
    │ やることに国民の合意を得る努力をするべき。               │
    │との意見が出された。                           │
    │ これに関連して、原子力の他にも選択がないかも含め議論をしてエネルギー政策│
    │を作るべきとの意見が出された。                      │
    └─────────────────────────────────────┘
    
    (議事の概要)

    <第10回・一般公募・原子力モニター参加者からの意見>

    <第10回・自由討論>

    ┌─────────────────────────────────────┐
    │化石燃料による地球温暖化、新エネルギー技術の現状も踏まえ、資源小国の我が国│
    │としては、原子力を基軸エネルギーとするべきとの意見が出されたことに関連して│
    │、処分方法が解決されていない放射性廃棄物を作り出すエネルギー政策は間違って│
    │いるとの意見が出された。                         │
    └─────────────────────────────────────┘
    
    (議事の概要)

    <第11回・自由討論>

    ┌─────────────────────────────────────┐
    │フランスを除くヨーロッパ諸国、アメリカがなぜ原子力を選択しないのかという意│
    │見に対して、                               │
    │・西欧、北米の石油、ガス、石炭の一人当たりの資源量はアジアと比較して多く、│
    │ 選択の幅を持っているためである。                    │
    │・持続的な成長が可能な社会の概念を作りそれを支えるエネルギー体系を作るかと│
    │ いう視点の有無である。                         │
    │・原子力が事故、廃棄物の不信を解決できなかったことにヨーロッパの選択の基本│
    │ がある。                                │
    │との意見が出された。                           │
    └─────────────────────────────────────┘
    
    (議事の概要)
    ┌─────────────────────────────────────┐
    │・原子力モラトリアムは生産的な方法ではなく、個々の具体的な問題を抱えている│
    │ ところが新しい提案を世の中に提起していくという方法で努力していくべきとの│
    │ 意見が出された。                            │
    │・これに関連して、原子力発電所の立地をめぐってコンセンサスを作れると考える│
    │ ことは幻想であり、ある年限を区切ってモラトリアムを実施し、その間議論をす│
    │ るべきとの意見が出された。                       │
    └─────────────────────────────────────┘
    
    (議事の概要)
    ┌─────────────────────────────────────┐
    │・原子力には世代的、地域的な不公平が根本的にあるのだという問題を立地点に即│
    │ して議論することが問われている、との問題提起がなされた。        │
    │・これに関連して、世代間、地域間の不公平の問題は原子力だけでなく、むしろ原│
    │ 子力をやめることにより子孫や、途上国につけを残すこととなる様々な選択肢に│
    │ ついて幅広く検討するべき、との意見が出された。             │
    └─────────────────────────────────────┘
    
    (議事の概要)
    ┌─────────────────────────────────────┐
    │原子力の推進方策に関連して、                       │
    │・100年後のエネルギーを論ずるのであれば、3〜5年をかけて、100年先を│
    │ 見越して廃棄物をどうするか等の全体としての議論を行うべきである。    │
    │・原子力の推進側は、「このまま成長していける」ということを前提としているが│
    │ 、このままいけるとは思われない。                    │
    │・たとえ原子力の安全性と廃棄物処理が 100%解決したとしても、原子力は無│
    │ 理ではないか。                             │
    │等の意見が出された。                           │
    └─────────────────────────────────────┘
    
    (議事の概要)

    (5) その他

    <第2回・招へい者の意見発表>

    <第3回・招へい者の意見発表>

    <第3回・自由討論>

    <第4回・招へい者の意見発表>

    <第4回・自由討論>

    <第8回・他の招へい者の所感>


    3.核燃料サイクル

    (1) 核燃料サイクルと再処理

    <第1回・招へい者の意見発表>

    <第2回・招へい者の意見発表>

    <第3回・招へい者の意見発表>

    <第3回・自由討論>

    <第4回・招へい者の意見発表>

    <第7回・基調発言>

    <第7回・他の招へい者の所感>

    <第7回・自由討論>

    ┌─────────────────────────────────────┐
    │基調発言において、国の長期計画、特にプルトニウム政策はほとんど全面的に破綻│
    │しているとの指摘がなされたが、これに関連して原子力委員より        │
    │・ATRの計画変更、六ケ所再処理工場についてはいずれも長計の基本を変えてい│
    │ るものではない。                            │
    │・我が国のプルトニウム利用は余剰プルトニウムを持たない、平和利用に徹するこ│
    │ とを全面に出しており、需給バランスについても白書で報告している     │
    │との見解が示された。                           │
    └─────────────────────────────────────┘
    
    (議事の概要)
    ┌─────────────────────────────────────┐
    │核燃料リサイクル政策について、                      │
    │・再処理の意義は資源の有効活用と環境保全であり、再処理コストは一種の環境保│
    │ 全コストと考えるべき。                         │
    │・プルトニウム政策は国民が納得していない以上大幅に見直しをするべき    │
    │という意見が基調発言で出されたが、これに関連して、            │
    │・原子力発電所からの使用済燃料の取り扱いは、資源のリサイクルか使い捨てかと│
    │ いった観点だけでなく、使用済燃料を直接処分すると、環境保護上、核不拡散上│
    │ 問題もあるという意見が出された。                    │
    │・これに対し、再処理するとそれに伴う廃棄物が出てくること、廃棄物の容量は減│
    │ るが放射能量は変わらないこと、プルトニウム社会の問題点は大きく代償が大き│
    │ いこと等からリサイクルは賢明ではないという意見が出された。       │
    │・また、プルトニウムについては、既に国際的な合意が得られている利用の形があ│
    │ り、日本もその形でしか行っていないという意見も出された。        │
    └─────────────────────────────────────┘
    
    (議事の概要)
    ┌─────────────────────────────────────┐
    │核燃料リサイクルについて、                        │
    │・リサイクルといっても一般廃棄物のリサイクルとは質の違うものだから同じキー│
    │ ワードを使うべきではない                        │
    │・今後は、海外再処理委託をやめてもらいたい                │
    │との意見が出された。                           │
    └─────────────────────────────────────┘
    
    (議事の概要)

    <第8回・一般公募・原子力モニター参加者からの意見>

    <第8回・他の招へい者の所感>

    <第8回・基調発言>

    <第9回・自由討論>

    ┌─────────────────────────────────────┐
    │核燃料リサイクルについて、経済面、資源面、安全の面も含め総合的に評価するこ│
    │とが必要との意見が示された。                       │
    └─────────────────────────────────────┘
    
    (議事の概要)
    ┌─────────────────────────────────────┐
    │核燃料リサイクルの意義について、資源的側面及び環境影響の側面から以下の意見│
    │が出された。                               │
    │○資源的側面                               │
    │・原子力発電所からは必ず使用済燃料がでてくる。それを資源として有効活用する│
    │ 事が重要。                               │
    │・国際関係の観点からエネルギーセキュリティー上はマイナスであり、また、プル│
    │ トニウム増殖は、人的資源、労力の観点から資源の有効利用にはならない。  │
    │○環境的側面                               │
    │・再処理により、環境へのかなり大量の放射能が放出されるとともに、廃棄物を体│
    │ 積的に増大させるものである。また、プルトニウムを燃やすと、また使用済燃料│
    │ が出てくるのでプルトニウムが消えるわけではないし、放出放射能の影響評価は│
    │ されているだろうが出さないで済むならその方がいい。           │
    │・再処理により放射能量は明らかに少なくなるし、処分時の全体の容積についても│
    │ 増大させるものではない。また、再処理による環境への放射性物質の放出につい│
    │ ては、安全審査において問題ないと評価されている。            │
    │との意見が出された。                           │
    └─────────────────────────────────────┘
    
    (議事の概要)
    ┌─────────────────────────────────────┐
    │・プルトニウムの需給計画について、高速増殖炉の計画が遅れてきたように、プル│
    │ トニウムの消費が足りなくなり生産がだぶついてくるのではないかという意見が│
    │ 出された。                               │
    │・これに関連して、プルトニウムバランスで重要なのは、回収されたプルトニウム│
    │ が充分使い道があるという点。六ケ所再処理工場から回収される予定のプルトニ│
    │ ウムは日本中の軽水炉燃料の10%以下であり、これは適正な規模であるとの意│
    │ 見が出された。                             │
    └─────────────────────────────────────┘
    
    (議事の概要)
    ┌─────────────────────────────────────┐
    │・使用済燃料の直接処分に関して、地層への熱的な影響、地下水との相互作用等の│
    │ 基礎的な研究が不足しており充分議論ができないとの意見が出された。    │
    │・また、これに関連して、地層処分の基礎的な研究としてプルトニウムを含む使用│
    │ 済燃料よりガラス固化体の研究を優先することは自然との意見が出された。  │
    └─────────────────────────────────────┘
    
    (議事の概要)
    ┌─────────────────────────────────────┐
    │使用済燃料の処理に関して、                        │
    │・現在でも原子力発電所から使用済燃料が発生しているのに、リサイクルするか直│
    │ 接処分するかの狭い選択を今ここで議論していること自体、地元としては釈然と│
    │ しない。国として方向付けする一層の努力するべきとの意見が出された。   │
    │・これに関して、モデーレターよりそもそも円卓会議がそういう議論をするという│
    │ ことが前提になっているという説明と、一昔前は当たり前と考えていたことでも│
    │ 、様々な問題が噴出したためそれが問われているとの意見が出された。    │
    └─────────────────────────────────────┘
    
    (議事の概要)
    ┌─────────────────────────────────────┐
    │六ケ所サイクル施設について、                       │
    │・燃焼度の高い燃料を再処理するようであるがそれがどのようなものか     │
    │・濃縮工場の劣化ウランを将来どう利用するか                │
    │・MOXの使用済燃料がまた青森に帰ってくるのか              │
    │などについてきちんとした説明が無く、現地としては納得理解できないとの意見が│
    │出された。                                │
    │これに関連して、                             │
    │・高燃焼度の燃料はエネルギーがたくさん取り出されているのでその分高レベル廃│
    │ 棄物が多く含まれている。                        │
    │・MOXの使用済燃料は計画的に貯蔵し、劣化ウランとともに高速炉で使っていく│
    │ ことが正しいと思う。                          │
    │との意見が出された。                           │
    └─────────────────────────────────────┘
    
    (議事の概要)

    <第11回・自由討論>

    ┌─────────────────────────────────────┐
    │・核燃料リサイクルは、資源の有効利用、環境負荷の低減等の観点から妥当であり│
    │ 、着実に進めていくべきとの意見が出された。               │
    │・また、これに関連して、プルトニウムをめぐる国際状況等が変化しており、リサ│
    │ イクル路線と直接処分路線の共存をしつつ、将来の問題を決めるのがよいのでは│
    │ ないかとの意見が出された。                       │
    └─────────────────────────────────────┘
    
    (議事の概要)
    ┌─────────────────────────────────────┐
    │青森県六ケ所村に建設中の再処理工場の建設を着実に進めていくべきであるとの意│
    │見が出された。                              │
    └─────────────────────────────────────┘
    
    (議事の概要)
    ┌─────────────────────────────────────┐
    │再処理技術はこの10年くらいでどのくらい進展があったのかという質問に対して│
    │、環境安全面で進んだ技術となっており、廃棄物の発生が非常に低減しているとの│
    │意見があった。                              │
    └─────────────────────────────────────┘
    
    (議事の概要)
    ┌─────────────────────────────────────┐
    │日本がプルトニウム利用で突出することは、政治的セキュリティ上危険であるとの│
    │意見が出されたことに関連して、                      │
    │・現在の保障措置システム上、通常の商業ベースのプルトニウムを軍事利用するこ│
    │ とは大変困難である。                          │
    │・海外からの懸念については透明性を確保しつつ進めることや、国際公共財として│
    │ 他国と共同で進めることが重要。                     │
    │・日・米・欧の三極委員会では日本における原子力開発の期待が指摘されている。│
    │との意見が出された。                           │
    │また、これらの意見に対して技術者の楽観論ではないかとの指摘がなされた。  │
    └─────────────────────────────────────┘
    
    (議事の概要)

    (2) 使用済燃料管理

    <第1回・招へい者の意見発表>

    <第2回・招へい者の意見発表>

    <第3回・招へい者の意見発表>

    <第7回・基調発言>

    <第7回・自由討論>

    ┌─────────────────────────────────────┐
    │・現時点では、再処理工場を建設するべきではなく使用済燃料は敷地内に貯蔵する│
    │ べきであるという意見が出された。                    │
    │・これに関連して、核燃料リサイクルを産業として確立するためには、ある量の活│
    │ 動を実施していくことが重要であるとの意見が出された。          │
    └─────────────────────────────────────┘
    
    (議事の概要)

    <第8回・基調発言>

    <第9回・自由討論>

    ┌─────────────────────────────────────┐
    │使用済燃料貯蔵の長期化に備え、敷地外の中間貯蔵施設を設けるべきとの意見が出│
    │された。                                 │
    └─────────────────────────────────────┘
    
    (議事の概要)

    <第10回・自由討論>

    ┌─────────────────────────────────────┐
    │使用済燃料の問題について、サイト内貯蔵は冷却されるまでの間との認識であり、│
    │国は適切かつ早急に対策を確立してもらいたいとの意見に関連して、原子力委員長│
    │より、真摯に受け止め真剣に努力していくとの意見が表明された。       │
    └─────────────────────────────────────┘
    
    (議事の概要)

    <第11回・自由討論>

    ┌─────────────────────────────────────┐
    │原子力発電所サイトからの使用済燃料の搬出について、まずサイトの地元において│
    │プルサーマルや、高速増殖炉などのプルトニウムの利用に関する合意が得られてい│
    │ないと、「なぜ青森だけが背負わなければならないのか」ということになるとの意│
    │見が出された。                              │
    └─────────────────────────────────────┘
    
    (議事の概要)
    ┌─────────────────────────────────────┐
    │使用済燃料の管理に関して、                        │
    │・使用済MOX燃料の再処理技術に関する技術開発の場として東海再処理工場を活│
    │ 用する方策を検討するべき。                       │
    │・使用済燃料は大事な資源であるので、適切な量を適切な時期に再処理していくと│
    │ ともに、計画的に備蓄していくべき。                   │
    │・使用済燃料の貯蔵方策について、不透明性があるので、原子力委員会は適切な措│
    │ 置をするべき。                             │
    │・原子炉の廃止措置後も使用済燃料だけを残すことはないと取り決めをするべき。│
    │との意見が出された。                           │
    └─────────────────────────────────────┘
    
    (議事の概要)

    (3) プルトニウムの軽水炉利用

    <第1回・招へい者の意見発表>

    <第2回・招へい者の意見発表>

    <第3回・招へい者の意見発表>

    <第4回・招へい者の意見発表>

    <第7回・基調発言>

    <第7回・自由討論>

    ┌─────────────────────────────────────┐
    │・プルサーマルは、資源の利用効率は2倍くらいにしかならなく、プルトニウムの│
    │ 高次化、廃棄物中の超ウラン元素の問題、輸送、MOX使用済燃料の再処理の問│
    │ 題等があり、メリットはないという意見が出された。            │
    │・一方、これに関連して、プルサーマルは世界的な実績、「ふげん」によるMOX│
    │ 利用の実績から、技術的に問題はない。また、軽水炉でプルトニウムができてく│
    │ るのだから、貯めるよりもいろいろなタイプの炉で燃やすことは当然であるとい│
    │ う意見が出された。                           │
    └─────────────────────────────────────┘
    
    (議事の概要)

    <第9回・自由討論>

    ┌─────────────────────────────────────┐
    │・プルサーマルは、使用済MOX燃料の再処理の問題や社会的安全性の問題が生じ│
    │ るなど問題が拡大するにも関わらず、経済的にも資源的にもメリットはない。 │
    │・リサイクルというのはそれ自体面倒でいろいろな困難が伴うもの。天然ウランを│
    │ 海外から買っている日本としては、プルサーマルは立派な資源の節約であり、プ│
    │ ルトニウム利用技術を育てていく重要なステップ。             │
    │・プルサーマルの実施には、国民的な合意が必要であるが、現在はそれが充分でな│
    │ く、この場で議論している段階。このような状態でプルサーマルの実施は困難。│
    │との意見が出された。                           │
    │これに関連して、原子力委員より、プルサーマルは充分意義のあるものであり、今│
    │後国民的合意が得られるよう努力するとの意見が出された。          │
    └─────────────────────────────────────┘
    
    (議事の概要)

    <第10回・自由討論>

    ┌─────────────────────────────────────┐
    │核燃料リサイクルの確立は重要であり、その本格化に備えプルサーマルを実施して│
    │いくことが重要との意見が出された。                    │
    └─────────────────────────────────────┘
    
    (議事の概要)

    <第11回・自由討論>

    ┌─────────────────────────────────────┐
    │プルサーマルは、ウラン資源の有効利用、プルトニウム利用技術の確立等から意義│
    │があるだけでなく、海外再処理委託により回収されたプルトニウムが現実に存在す│
    │ることを考えると、国際的にも緊要な課題であるとの意見が出された。     │
    └─────────────────────────────────────┘
    
    (議事の概要)
    ┌─────────────────────────────────────┐
    │プルサーマルの安全性について懸念が示されたことに関連し、ウランとプルトニウ│
    │ムの核特性の差異には技術的に対応が可能であり、これまでの経験でもMOX燃料│
    │の利用が原因となる特異な事故はなく、原子力安全委員会においても炉心に1/3│
    │程度までMOX燃料を装荷しても安全上特段の問題は生じないとの判断を示してい│
    │るとの意見が出された。                          │
    └─────────────────────────────────────┘
    
    (議事の概要)
    ┌─────────────────────────────────────┐
    │・原子力発電所の立地地域で半数以上の理解が得られないまま、プルサーマルはや│
    │ るべきではないとの意見が出された。                   │
    │・これに関連して、物事は必ずしも多数決ではなく、それぞれの地域で理解を得つ│
    │ つ進んでいるものである。プルサーマルについても「ふげん」における実績をも│
    │ とに地元に説明していくべき。その際、国が表にでて対話していくことが必要と│
    │ の意見が出された。                           │
    └─────────────────────────────────────┘
    
    (議事の概要)
    ┌─────────────────────────────────────┐
    │プルサーマルと通常軽水炉の発電コストについて、いろいろなケース、条件で違い│
    │があるが、現時点では、天然ウラン価格が低位で推移していることもあり、リサイ│
    │クルの方が若干高いということが国際的に共通した認識であることが紹介された。│
    └─────────────────────────────────────┘
    
    (議事の概要)

    (4) 高速増殖炉

    <第1回・招へい者の意見発表>

    <第2回・招へい者の意見発表>

    <第3回・招へい者の意見発表>

    <第4回・招へい者の意見発表>

    <第4回・自由討論>

    (原子力委員意見)

    <第5回・基調発言>

    <第5回・自由討論>

    ┌─────────────────────────────────────┐
    │もんじゅ事故の捉え方について、                      │
    │・技術的には想定内の事故であるという意見と、地元としては高速増殖炉の根幹に│
    │ 関わる事故であるという意見が出された。                 │
    │・また、国際尺度では0+(注)であるのに大問題になったのは、期待感への反動│
    │ 組織の事故対応に対する失望であると意見が出された。           │
    └─────────────────────────────────────┘
    
    (議事の概要)

    <第6回・自由討論>

    <第7回・基調発言>

    <第7回・自由討論>

    ┌─────────────────────────────────────┐
    │高速増殖炉に関連して                           │
    │・審査や考え方の甘さがいたる所にあり、「もんじゅ」は凍結するべき。    │
    │・資源的なメリットは認めるが、現状では技術がないことを認識するべき    │
    │・「もんじゅ」の今回の事故であきらめるのではなく、今後とも実験を重ねてもら│
    │ いたい                                 │
    │との意見が出された。                           │
    └─────────────────────────────────────┘
    
    (議事の概要)

    <第8回・一般公募・原子力モニター参加者からの意見>

    <第9回・自由討論>

    ┌─────────────────────────────────────┐
    │高速増殖炉に関して、                           │
    │・他の先進国はプルトニウム増殖路線から撤退しているし、半世紀研究開発をして│
    │ きてもまだ成果が出ておらずフィージビリティーがあるとは思えない。    │
    │・諸外国がやめているからやめるというのは、日本が先進国を追いかけて来た頃の│
    │ 考え方。将来の重要性を考え研究開発に努力を傾注するべきであり、開発のため│
    │ のチェック・アンド・レビューの体制を整えるべき。            │
    │との意見が出された。                           │
    └─────────────────────────────────────┘
    
    (議事の概要)
    ┌─────────────────────────────────────┐
    │・将来の高速増殖炉のあり方について充分時間をかけ幅広く議論をするため、原子│
    │ 力委員会に「高速増殖炉懇談会」のような懇談会を設置するべきであるとの意見│
    │ が出された。                              │
    │・これに対し、原子力委員会からその方向で検討したいとの見解が表明された。 │
    │・また、その懇談会に関して、密室の議論にならないようにしてもらいたい、将来│
    │ のエネルギーのあり方をベースにした議論をしてもらいたいとの意見が出された│
    └─────────────────────────────────────┘
    
    (議事の概要)

    <第10回・一般公募・原子力モニター参加者からの意見>

    <第11回・自由討論>

    ┌─────────────────────────────────────┐
    │高速増殖炉の研究開発について、                      │
    │・高速炉の開発計画は「もんじゅ」事故の教訓や核拡散への国際的懸念の増大を配│
    │ 慮しつつ再構築すべき時期にきている。                  │
    │・資源的、経済的側面から高速増殖炉の開発は多少スローダウンし、研究開発に重│
    │ 点を置くべき。                             │
    │・原子力技術は開発に50年といった非常な時間がかかる。必要なときに始めたの│
    │ では、リスクが高くなるため長期的観点から継続的な研究開発が必要。    │
    │・諸外国が経済的負担を主な理由として高速増殖炉を撤退した経験を吟味し、開発│
    │ する工夫が必要。                            │
    │との意見が出された。                           │
    │また、「もんじゅ」については、重要な研究開発手段の一環であり、高速炉の様々│
    │な特性を研究開発する場として使って行くべきとの意見が出された。      │
    └─────────────────────────────────────┘
    
    (議事の概要)
    ┌─────────────────────────────────────┐
    │もんじゅの事故は、冷却部分の事故であり、それだけを取り上げ高速炉全体を否定│
    │するのは短絡的。また、ナトリウム冷却技術は他にも共通する技術でもあり研究す│
    │ることは重要であるとの意見が出された。                  │
    └─────────────────────────────────────┘
    
    (議事の概要)

    (5) 高レベル放射性廃棄物〜バックエンド対策

    <第1回・招へい者の意見発表>

    <第2回・招へい者の意見発表>

    <第2回・原子力委員の総括的見解>

    <第3回・招へい者の意見発表>

    <第3回・自由討論>

    (原子力委員意見)

    <第4回・招へい者の意見発表>

    <第4回・自由討論>

    (原子力委員意見)

    <第5回・自由討論>

    <第7回・他の招へい者の所感>

    <第7回・自由討論>

    ┌─────────────────────────────────────┐
    │・基調発言において、廃棄物政策について長計通りにいかないのではという指摘が│
    │ あり、原子力委員より、現在専門部会、懇談会等で検討を進めているとの説明が│
    │ なされた。                               │
    │・これに関連して、原子力委員会の考え方は楽観的であるとの意見が出された。 │
    └─────────────────────────────────────┘
    
    (議事の概要)
    ┌─────────────────────────────────────┐
    │・放射性廃棄物の処分に関して、安全性、コストについて国民に充分説明するとと│
    │ もに、研究を進めデータを蓄積するべき。また、一般廃棄物との量の比較など質│
    │ の違うものとの比較は国民の理解を得られないという指摘がなされた。    │
    │・これに関連して、今後研究を進め、コストについても確実な試算をしていきたい│
    │ との意見が出された。                          │
    └─────────────────────────────────────┘
    
    (議事の概要)
    ┌─────────────────────────────────────┐
    │・廃棄物の問題は、我々の世代の責任としてまじめに考える必要があるが、原子力│
    │ の推進とは別に議論するべきであるとの意見が出された。          │
    │・一方、これに関連し、原子力の推進の是非に関わらず廃棄物の問題は難しい問題│
    │ であり、原子力の推進と別に議論する、しないの問題ではないとの意見が出され│
    │ た。                                  │
    └─────────────────────────────────────┘
    
    (議事の概要)

    <第8回・一般公募・原子力モニター参加者からの意見>

    <第8回・基調発言>

    <第8回・他の招へい者の所感>

    <第8回・自由討論>

    ┌─────────────────────────────────────┐
    │高レベル廃棄物については、貴重な成分が入っており、それを有効利用できる可能│
    │性があるため、将来的には、群分離、消滅処理の研究を進めることが重要との意見│
    │が出された。                               │
    └─────────────────────────────────────┘
    
    (議事の概要)

    <第9回・自由討論>

    ┌─────────────────────────────────────┐
    │・六ケ所核燃料サイクル施設における廃棄物の将来計画が不明確であるという意見│
    │ について、事務局より将来計画に関する事実関係が説明された。       │
    │・また、説明のあった事実関係について、地元でもよく説明し、青森の住民に安心│
    │ 感を与えるようにしてもらいたいとの意見があった。            │
    └─────────────────────────────────────┘
    
    (議事の概要)
    ┌─────────────────────────────────────┐
    │・バックエンド対策について、世代間の公平として我々が責任を持ってやるべきな│
    │ のかも含め、きちんとその方法について議論をするべきという意見が出された。│
    │・また、廃棄物については、世代責任の問題があり、きちんと対応するべきである│
    │ が、研究は産業界の利害と独立した機関でするべきとの意見がでた。     │
    └─────────────────────────────────────┘
    
    (議事の概要)

    <第10回・一般公募・原子力モニター参加者からの意見>

    <第10回・自由討論>

    ┌─────────────────────────────────────┐
    │高レベル放射性廃棄物の処分に関しては地球外の処分、他国へのお願いも考えては│
    │どうかという意見に関連して、                       │
    │・廃棄物の処分は自国ですることが基本であり、自国でできないから他国にお願い│
    │ するのは国際的な問題になりかねない。                  │
    │・宇宙での処分は、打ち上げのリスクを考えるとどの国の人にも賛成してもらえな│
    │ い。                                  │
    │との見解が示された。                           │
    └─────────────────────────────────────┘
    
    (議事の概要)
    ┌─────────────────────────────────────┐
    │原発からの廃棄物は国が責任を持って処分方法を確立するべき。30年近く努力は│
    │してきても、イメージすら示されていないし、どのくらい努力しているかも示され│
    │ないとの意見に関連し、原子力委員長より、                 │
    │・国としても全力を挙げて対応する。                    │
    │・努力している姿勢についても、もっと明確にご理解いただくような努力も必要。│
    │との意見が表明された。                          │
    └─────────────────────────────────────┘
    
    (議事の概要)
    ┌─────────────────────────────────────┐
    │高レベル放射性廃棄物の地層処分は、技術的に確立しておらずそのようなも   │
    │のを青森県に押しつけるのは問題との意見に関連して、原子力委員より、    │
    │・高レベル放射性廃棄物の永久処分として、専門家の間では地層処分が国際的に合│
    │ 意が得られている。                           │
    │・青森県に貯蔵している返還廃棄物は永久に置かれるものではない。      │
    │との意見が出された。                           │
    │また原子力委員長より、既に使用済燃料が存在することも踏まえ、全力を挙げてや│
    │らなければならないとの見解が表明された。                 │
    └─────────────────────────────────────┘
    
    (議事の概要)

    <第11回・自由討論>

    ┌─────────────────────────────────────┐
    │高レベル廃棄物問題について、国際協力が理解増進に寄与している欧米の例になら│
    │い、アジア地域でも日本が中心となった国際協力プロジェクトを考えてはどうかと│
    │の提案がされた。                             │
    └─────────────────────────────────────┘
    
    (議事の概要)

    4.原子力の安全確保と防災

    (1) 原子力の安全確保

    <第1回・招へい者の意見発表>

    <第1回・自由討論>

    (原子力委員意見)

    <第2回・招へい者の意見発表>

    <第2回・自由討論>

    <第3回・招へい者の意見発表>

    <第3回・自由討論>

    <第4回・招へい者の意見発表>

    <第4回・自由討論>

    (原子力委員意見) (モデレーター意見)

    <第5回・基調発言>

    <第5回・他の招へい者所感>

    <第5回・原子力委員意見>

    <第5回・自由討論>

    ┌─────────────────────────────────────┐
    │・社会的な活動の中には様々なリスクがあり、これをどう捉えるべきかという点に│
    │ ついて、リスクを客観的に把握した上での選択の問題として考えていかなければ│
    │ ならないとの考え方が示された。                     │
    └─────────────────────────────────────┘
    
    (議事の概要)
    ┌─────────────────────────────────────┐
    │・リスクを考える場合の問題点として、技術的にリスク評価による議論と社会的な│
    │ リスクに対する感覚にはギャップがあり、両者をどう関連づけていくかについて│
    │ 問題提起がなされた。                          │
    └─────────────────────────────────────┘
    
    (議事の概要)
    ┌─────────────────────────────────────┐
    │・リスク分析は、リスクを受ける人とベネフィットを受ける人の異なる場合、意味│
    │ がなく倫理に反するとの問題提起に対しては、リスクとベネフィットのバランス│
    │ を考える際には心理的な面と経済的な面とを区別して議論するべきで、心理的な│
    │ アプローチに対しては、この分析方法は十分意味があるものであり、また、経済│
    │ 的なリスクを考える場合にも、総合的に社会活動を捉えれば十分意義があること│
    │ が指摘された。                             │
    └─────────────────────────────────────┘
    
    (議事の概要)
    ┌─────────────────────────────────────┐
    │・リスクとベネフィットの客体が異なる例として、高レベル廃棄物の問題つまり「│
    │ 今の世代と次の世代」の観点があると指摘されたが、それについて原子力委員よ│
    │ り、廃棄物の問題を考える際には、「世代内の負担の公平」に加え、「世代間の│
    │ 公平」を十分確保できるようにというのが、OECDなどでも確認されている共│
    │ 通見解であることが示された。                      │
    └─────────────────────────────────────┘
    
    (議事の概要)
    ┌─────────────────────────────────────┐
    │・低線量被ばくの影響について未解決の問題があり研究を進めていくべきという指│
    │ 摘に対して、放射線防護の立場では、安全側にたってその影響を考慮しているが│
    │ 、今後とも十分に研究をするべきテーマであるとの考え方が示された。    │
    └─────────────────────────────────────┘
    
    (議事の概要)
    ┌─────────────────────────────────────┐
    │専門家と一般の受けとり方の違いは、提供者、媒体(マスコミ)、受け手にそれぞ│
    │れ問題があるという点に関して、                      │
    │・提供者については、一層の情報公開の促進することが重要であるとの考え方が示│
    │ されるとともに、広報のまずさや、国民的な議論の重要性が指摘された。   │
    │・媒体については、もっと技術を勉強し一般の人への通訳機能を果たすべき、受け│
    │ 手については原子力・エネルギーに関する教育をもっと充実されるべきという考│
    │ え方が示された。                            │
    └─────────────────────────────────────┘
    
    (議事の概要)
    ┌─────────────────────────────────────┐
    │・調査の結果、原子力発電は安全だけど怖いという人がたくさんいるという点に関│
    │ し、安心感を得るには、情報公開や安全の歴史・哲学の積み重ねにより、信頼感│
    │ を得ることが必要との考え方が示された。                 │
    └─────────────────────────────────────┘
    
    (議事の概要)
    ┌─────────────────────────────────────┐
    │・リスクに関係し、「原子力発電所を過疎地に建てるのは、これは原子力の立地自│
    │ 体がリスクを背負っていることを意味していると考えざるを得ない」という認識│
    │ については、原子力委員より、「東京に何故原子力発電所を建てないかは、様々│
    │ な要素がある。まず、土地代の問題。また、原子力施設の大きな事故の確率は0│
    │ でないため、受ける人口集団の線量を少しでも小さくという観点が一つ、そのた│
    │ めには、かなりの離隔距離が必要で、広い敷地が望ましいといった問題。さらに│
    │ 、冷却水の確保の問題や岩盤立地が基本の原子力にとって東京は地盤が悪いとの│
    │ 問題もある。」との認識が示された。                   │
    └─────────────────────────────────────┘
    
    (議事の概要)

    <第6回・基調発言>

    <第7回・基調発言>

    <第7回・自由討論>

    ┌─────────────────────────────────────┐
    │原子力、核燃料リサイクル政策は国策であると認識しているが、国策にふさわしく│
    │、安全についてきちんとした対応をするべきであるとの指摘がなされた。    │
    └─────────────────────────────────────┘
    
    (議事の概要)

    <第8回・一般公募・原子力モニター参加者からの意見>

    <第8回・基調発言>

    <第8回・他の招へい者の所感>

    <第8回・自由討論>

    ┌─────────────────────────────────────┐
    │「原発をなぜ東京に作らないのか」という国の考え方が20年前と変わっていると│
    │いう指摘に対して、原子力委員より立地審査指針の考え方については、20年前と│
    │基本的に変わっていないとの見解が示された。                │
    └─────────────────────────────────────┘
    
    (議事の概要)
    ┌─────────────────────────────────────┐
    │「原子力発電所を過疎地に建てるのは事故の被害を少なくするため」という考え方│
    │はおかしいという指摘に対し、原子力委員より、そのような考え方はないとの見解│
    │が示された。                               │
    └─────────────────────────────────────┘
    
    (議事の概要)
    ┌─────────────────────────────────────┐
    │原発の地震に対する安全性に不安があるという意見に対して、原子力委員より、原│
    │発の耐震問題については、阪神大震災の後、安全委員会を中心に積極的に取り組ん│
    │でおり、報告書を一般の方々に紹介する努力を進めているとの説明があった。  │
    └─────────────────────────────────────┘
    
    (議事の概要)

    <第9回・自由討論>

    ┌─────────────────────────────────────┐
    │・「もんじゅ」の事故については、徹底的に調査検討し、あらゆる角度から総点検│
    │ し安全性を確認するべきという意見がでた。                │
    │・これに関連して、原子力委員会から、規制当局、安全委員会でそのように進めら│
    │ れているとの認識が示された。                      │
    └─────────────────────────────────────┘
    
    (議事の概要)

    <第10回・一般公募・原子力モニター参加者からの意見>

    <第10回・自由討論>

    ┌─────────────────────────────────────┐
    │原子力の地下立地について一般参加者の意見に関連して、           │
    │・地下立地については、既に検討されており、メンテナンスがしにくいなどのデメ│
    │ リットがある割にはその安全面のメリットは少ないということになった。   │
    │・技術的な安全の観点からは効果は少ないが、それで安心感を得られると言うので│
    │ あれば、再検討してみることも必要。                   │
    │との意見が出された。                           │
    └─────────────────────────────────────┘
    
    (議事の概要)
    ┌─────────────────────────────────────┐
    │原子力の安全と安心について、                       │
    │・安全については、確立していると思われるが、今後とも事故ゼロに向けて努力す│
    │ ることが必要との意見が出された。                    │
    │・安心感を得るためには、事業者や原子力技術が信頼されることが不可欠であり、│
    │ 安全に対する取り組み、またその取り組みを含む様々な情報を一般の人にもわか│
    │ りやすく提供することなどが重要との意見が出された。           │
    │・また、安心に関連して、事故時の不正確な情報提供や、当初考えていた安全施設│
    │ を取りやめたり、原子力施設付近の断層を当初から教えてくれなかったりでは、│
    │ 不信感が生じるとの意見が出された。                   │
    └─────────────────────────────────────┘
    
    (議事の概要)
    ┌─────────────────────────────────────┐
    │原子力委員より原子力の安全審査についての、取り組み、考え方が示された。  │
    └─────────────────────────────────────┘
    
    (議事の概要)
    ┌─────────────────────────────────────┐
    │安全と安心に関連して、原子力防災対策や、廃炉対策への取り組みを国としてもき│
    │ちんとしてもらいたいとの意見が表明された。                │
    └─────────────────────────────────────┘
    
    (議事の概要)

    <第11回・自由討論>

    ┌─────────────────────────────────────┐
    │原子力発電所の立地に伴うリスクについて                  │
    │・リスクを公共的な立場で理解し合って、どう管理していくかを、議論していくべ│
    │ き。                                  │
    │・現実に工業文明を維持するためには、各種のリスクがあり、原子力発電所の立地│
    │ に当たっても、そのリスクが総体で比較してどれだけ増えるのかということが重│
    │ 要。                                  │
    │・原子力発電については、リスクを負担するもの、利益を受けるものの間にギャッ│
    │ プがあることが問題である。また、個人の問題である自動車事故とも根本的に違│
    │ うもの。                                │
    │との意見が出された。                           │
    └─────────────────────────────────────┘
    
    (議事の概要)

    (2) 防災問題

    <第2回・招へい者の意見発表>

    <第2回・原子力委員の総括的見解>

    <第3回・自由討論>

    <第5回・基調発言>

    <第5回・自由討論>

    <第8回・一般公募・原子力モニター参加者からの意見>

    <第8回・基調発言>

    <第10回・自由討論>

    (3) その他

    <第1回・招へい者の意見発表>

    <第2回・招へい者の意見発表>

    <第2回・自由討論>

    <第4回・招へい者の意見発表>

    <第4回・自由討論>

    <第6回・基調発言>

    <第7回・基調発言>

    <第8回・一般公募・原子力モニター参加者からの意見>

    <第8回・基調発言>

    <第8回・自由討論>

    ┌─────────────────────────────────────┐
    │・他国の原子力の安全性を把握するべきという意見に対し、中国の状況や事業者と│
    │ しての原子力協力の状況が説明された。                  │
    │・また、事務局からアジアにおける原子力の取り組みについて説明があった。  │
    └─────────────────────────────────────┘
    
    (議事の概要)

    <第11回・自由討論>

    ┌─────────────────────────────────────┐
    │・アジアの原子力発電所が増えるということは、リスクが日本周辺で増える。日本│
    │ が原子力発電所増設をやめることにより、アジアのエネルギー政策の転換に貢献│
    │ するべきとの意見が出された。                      │
    │・これに関連して、アジアの原子力発電所のリスクを下げていくのは我が国の責務│
    │ であり、将来の重要なエネルギーである原子力の安全確保について、今後ともど│
    │ う維持していき、どう世界に貢献していくかを考えることが重要との意見が出さ│
    │ れた。                                 │
    └─────────────────────────────────────┘
    
    (議事の概要)

    5.原子力の立地地域との交流・連携

    <第1回・招へい者の意見発表>

    <第1回・自由討論>

    <第2回・招へい者の意見発表>

    <第2回・自由討論>

    <第3回・招へい者の意見発表>

    <第3回・自由討論>

    (原子力委員意見)

    <第4回・招へい者の意見発表>

    <第7回・基調発言>

    <第8回・基調発言>

    <第8回・自由討論>

    ┌─────────────────────────────────────┐
    │・原子力の立地政策に関し、現在の利益誘導型の電源立地政策は時代遅れであると│
    │ の基調発言での意見に対し、原子力の立地地域では、地域振興策への取り組みを│
    │ 要請する声が強いのが事実であり、今後、関係者の意見を伺いつつ 検討を進め│
    │ ていきたいとの説明なされた。                      │
    │・これに対し、従来通り政策の経過説明をするようでは円卓会議の人気はなくなる│
    │ という意見が表明された。                        │
    └─────────────────────────────────────┘
    
    (議事の概要)

    <第9回・自由討論>

    ┌─────────────────────────────────────┐
    │現在の原子力政策は、国民全般の合意が必ずしも充分ではなく立地地域では対応に│
    │苦慮している。国民的な議論を踏まえ、改めて国民合意を図るべきとの意見が出さ│
    │れた。                                  │
    └─────────────────────────────────────┘
    
    (議事の概要)
    ┌─────────────────────────────────────┐
    │巻町の住民投票の結果について                       │
    │・十分時間をかけて議論した上のものであり、結果を率直に認めるべき。住民の理│
    │ 解不足というべきではない。                       │
    │・国策と地域との関わりをどのように考えるのかについて問題提起されたものと理│
    │ 解。立地地域だけの問題ではなく都会の人たちも共有の認識を持つべきことを問│
    │ いかけている。                             │
    │・エネルギーについてもっと本質的な問題を直接対話をできればもっと理解が進ん│
    │ だのではないか。                            │
    │・あのような問いかけに対してよく4割も賛成したというのが率直な感想    │
    │・自治体の長としては、住民を二分にすることがないような解決に努力するべき。│
    │との意見が出された。                           │
    │ また、原子力委員会からは住民投票の結果に関する委員長談話が紹介された。 │
    └─────────────────────────────────────┘
    
    (議事の概要)

    <第10回・一般公募・原子力モニター参加者からの意見>

    <第10回・自由討論>

    ┌─────────────────────────────────────┐
    │立地地域が誇りを持てるように、国は消費地に立地地域の痛み、国のエネルギー政│
    │策、原子力政策について理解させる努力をするとともに、恒久的、かつ地元の本当│
    │に役に立つ地域振興策を、全省庁一丸となって実施することをお願いしたいとの意│
    │見が示された。                              │
    │これに関連して、原子力委員長からは、立地地域が夢と誇りを持てるよう全力を尽│
    │くしていくとの見解が示された。                      │
    └─────────────────────────────────────┘
    
    (議事の概要)
    ┌─────────────────────────────────────┐
    │原子力委員より、原子力発電所の立地について、「アトムポリス構想」にあるよう│
    │に、原子力をどのようにコミュニティ形成に生かしていけるかを考えることが重要│
    │となっているとの意見が出された。                     │
    └─────────────────────────────────────┘
    
    (議事の概要)
    ┌─────────────────────────────────────┐
    │このような円卓会議を開催し政策を今一度振り返って考えようと言う時期に、新た│
    │な交付金を創設するのは疑問であるとの意見に関連して、まだ構想段階であるが、│
    │このような要望があることは事実。今後様々な意見を踏まえつつまとめていきたい│
    │と考えているとの見解が示された。                     │
    └─────────────────────────────────────┘
    
    (議事の概要)
    ┌─────────────────────────────────────┐
    │交付金制度は、地域自ら創造する力を阻害し、本当の地元振興にならないのではな│
    │いかという意見に関連して、原子力委員長より、電力の3割が原子力に依存してい│
    │る中、苦労をされている立地地域からの要望にお応えすることは間違っているとは│
    │思わないとの見解が表明された。                      │
    └─────────────────────────────────────┘
    
    (議事の概要)
    ┌─────────────────────────────────────┐
    │・東海村において、原子力施設との良好な関係にあるのは、原子力の研究機関があ│
    │ るからであり福井県においても安全文化に関わる研究機関などを充実させるのも│
    │ 一つの方法ではないかという意見が出された。               │
    │・これに関連して、嶺南地方にエネルギー関係の大学があってもいいとの意見が出│
    │ された。                                │
    │・また、原子力委員長より青森県において研究機関の充実を図ってきており、また│
    │ 、敦賀においても若狭湾エネルギー研究センターが来年スタートする段階。研究│
    │ 開発が地域産業おこしにつながるよう充実させていきたいとの意見が表明された│
    │ 。                                   │
    └─────────────────────────────────────┘
    
    (議事の概要)

    <第11回・自由討論>

    ┌─────────────────────────────────────┐
    │原子力発電所の立地について                        │
    │・巻の住民投票の結果は、従来の立地の手法が通用しなくなったことの端的な現れ│
    │ である。一度立地すれば、21世紀を通じて原子力から逃れられないのでは地域│
    │ はノーというのは当然。                         │
    │・東海村では原子力に対するアクセプタンスは高く、他の地域と何か根本的に違っ│
    │ ているとの気がする。                          │
    │・原子力の必要性は認めるが、近くに作るのは反対という傾向があり、そうであれ│
    │ ば、電力の需要の抑制についてどの程度の社会的な規制が可能かまで踏み込まな│
    │ ければ対応できない。                          │
    │との意見が出された。                           │
    └─────────────────────────────────────┘
    
    (議事の概要)
    ┌─────────────────────────────────────┐
    │立地地域が電気という特産品を生み出している拠点という誇りを持てる仕組みを考│
    │えることが必要との意見が出された。                    │
    │これに関連し、                              │
    │・原子力は地域の外側からの技術であり、特産品にはならない。地域を二分するよ│
    │ うな葛藤があることも踏まえ議論するべき。                │
    │・国は、これまでの原子力政策を反省し今後の方策を打ち出すべき。      │
    │との意見が出された。                           │
    └─────────────────────────────────────┘
    
    (議事の概要)
    ┌─────────────────────────────────────┐
    │六ケ所村が結局ゴミ処理場になってしまうのではないかという懸念と、それに対す│
    │る責任のとり方として、六ケ所村に首都機能を移転することが提案された。   │
    └─────────────────────────────────────┘
    
    (議事の概要)

    6.円卓会議の意義及び運営

    <第1回・招へい者の意見発表>

    <第1回・原子力委員の総括的見解>

    <第1回・自由討論>

    (原子力委員意見) (モデレーター意見)

    <第2回・招へい者の意見発表>

    <第2回・原子力委員の総括的見解>

    <第2回・自由討論>

    (モデレーター意見)

    <第3回・招へい者の意見発表>

    (モデレーター意見)

    <第4回・招へい者の意見発表>

    <第4回・自由討論>

    <第5回・自由討論>

    ┌─────────────────────────────────────┐
    │・円卓会議を聞き置く場にならないようにするべきという意見に対して、原子力委│
    │ 員より、きちんと検討しフィードバックするとの考えが示された。更にモデレー│
    │ ターより、議論の成果を的確に政策に反映させていくよう要請するとの考えが示│
    │ された。                                │
    └─────────────────────────────────────┘
    
    (議事の概要)

    <第6回・自由討論>

    ┌─────────────────────────────────────┐
    │・原子力政策円卓会議に関する資料の表現について、円卓会議の設置が『原子力政│
    │策を推進』との前提でなされたものと受け止められるとの指摘に対して、モデレー│
    │ターより、円卓会議では、原子力の推進という意味でなく、改廃を含めて議論する│
    │という解釈で、モデレーターを引き受けているとの見解が示された。      │
    └─────────────────────────────────────┘
    
    (議事の概要)

    <第7回・基調発言>

    <第7回・他の招へい者の所感>

    <第8回・基調発言>

    <第8回・他の招へい者の所感>

    <第8回・自由討論>

    ┌─────────────────────────────────────┐
    │・円卓会議の議論がどのように政策に反映されるかについて、円卓会議の発言者有│
    │ 志17名からの要望書が提出されたことに関し、原子力委員会から、     │
    │  ・円卓会議では結論に予断を持たず、審議をつくすことが基本       │
    │  ・政策に反映すべき事項が摘出された場合には、原子力委員会の専門部   │
    │    会、関係省庁などで具体的に検討する。               │
    │  ・既に要請のあった情報公開等については検討を進めている。       │
    │ との見解が示された。                          │
    │・また、モデレータから、個人的な見解として                │
    │  ・提言については、原子力委員会で充分検討してもらいたい。       │
    │  ・このような提言は、本来モデレータがするものであるが、それは難しい。ど│
    │  のような形で提言がされることがいいか、相談して対応していきたい。   │
    │ との見解が表明された。                         │
    └─────────────────────────────────────┘
    
    (議事の概要)

    <提言の説明>

    <原子力委員会>

    <モデレーター>

    <関連議論>

    <第9回・自由討論>

    ┌─────────────────────────────────────┐
    │円卓会議の議論のとりまとめやモデレーターの役割が不透明という意見が出された│
    │ことに対して、モデレーターより、                     │
    │・円卓会議の意見をとりまとめ原子力委員会に提言するのがモデレーターの役割 │
    │・モデレーターのあり方も含め、今後の円卓会議のやり方については検討していき│
    │ たい                                  │
    │との見解が表明された。                          │
    │  また、円卓会議はよく努力しているが、「国民の意見を聞いていない」という│
    │問題は常に残るので、別の形で議論を発展させることを考えてもよいとの意見が出│
    │された。                                 │
    └─────────────────────────────────────┘
    
    (議事の概要)
    ┌─────────────────────────────────────┐
    │他の発言者の意見を前もって提出してもらいその要点を説明してもらいたかったと│
    │いう意見が提出された。これに対して、モデレーターからフリーな議論を多くする│
    │観点や、出席者の準備時間の余裕がないことからこのようなやり方でしているとの│
    │説明があった。                              │
    └─────────────────────────────────────┘
    
    (議事の概要)
    ┌─────────────────────────────────────┐
    │議事の進行について、原子力委員の意見を聞きたいとの意見がでると原子力委員を│
    │指名するのではなく、ポリシーを持って議事を進め、原子力委員会には意見をまと│
    │め提言として出すべきとの意見が出されたことに対してモデレーターより、今回は│
    │原子力委員からの発言がなかったから求めたものであり、原子力委員会を追及する│
    │つもりはないとの説明がなされた。                     │
    └─────────────────────────────────────┘
    
    (議事の概要)

    <第10回・自由討論>

    ┌─────────────────────────────────────┐
    │円卓会議の出席者は推進派ばかりとの意見に対して、原子力委員長より、一般公募│
    │も抽選でしており、そのような恣意的な人選はしてないとの見解が示された。  │
    └─────────────────────────────────────┘
    
    (議事の概要)
    ┌─────────────────────────────────────┐
    │円卓会議の今後のあり方について                      │
    │・原子力に依らないエネルギー政策を議論する会議の設定してもらいたい。   │
    │・意見を聞きっぱなしでなく今後の政策に取り入れてもらいたい。       │
    │・これだけのメンバーを集め今後何回もやるのは困難なので、一度区切りをつけ、│
    │ 論点を絞るべき。                            │
    │・原子力委員が立地県を回ってやる形式にしてはどうか。           │
    │という意見がでた。                            │
    └─────────────────────────────────────┘
    
    (議事の概要)

    <第11回・自由討論>


    7.その他

    <第1回・招へい者の意見発表>

    <第1回・自由討論>

    <第2回・招へい者の意見発表>

    <第2回・原子力委員の総括的見解>

    <第3回・招へい者の意見発表>

    <第4回・招へい者の意見発表>

    (モデレーター意見)

    <第5回・基調発言>

    <第5回・他の招へい者所感>

    <第5回・自由討論>

    ┌─────────────────────────────────────┐
    │・原子力の行政組織に関して、原子力委員会及び原子力安全委員会を独立な機関に│
    │ するべきなどの意見があり、原子力委員から、現在の体制は昭和50年代前半に│
    │ 国会でも十分議論を経た上でなっており、特に安全委員会は構成員やこれまでの│
    │ 実績を見ても十分な第三者機関であると認めてもらうことが重要。しかし批判が│
    │ あることも事実でありそれについては、十分説明していくことが重要との認識が│
    │ 示された。                               │
    └─────────────────────────────────────┘
    
    (議事の概要)
    ┌─────────────────────────────────────┐
    │・原子力の問題についてじっくりと考えていくべきという意見が出されたのに対し│
    │ 、長い視野は必要だがあまりのんびりしていられず、まず教育が必要との意見が│
    │ 出された。                               │
    └─────────────────────────────────────┘
    
    (議事の概要)
    ┌─────────────────────────────────────┐
    │・国会をベースに立法的な改革等についても検討するべきという意見に対し、原子│
    │ 力委員より国会で原子力政策が議論されることは歓迎すると認識が示された。 │
    └─────────────────────────────────────┘
    
    (議事の概要)

    <第7回・基調発言>

    <第7回・自由討論>

    ┌─────────────────────────────────────┐
    │原子力の三原則が完全に保証されるように提言するという意見とともに我が国の原│
    │子力利用の精神は基本法の三原則に基づいてなされており、特に平和利用は徹底し│
    │ているとの意見が出された。                        │
    └─────────────────────────────────────┘
    
    (議事の概要)
    ┌─────────────────────────────────────┐
    │原子力推進体制について、                         │
    │・原子力委員会を廃止し、研究者の公選制による会議を設置すること      │
    │・原子力安全委員会は一定の権限を持たせた行政委員会とすること       │
    │・日本原子力研究所を国立研究所とすること                 │
    │・動燃事業団を廃止すること                        │
    │との意見が出された。                           │
    └─────────────────────────────────────┘
    
    (議事の概要)

    <第8回・一般公募・原子力モニター参加者からの意見>

    <第8回・他の招へい者の所感>

    <第9回・自由討論>

    ┌─────────────────────────────────────┐
    │大間に計画されているABWRを例に、原子力の開発手順への疑問が示された。 │
    └─────────────────────────────────────┘
    
    (議事の概要)

    <第10回・一般公募・原子力モニター参加者からの意見>

    <第10回・自由討論>

    ┌─────────────────────────────────────┐
    │エネルギー、原子力教育の必要性について一般参加者からの意見が出されたことに│
    │関連して、原子力委員長より、文部省もある程度やっており、教科書も公平な記述│
    │がされていると認識しているが、受験の関係もあり教育現場ではパスされてしまう│
    │こともある。その点については、科学教育学会総会でもお願いしているとの意見が│
    │出された。                                │
    └─────────────────────────────────────┘
    
    (議事の概要)
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