原子力委員会 9月の動き(1995年)


<委員会の動き>

 定例及び臨時会議

       第33回 原子力委員会臨時会議議事録

1.日 時  1995年9月1日(金)10:30〜
2.場 所  委員会会議室
3.議 題
   (1)平成8年度原子力関係経費の見積りについて
   (2)その他
4.審議事項
   (1)議事録の確認
      第32回原子力委員会定例会議議事録が了承された。
   (2)平成8年度原子力関係経費の見積りについて
      標記の件について、事務局から説明がなされ、審議の結果、原案の
     とおり決定し、内閣総理大臣あて報告することとした。


 
      第34回 原子力委員会定例会議議事録 1.日 時  1995年9月5日(火)10:00〜 2.場 所  委員会会議室 3.議 題    (1)米国原子力学会の動向について    (2)その他 4.審議事項    (1)議事録の確認       第33回原子力委員会臨時会議議事録(案)が了承された。    (2)米国原子力学会の動向について       標記の件について、事務局から米国原子力学会が8月にとりまとめた      特別パネル報告「プルトニウムの防護と管理」の主な内容について報告      があった。
       第35回 原子力委員会定例会議議事録 1.日 時  1995年9月12日(火)10:00〜 2.場 所  委員会会議室 3.議 題    (1)高レベル放射性廃棄物処分への取組み等の決定について    (2)原子力委員会専門委員の変更について    (3)その他 4.審議事項    (1)高レベル放射性廃棄物処分への取組み等の決定について       標記の件について、事務局から説明がなされ、審議の結果、原案の      とおり決定された。    (2)原子力委員会専門委員の変更について       標記の件について、事務局から説明がなされ、了承された。
       第36回 原子力委員会臨時会議議事録 1.日 時  1995年9月22日(金)10:30〜 2.場 所  委員会会議室 3.議 題    (1)動力炉・核燃料開発事業団大洗工学センタの原子炉施設の設置変更      (重水臨界実験装置及び高速実験炉原子炉施設の変更)について(答申)    (2)日本原子力発電株式会社敦賀発電所の原子炉施設の設置変更(1号原      子炉施設の変更)について(諮問)    (3)浦野大臣の第39回IAEA総会出席等について    (4)その他 4.審議事項    (1)議事録の確認       第34回原子力委員会定例会議議事録(案)及び第35回原子力委員      会定例会議議事録(案)が了承された。    (2)動力炉・核燃料開発事業団大洗工学センターの原子炉施設の設置変更      (重水臨界実験装置及び高速実験炉施設の変更)について(答申)       平成6年11月2日付け6安(原規)第9号(平成7年7月13日付      け7安(原規)第189号をもって一部補正)をもって諮問のあった標      記の件に関する核原料物資、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律      第26条第4項において準用する同法第24条第1項第1号、第2号及      び第3号(経理的基礎に係る部分に限る。)に規定する基準の適用につ      いては妥当なものと認め、内閣総理大臣あて答申することとした。      注)本件は、重水臨界実験装置においては、未臨界度測定実験の実験範       囲の拡大のため、原子炉本体及び計測制御系統施設の一部改造を行う       ものであり、高速実験炉原子炉施設においては、照射性能の向上のた       め、原子炉本体、原子炉冷却系統施設及び計測制御系統施設の構造及       び設備を変更し、熱出力は140MWに上昇させるものである。    (3)日本原子力発電株式会社敦賀発電所の原子炉施設の設置変更(1号原      子炉施設の変更)について(諮問)       平成7年9月6日付け7資庁第7567号をもって通商産業大臣から      諮問を受けた標記の件について、通商産業省から説明がなされ、引き続      き審議することとした。      注)本件は、1号炉の放射性廃棄物施設のうち、一部の設備を撤去する       ものである。    (4)浦野大臣の第39回IAEA総会出席等について       標記の件について、事務局から、浦野大臣の1995年9月13日(      水)から9月20日(水)までの8日間のスウェーデン及びオーストラ      リアへの海外出張における第39回IAEA総会での政府代表演説並び      にスウェーデン・タム教育大臣、IAEA・ブリックス事務局長、フラ      ンス・デスカタ原子力庁長官、韓国・鄭科学技術処長官及び米国・オレ      アリ・エネルギー省長官との会談の概要等について報告があった。
       第37回 原子力委員会定例会議議事録 1.日 時  1995年9月26日(金)10:30〜 2.場 所  委員会会議室 3.議 題    (1)伊原委員長代理の海外出張報告について    (2)その他 4.審議事項    (1)議事録の確認       第36回原子力委員会定例会議議事録(案)が了承された。    (2)伊原委員長代理の海外出張報告について       伊原委員長代理及び事務局から、伊原委員長代理の1995年9月1       6日(土)から9月25日(月)までの10日間にわたるオーストラ       リア、フランス及びスイスへの出張に関し、第39回IAEA総会出       席、浦野大臣とIAEA・ブリックス事務局長との会談への同席及び       フランス・デスカタ原子力庁長官との会談、フランス原子燃料サイク       ル会社(COGEMA)のラ・アーグ再処理工場の視察及び意見交換       並びにスイス放射性廃棄物管理協同組合(NAGRA)のグリムゼル       研究所の視察及び意見交換の概要について報告があった。
       第38回 原子力委員会臨時会議議事録 1.日 時  1995年9月29日(金)10:30〜 2.場 所  委員会会議室 3.議 題    (1)日本原子力研究所東海事業所の原子炉の設置変更(放射性廃棄物の廃      棄施設、FCA施設、STACY施設及びTRACY施設の変更)につ      いて(諮問)    (2)その他 4.審議事項    (1)議事録の確認       第37回原子力委員会定例会議議事録(案)が了承された。    (2)日本原子力研究所東海事業所の原子炉の設置変更(放射性廃棄物の廃      棄施設、FCA施設、STACY施設及びTRACY施設の変更)につ      いて(諮問)       平成7年9月14日付け7安(原規)第174号をもって諮問を受け      た標記の件について、科学技術庁から説明がなされ、引き続き審議する      こととした。       注)本件は、放射性廃棄物の廃棄施設について、廃棄物保管対の保管        能力を増すために、解体分別保管棟を設置するとともに、廃棄物保        管棟・2の廃棄物保管体の保管能力を増すこと、雑固体廃棄物を解        体するためのエリアとして、解体分別保管棟内に解体室を設置する        こと。         FCA施設について、窒化物燃料を模擬した炉心を構成するため        に、その模擬物質として、含窒素化合物(窒化アルミニウム)を使        用すること。         STACY施設については、プルトニウム硝酸水溶液等の原料と        して入手するウラン・プルトニウム混合酸化物中のウランを天然ウ        ランから劣化ウランに変更することに伴い、STACY施設におけ        る燃料体の最大そう入量、燃料材の種類、粉末燃料貯蔵設備の貯蔵        能力及びTRACY施設と共用する溶液燃料貯蔵設備の能力を変更        するものである。